深田久弥を偲んで茅ヶ岳へ。(茅ヶ岳~金ヶ岳縦走)
- GPS
- 03:54
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 956m
- 下り
- 890m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。 枯葉が滑る…。 |
その他周辺情報 | クララ館で立ち寄り湯 |
写真
感想
深田久弥を偲んで茅ヶ岳へ。(茅ヶ岳~金ヶ岳縦走)
天気予報を見ているとあちこち微妙な中で、茅ヶ岳がピンポイントで良さそう!ということで、深田久弥氏の終焉の地、茅ヶ岳に行ってきました。
茅ヶ岳までのアクセスは都内からはかなり楽です。まずは新宿から17:00発の特急あずさに乗り込みます。そこから韮崎駅まで行ったら山梨峡北交通のバスに乗り換えて、深田記念公園まで。乗り換えたったの一回。バスの時間も20分程度で、かなり楽ちんですね。
深田記念公園に着いたら、かるくおにぎりを食べて、登山の準備。
早速スタートです。茅ヶ岳に関しては登山道の詳しい情報があまり見つからなかったので、たぶん歩きやすいんだろうなと思いつつ進んでいきます。
うん、これは歩きやすい。だいぶ枯れかかってはいますが紅葉も綺麗です。しばらくは、谷になっている箇所をひたすら登っていく感じです。途中までは、斜度もそれほどきつくはなく歩きやすいです。
女岩を過ぎたあたりから、斜度がキツくなってきます。山頂に近づくにつれて細い尾根のようなところを辿っていく感じですね。
山頂少し手前に、深田久弥氏が亡くなった場所があり、小さな石碑が立っています。
人生を山に捧げた深田久弥氏に手を合わせて、その功績に感謝します。私も百名山、スローペースで登ってます。
最後の頑張りで山頂へ。山頂からはよい景観です。北東瑞垣山、金峰山方面が綺麗に見えます。向こうも雲がかかってないようで、この一帯天気に恵まれていますね。風強そうだけど。
西には、甲斐駒ヶ岳をはじめとした南アルプスの峰々。こちらはまあまあ雲がかかっています。
北には、八ヶ岳なのですが、こちらは木々が邪魔して見えにくい。せっかく雲がかかっていないのに…。
山頂はまずまず広いので、こちらで行動食をいただいて休憩します。他の方々も思い思いに山頂で食事をしたり楽しい時間を過ごしているようです。
今日は全体的に、天気が荒れてきていて風が強いはずですが茅ヶ岳は山頂でも風も弱く過ごしやすい天候です。ありがたい。
かるく休憩をとったら、次のピーク金ヶ岳への縦走です。
とはいえ、このルートは稜線を気持ちよく縦走するというより、少し降って、また山を登り返すといった方が適当な表現です。茅ヶ岳まで
登った後の登り返しはなかなかにしんどかったです。
息を切らしながら、なんとか金ヶ岳山頂へ!
こちらも見晴らしは悪くないですが、気に囲まれて見える方位も限られています。圧倒的に茅ヶ岳の方が展望には恵まれていますね。山頂も茅ヶ岳の方が広いです。
標高は、茅ヶ岳よりも金ヶ岳の方が600mほど高いのですが、このあたりの差が茅ヶ岳が200名山に選ばれている理由なのでしょうね。
金ヶ岳の展望を堪能したら、下山になります。
行きが楽だったので、下山も楽かなと思ったのですが、このルートなかなか曲者です。
まず上部はかなり痩せ尾根になっていて、スリルがあります。万が一にも落ちないように気をつけると自然にペースが落ちます。途中ロープなどもありましたね。
痩せ尾根地帯をクリアしたら、今度は大量の枯葉!これがまた滑る。まあ、枯葉については、時期の問題で茅ヶ岳に限ったことではないんですが…。
滑って3回ほど転びました。これもまた怖くてスピードが出せません。
枯葉大量地帯を超えてからは、だいぶ楽な登山道になりました。スムーズに登山口まで下山。
ですが、登山口のキャンプ場から最寄りのバス停まで30分ほど舗装道路を歩く必要があります。これ、面倒だなーと思ってたんですが、歩いてたら畑の向こうに、めっちゃ綺麗に八ヶ岳が見えます!赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠山がずらりと!また、正面には、雲で少し隠れていますが甲斐駒ヶ岳がどーんと!
この景色は、相当素晴らしいですね。下手したら山頂からの景色よりよいかも…。
ということで最後まで大満足の茅ヶ岳でした。
下山後は、クララ館の温泉で汗を流して、甲府に寄って、美味しいほうとうをいただいて、行きと同じく特急で新宿まで戻りました。
なんというか茅ヶ岳は、尖った特徴はないけど、歩きやすいし、山頂の景色も良いし、優等生の山という印象を受けました。
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