小雪舞う尼ヶ禿山へ地形確認とキノコ探索

2023年11月11日(土) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 9.4km
• 登り: 447m
• 下り: 451m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:41
• 合計: 5:43

7:59 玉原高原センターハウス
10:59 11:02 尼ヶ禿山
11:39 12:14 尼ヶ禿山登山口
13:24 13:26 玉原湿原
13:31 13:31 玉原湿原入口
13:34 13:35 ぶなの湧き水
13:41 13:41 玉原高原センターハウス
13:42 ゴール地点

天候

みぞれ〜小雪　風強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

本日は玉原にやってきました　
センターハウスはみぞれまじりの小雨が降ってます

正面に尼ヶ禿山を見る

玉原湖　
沼田方面は明るいです

調整池

湖畔周回路を歩く

第1キノコはムキタケ　
期待したけどこの後は出てませんでした

尼ヶ禿登山口

道標が新しくなってました

両方ツキヨタケです　
個体によって色が違うが左のはムキタケやヒラタケと間違えそう

ナメコ発見　
でも数は少ない

少ないナメコを採取するT氏

小雪がちらついて笹にも積もってきました　
風も強くて寒い・・

迦葉山分岐　
ここからルートを外れて西側にある凹地を見に行きます

ルートを外れたらブナハリタケを発見　
あまり状態は良くない

状態のいいブナハリを採取するT氏

斜面を下って行きます　
全体的にくぼんでるのが分かるが思ったより大規模

地形図ではここ　
昔から気になっていた場所です

大岩が出てきた

凹地の底から稜線を見上げる　　
深い笹ヤブの中でよく分からないが、周りより10m以上もくぼんでます

凹地の底には岩塊　
水は溜まっておらず湿地にもなってないので雨水は岩の隙間から地中にしみこんでいると推測

で、チャナメツムタケを発見　
状態が良くて食べごろだけど見つけたのはこの場所だけでした

送電線鉄塔

巡視路の印

しっかりした巡視路がありました

稜線を見上げる　
崖になってるのであの凹地はおそらく地滑りでできたものと推測

所どころピンクテープあり

登山道復帰しました　
道標はクマさんにかじられちゃってますね

ツキヨタケです　
他のキノコはないのにツキヨタケだけは豊作のようです　
そもそも本来ならツキヨタケが出る季節ではない

クリタケ群生　
今日よく見たのはツキヨとクリタケ

形の良いクリタケを発見

ガスの向こうに尼ヶ禿山頂が見えた

山頂とうちゃこ

雪がちょっと付いてる三角点

手袋取ってタッチ　
11回目の尼ヶ禿山頂です

下界は真っ白

写真には写らないけど、左から右に小雪が飛んでます

以前ナメコがたくさん出た倒木を見たが何も出てません

【参考】3年前の11月はこんなに出てました

鉄塔

草むらに隠れるように出ていたキナメツムタケ

ヌタ場

ブナハリたくさん出てます　　
ブナハリタケも本来この時期に群生するキノコではない

ナメコを見つけたけどもう傷んでました　
残念😭

沢沿いでキノコを探しながら下るがほとんど出てません

湿原経由で帰ります

すっかり冬枯れの玉原湿原

自然環境センターも今は無人

ぶなのわきみずは枯れないなぁ

今日も怪我無く無事帰還　
結局天気は回復しませんでした

帰路、ナメコセンターに寄りました　
ちょっとしか離れてないのに、こちらはいい天気です

感想

こたっきー

晩秋のキノコ採りの季節ですが、大きなな戦力である相方が半月板をやっちまいまして、今月いっぱいくらい三食昼寝付き＋介護リハビリ付きの旅に出ております。このご時世、面会とかも厳しく制限されておりまして、こちらとしても特にやることがない。
で、玉原の様子でも見に行こうと思っていたところ、友人T氏がまだ尼ヶ禿山に行ったことがないというので、二人でキノコ状況を見ながら尼ヶ禿方面をぐるっと廻ってみました。
今日はもうひとつ、ヤブ歩きついでに尼ヶ禿の近くにある凹地の確認もしてみようという算段です。

天気予報は微妙で、現地に着くとみぞれまじりの小雨。少しばかり期待していたキノコだが条件も良くなくて、本命のナメコは過去に実績のある倒木もほとんど出ておらず、出ているのも古くなってたりして全然ダメ。他のキノコも思ったより出が悪く、なぜかこの時期はもう終わっているはずの毒キノコ代表ツキヨタケばかりが目につきました。やっぱり不作だな〜、異常気象のせいかな〜、と半分ボヤいて終了。
せっかく登った尼ヶ禿の山頂も真っ白な世界で、T氏にあの絶景を見せられなかったのが残念であります。

凹地は地形図に描かれていて前々から気になってたのだが、思ったより大きくてヤブに覆われ、底には大岩があったりして意外とすごい場所でした。全体的には地滑り地形なので尼ヶ禿山の南側の山体がその昔大規模に崩落してその土砂が流れた際に出来た凹みではないかと推測。
こうして地形図から読み取った地形を実際に見ながら歩くのも面白いです。