山行記録: 両神山（レスキュー現場に遭遇）

記録ID: 6168969

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

奥秩父

両神山（レスキュー現場に遭遇）

2023年11月11日(土) [日帰り]

埼玉県

nekoyang25

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 07:33
距離: 10.3km
登り: 1,670m
下り: 1,670m

アクセスを調べる my出発地登録

標高グラフを拡大

歩くペース

速い

0.7～0.8

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 6:17
休憩: 1:16
合計: 7:33

距離 10.3km 登り 1,670m 下り 1,672m

8:45

5分

日向大谷口バス停

8:50

8:51

33分

民宿両神山荘

9:24

9:30

52分

会所

10:22

10:25

25分

両神八海山

10:50

10分

弘法之井戸

11:00

11:28

9分

清滝小屋

11:37

11:38

32分

鈴が坂

12:10

12:16

7分

横岩

12:23

39分

両神神社

13:02

13:15

21分

両神山

13:36

9分

両神神社

13:45

13:50

16分

横岩

14:06

7分

鈴が坂

14:13

14:15

10分

清滝小屋

14:25

30分

弘法之井戸

14:55

15:02

39分

両神八海山

15:41

30分

会所

16:11

16:12

3分

民宿両神山荘

16:15

16:18

0分

日向大谷口バス停

16:18

ゴール地点

天候	少し雲がある晴
過去天気図（気象庁）	2023年11月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バス最寄り駅：三峰口駅三峰口駅（07：48）から小鹿野町営バスで日向大谷に到着（08：50） 08：50時点で駐車場はほぼ満車でした。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	会所を超えたあたりに登山道が崩れている個所があり、危険でした。また、全体的に沢沿いの登山道が狭く、かつすぐ横は急斜面で、さらに落葉で滑りやすい状況だったので、注意が必要です。道もぼんやりとしていてわかりにくく、しっかりと進行方向を見定める必要があります。
その他周辺情報	最寄り駅である三峰口駅には特になにもなし。少し行った西武秩父駅には温泉や飲食店などが揃っています。

写真

スライドショーで見る

三峰口駅の様子。片田舎の駅と言った風情で閑散としています。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

三峰口駅の様子。片田舎の駅と言った風情で閑散としています。

町営バスの中。片道1車線の道をひたすら進みます。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

町営バスの中。片道1車線の道をひたすら進みます。

両神山登山口の駐車場。ほぼ満車です。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

両神山登山口の駐車場。ほぼ満車です。

民宿の横を通って登山口へ。登山口のすぐそばという好立地のため、ここに前泊または下山後に泊まってみるのも面白いかもしれません。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

民宿の横を通って登山口へ。登山口のすぐそばという好立地のため、ここに前泊または下山後に泊まってみるのも面白いかもしれません。

いろんな注意喚起があり、危険な山だという認識が高まり、緊張感が増しました。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

いろんな注意喚起があり、危険な山だという認識が高まり、緊張感が増しました。

紅葉が一部残っていて綺麗です。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

紅葉が一部残っていて綺麗です。

沢には川魚もいました。きれいな清流です。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

沢には川魚もいました。きれいな清流です。

この山は古くから信仰の対象ということで、その形跡が随所に見られます。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

この山は古くから信仰の対象ということで、その形跡が随所に見られます。

ここは登山道が崩落しているので通行には細心の注意が必要です。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

ここは登山道が崩落しているので通行には細心の注意が必要です。

清滝避難小屋に到着。非常にしっかりとした作りです。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

清滝避難小屋に到着。非常にしっかりとした作りです。

内部もしっかりとしています。ここに宿泊するのも面白いでしょう。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

内部もしっかりとしています。ここに宿泊するのも面白いでしょう。

小屋の近くには休憩できる場所と、なんと水洗トイレ（無料）があります。インフラは十分です。水場は少し遠いですが。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

小屋の近くには休憩できる場所と、なんと水洗トイレ（無料）があります。インフラは十分です。水場は少し遠いですが。

清滝小屋を超えたあたりから尾根に上ります。俺を登り切ったあたりに両神神社があります。山頂までもう少しです。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

清滝小屋を超えたあたりから尾根に上ります。俺を登り切ったあたりに両神神社があります。山頂までもう少しです。

山頂の様子。山頂で食事をとっている人もいましたが、狭いです。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

山頂の様子。山頂で食事をとっている人もいましたが、狭いです。

山頂からの眺め①

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

山頂からの眺め①

山頂からの眺め②

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

山頂からの眺め②

山頂からの眺め③

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

山頂からの眺め③

山頂から八丁峠方面を見る。見るからに峻険です。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

山頂から八丁峠方面を見る。見るからに峻険です。

私の真上をレスキューヘリがホバリング。ダウンウォッシュがすごく、立っていられないほどでした。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

私の真上をレスキューヘリがホバリング。ダウンウォッシュがすごく、立っていられないほどでした。

不思議な彫像も。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

不思議な彫像も。

民宿「両神山荘」の駐車場には、消防や埼玉県警の山岳警備隊の車両が止まっていました。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

民宿「両神山荘」の駐車場には、消防や埼玉県警の山岳警備隊の車両が止まっていました。

装備

個人装備	長袖シャツ Tシャツソフトシェルタイツズボン靴下グローブ防寒着雨具ゲイター日よけ帽子着替え靴ザックザックカバー昼ご飯行動食非常食調理用食材飲料コッヘル食器調理器具ライター地図（地形図）笛計画書ヘッドランプ GPS 筆記用具ファーストエイドキットロールペーパー保険証携帯時計タオルストックカメラポールシェラフ

感想

nekoyang25

【全般】
コースタイムを元に算定した結果、日没までに下山できない計画であったため、当初は清滝避難小屋に宿泊する予定でした。
しかし、実際に歩いてみると計画よりもかなり早く行動することができました。復路の途中で再度見積もってみたところ、このぺースであれば日没までの下山及び最終バスにも間に合うと思い、下山することにしました。
結果、その通りに下山できました。
そうしたわけで、当初は宿泊の予定だったため、60リットルのザックにシュラフやマット、クッカー等をもって合計で12キロ程度の荷物でしたが、結果的にはこれらは不要でした。まあ、備えあれば憂いなしというか、あくまでコースタイムを元に計画を立てるべきだと思ったので、これは結果オーライかなと前向きにとらえています。
【山行の細部について】
天気は少し雲がある程度の晴で、視界もよく、特に問題はありませんでした。
しかし、稜線に出てからは風が比較的強く、気温も昨日と比べて低かったため、かなり寒く感じました。本来であれば、山頂から少し進んで前東岳あたりまで行こうと思っていたのですが、風が強い中で岩場を歩くのは危険だと思い、今回は山頂で引き返しました。八丁峠は山頂から見ているだけでもかなり峻険な地形で、見るからに難易度が高そうでした。私のような初心者が単独で行くべきルートでないことは一目瞭然だったため、いつか経験者と一緒に行けたらいいなと思いました。
【遭難レスキューについて】
往路、鎖場から降りるのにかなり苦戦している一行とすれ違いました。中でも、ご高齢の男性は鎖を降りる際、「足をつった」と発言されておりました。
ちょっと気になりましたが、若い男性もパーティーにいたので、その時はそのまま通り過ぎました。
そして頂上の上った後の復路、山中で捜索救難活動に駆け付けた消防のヘリと遭遇しました。その真下には、救助要請をした人たちがいました。
すると、要救助者はなんと、往路ですれ違ったあのご高齢の男性でした。顔は真っ青になり、アルミシートを身にまとっていらっしゃいました。
私はそれを見て、ご一行の一人に、「何かお手伝いできることはありますか？」と聞きましたが、その男性からは「もうヘリがきますし、人数もいるので大丈夫です」という回答を得ましたので、私はしばらくその場で様子を見たのちに下山しました。
バスで一緒になった他の登山者の方によれば、この日はそのご高齢男性を含む3人のヘリ輸送があったそうで、うち1人は滑落ということでした。
両神山は遭難が多い山と聞きます。山行には注意が必要だと改めて感じました。
他山の石として、私はその日のうちに山岳保険に加入しました。