OMM JAPAN 2023 北八ヶ岳 Straight A
- GPS
- 13:29
- 距離
- 55.6km
- 登り
- 2,812m
- 下り
- 2,767m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:53
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:36
天候 | Day1:晴れ Day2:曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中部横断自動車道 八千穂高原ICより |
その他周辺情報 | 前日の昼食:イタリアンレストランペスカ http://nakagomi.jp/pesca/ 前日の夕食と温泉:ガトーキングダム小海(バイキングと温泉) https://koumi.gateauxkingdom.com/ レース後の温泉:アクアリゾート清里 天女の湯 https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/stay/p5_5022.html レース後の夕食:萌木の村ROCK https://rock1971.jp/ |
写真
装備
備考 | shirotankyu…BW:5.1kg、FW:0.5kg、WW:2.0kg TotalWeight:7.6kg shirotankyu2…BW:4.3kg、FW:0.7kg、WW:1.0kg TotalWeight:6.0kg |
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感想
今年10周年の記念大会となったOMM(オリジナル・マウンテン・マラソン)に参加した。毎年晩秋に開催される1泊2日の山岳レース。参加者は二人でペアを組み、1泊2日に必要なテント、寝具、食料、水分などの全てをザックに背負って挑む。途中補給できるのは1泊する野営地での水のみだ。それ以外は全て背負わなければならない。山岳地帯の地図を読み取り、コンパスを駆使して目的地を目指すため、登山の経験や体力、ナビゲーションスキルが不可欠だ。
コースは2種類。地図上に記されたCPを指定された順に制限時間内に回り、所要時間を競うオリエンテーリング形式のストレートコース。地図上に記されたCPを制限時間内に自由に回り、各CPに付けられた得点の合計を争うロゲイニング形式のスコアコース。さらにストレートコースは、ELITE、A、Bの3つのカテゴリ、スコアコースはLong、Mediumの2つのカテゴリが用意されている。レースは1日目、2日目の2回行い、2日間の合計で総合順位が確定する。
OMMは8回連続参加。今年参加のstraight Aは3回連続だ。すべてのコースの中で2番目に過酷なコース設定で、初めてstraight Aに出たときは制限時間に間に合わず惨敗、2回目は完走、そして今回3回目。昨年、自分たちの体力では2回迷うと制限時間にゴールできないなと感じていた。なので今年は日頃のランニングや登山に加えてトレランレースにも参加してきた。さらにナビゲーションスキル講習や検定で、地図読みのスキルも付けてきた。それを生かして余裕をもってゴールできるだろうか。ドキドキでいっぱいだった。
自分たちの初日のスタート時刻は9時台だった、2組ずつ1分間隔でスタートするウェーブスタート形式でstraight Aは120組くらいスタートする。早いペアは8時にスタートだ。まてよ、9時ってことは、制限時間9時間めいいっぱいかかってしまったら日没じゃないか…。ちょっと不安だ。
そんなことを考えてもスタートして突き進むしかない。スタート1分前に地図を受け取り、現在位置を確認してからCPの位置を確認していく。あー、これは大変だ。道を歩いていたら時間かかりすぎる。藪漕ぎ必須だ。谷と尾根が幾重にも続いているから標高の無駄な上げ下げを避けるルート選択も必要だ。分かっていた。分かっていたからナビゲーションスキルを付けてきた。と思っている間に1分が過ぎてスタートのブザーが鳴ってしまった。
いけー!と走り出すところだが、ここはスタートの記念撮影だ!!パシパシ撮影していたら、次の二組がスタートしていた…。時間のロスだけど楽しみたいので写真も大事だ。
straight Aに出る人は体力も走力もあるので多少遠回りしても制限時間に間に合うけど、力の劣る自分たちは地図読みで時間を巻きたいと思っていた。フィールドに飛び出し、CPを目指してみると、ナビゲーションスキルを付けた成果をかなり実感することができた。地図を整地することで、自分が進んでいる道が合っているか、現在位置はどこかなど把握することができ、道を外れて藪に入り込むときには地図と周りの地形を確認することで正確性が増していた。藪の中ではコンパス直進講習の成果があって迷いなく目的の場所へ進むことができた。
体力も昨年より付いた実感はあったけど、ナビゲーションスキルが思った以上についていたようで、昨年より1時間も早い時間でゴールできた。もちろん明るいうちにだ。昨年とフィールドが異なるので単純に比較はできないけどものすごく嬉しかった。
2日目は、とにかく登って登って登らされ、そこへ初日の疲れが上乗せされて、随所で足が止まってしまい、これ時間に間に合うか?と何度も思ってしまった。またまだ体力付けなきゃな感じだ。それに、疲れると地図読みが甘くなることが分かり、ミスする場面もあった。ただ、ミスしても足を止めれば、何故そうなったか?じゃあ現在位置はどこか?を把握することができたので、じゃあこう行けば目的地に着くよね、とナビゲーションできた。昨年は、あれ?ここはどこだ?ここにいるはずなんだけど?とオロオロしたけど、そんなこともなくリカバリーできて、自分たち進歩したんだなぁ、と実感できた。
2日間トータルで昨年より早い時間でゴールできた。リザルトを見ると4割近くのペアがゴールできない過酷な状況の中、なんと、混合ペアではトップ10入りだった。完走が目標でそれが達成できただけで嬉しくてしょうがないのに、結果もついてくるなんて。
OMMが終わってしまうと、いつもOMMロスになってしまう。来年までどんな準備をしよう。来年もいっぱい楽しみたいな。
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