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記録ID: 6177490
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ハイキング
朝日・出羽三山

藤沢川 偵察 (頭布山北西山麓)

2023年11月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:46
距離
6.8km
登り
321m
下り
307m

コースタイム

日帰り
山行
4:29
休憩
0:18
合計
4:47
6:31
51
管理用道路ゲート
7:22
7:25
28
治山運搬路終点
7:53
7:53
10
ゴルジュ引返し地点
8:03
8:10
62
左岸尾根取付(高巻開始)
9:12
9:18
22
カンニャゴエ西沢出合(高巻終了)
9:40
9:41
13
ナベクラ沢出合
9:54
9:55
53
カンニャゴエ西沢出合(高巻開始)
10:48
10:48
30
左岸尾根取付(高巻終了)
11:18
管理用道路ゲート
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
藤沢川は秋の平水でも水量は比較的多く流れが速い。最終砂防ダムの先にゴルジュ区間あるがその先は420m地点まで開けており遡行は容易。
大峰・頭布山へのバリエーションルート(元サイズ)
・桃:市村境尾根
・橙:藤沢川遡行(今回偵察)&大峰西尾根
  「山岳渓流地図」(関川村)
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大峰・頭布山へのバリエーションルート(元サイズ)
・桃:市村境尾根
・橙:藤沢川遡行(今回偵察)&大峰西尾根
  「山岳渓流地図」(関川村)
右上のゲート(管理用道路)を進み藤沢川上流へ。正面の舗装道は藤沢川の工事現場、左は現場詰所、右は路肩スペース。(土日は休工中)
右上のゲート(管理用道路)を進み藤沢川上流へ。正面の舗装道は藤沢川の工事現場、左は現場詰所、右は路肩スペース。(土日は休工中)
管理用道路を徒歩で進む
管理用道路を徒歩で進む
淀沢(ヨドソ)に架かる橋
淀沢(ヨドソ)に架かる橋
光兎山を水源とするヨドソ
1
光兎山を水源とするヨドソ
最初は薮がなく歩きやすい
最初は薮がなく歩きやすい
治山運搬路に入る
治山運搬路に入る
藤沢川の砂防堰堤を見下ろす
藤沢川の砂防堰堤を見下ろす
徐々に谷が狭まってくる藤沢川
1
徐々に谷が狭まってくる藤沢川
徐々に荒れて薮化する道路 ササラ沢を横断
徐々に荒れて薮化する道路 ササラ沢を横断
滝となって落ちるササラ沢
1
滝となって落ちるササラ沢
このあたりは完全に廃道状態
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このあたりは完全に廃道状態
崖っぷちが治山運搬路の終点
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崖っぷちが治山運搬路の終点
崖の縁から藤沢川を見下ろす 左の対岸尾根が町村境稜線へのルート。突き当りがゴルジュ入口。
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崖の縁から藤沢川を見下ろす 左の対岸尾根が町村境稜線へのルート。突き当りがゴルジュ入口。
最上流にある砂防ダム この斜面を下り河原へ
最上流にある砂防ダム この斜面を下り河原へ
すぐに現れるゴルジュ帯入口
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すぐに現れるゴルジュ帯入口
左岸の垂直岩壁を落ちるクリコ沢
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左岸の垂直岩壁を落ちるクリコ沢
両岸が切り立ってくる
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両岸が切り立ってくる
落ち葉の逆層斜面ヘツリ不能、浅瀬を歩いたほうが良さそう。このあたりで魚影確認。
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落ち葉の逆層斜面ヘツリ不能、浅瀬を歩いたほうが良さそう。このあたりで魚影確認。
最終到達地点。幅50センチほどの流路に集められた水は白波を立て激流となっている。この先の屈曲部を左に曲がると7m滝が現れるはず。
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最終到達地点。幅50センチほどの流路に集められた水は白波を立て激流となっている。この先の屈曲部を左に曲がると7m滝が現れるはず。
右岸を見上げると垂直岩壁に古い残置ロープがいくつも垂れ下がっていた。岩壁は脆そうだ。沢屋でないので、ここで撤退。
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右岸を見上げると垂直岩壁に古い残置ロープがいくつも垂れ下がっていた。岩壁は脆そうだ。沢屋でないので、ここで撤退。
ゴルジュを引き返す
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ゴルジュを引き返す
ゴルジュ入口の左岸斜面(右)を登り大高巻き開始。
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ゴルジュ入口の左岸斜面(右)を登り大高巻き開始。
80m以上登り斜度が少し緩んできたらトラバース開始。切れ込みの深いクリコ沢横断部は高巻きルートの難所。
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80m以上登り斜度が少し緩んできたらトラバース開始。切れ込みの深いクリコ沢横断部は高巻きルートの難所。
いくつもの山ヒダを越えながらトラバース。
いくつもの山ヒダを越えながらトラバース。
遡行最終地点のすぐ上流にあるCS滝
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遡行最終地点のすぐ上流にあるCS滝
しばらくトラバースを続けると傾斜が緩やかになりカンニャゴエ西沢の左岸尾根に出る。
しばらくトラバースを続けると傾斜が緩やかになりカンニャゴエ西沢の左岸尾根に出る。
尾根は幅広でカンニャゴエ西沢出合まで導いてくれる
尾根は幅広でカンニャゴエ西沢出合まで導いてくれる
カンニャゴエ西沢の上流方向、蟹も越えるという「カンニャ越え」まで穏やかな渓相が続く
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カンニャゴエ西沢の上流方向、蟹も越えるという「カンニャ越え」まで穏やかな渓相が続く
藤沢川との出合
出合から藤沢川下流方向
出合から藤沢川下流方向
出合から150mほど下っても穏やかな渓相が続く
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出合から150mほど下っても穏やかな渓相が続く
淵は腰ぐらいの深さ、俊敏に動く魚影あり。
淵は腰ぐらいの深さ、俊敏に動く魚影あり。
出合の少し下流より藤沢川上流方向
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出合の少し下流より藤沢川上流方向
藤沢川をさらに遡行。印象的な小滝が現れる。
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藤沢川をさらに遡行。印象的な小滝が現れる。
この滝は左岸の階段状地形(中央)から面白いように登れる
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この滝は左岸の階段状地形(中央)から面白いように登れる
滝を越えると再び穏やかに
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滝を越えると再び穏やかに
左(右岸)からナベクラ沢が合流
左(右岸)からナベクラ沢が合流
さらに50mほど進んだ最終到達地点、この先はさらに明るく開けている。420m標高点まで遡れば西尾根経由で大峰(965m)へのアプローチとして使えそうだ。
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さらに50mほど進んだ最終到達地点、この先はさらに明るく開けている。420m標高点まで遡れば西尾根経由で大峰(965m)へのアプローチとして使えそうだ。
出合まで戻りカンニャゴエ西沢の左岸尾根を登り、再び大高巻き開始。
出合まで戻りカンニャゴエ西沢の左岸尾根を登り、再び大高巻き開始。
左岸尾根を登って振り返ると、コナガ峰(740m)・大峰(965m)・959m方面の稜線が見える
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左岸尾根を登って振り返ると、コナガ峰(740m)・大峰(965m)・959m方面の稜線が見える
斜面をトラバースしていると先人?の踏み跡が現れる。辿ってみると楽に移動できる。
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斜面をトラバースしていると先人?の踏み跡が現れる。辿ってみると楽に移動できる。
クリコ沢の二股を横断すれば大高巻きは終りに近い。
クリコ沢の二股を横断すれば大高巻きは終りに近い。
砂防ダム上流の河原へ降り立つ
砂防ダム上流の河原へ降り立つ
あとは荒廃した道路を戻るのみ
あとは荒廃した道路を戻るのみ
スタート地点に到着すると雨がポツリ。
スタート地点に到着すると雨がポツリ。
ゲート付近にある工事看板(左の赤丸が現在地)、周辺で2か所の砂防ダムを建設中のようだ。
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ゲート付近にある工事看板(左の赤丸が現在地)、周辺で2か所の砂防ダムを建設中のようだ。
砂防ダムの建設現場方面、仮設橋と上流へ延びる工事道路。左は水位観測用のネットワークカメラ。
砂防ダムの建設現場方面、仮設橋と上流へ延びる工事道路。左は水位観測用のネットワークカメラ。
(参考)カンニャ越 付近のブナ林帯
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(参考)カンニャ越 付近のブナ林帯
(参考)光兎山から望む頭布山(元サイズ)
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(参考)光兎山から望む頭布山(元サイズ)
(参考)頭布山から望む大峰方向稜線(元サイズ)
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(参考)頭布山から望む大峰方向稜線(元サイズ)
(参考)頭布山から望む光兎山、手前は藤沢川源流(シラソマダ沢)(元サイズ)
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(参考)頭布山から望む光兎山、手前は藤沢川源流(シラソマダ沢)(元サイズ)

感想

田麦集落から頭布山、大峰(965m)方面へのルートとしては村上市・関川村境の尾根(藤沢川右岸)を薮こぎする方法があるが道のりは長い。最短距離でアクセスできそうな藤沢川ルートの可能性を探るため沢登りで偵察してみた。午後から天気が崩れるため半日の行程とした。

・地形図にある実線(森林管理用道路)の先に治山運搬路が800m延伸しているが、途中から薮化して廃道状態。
・治山運搬路の終点に最奥の砂防ダムがあり藤沢川への入渓ポイント。
・今回は突破不能だったゴルジュ帯を迂回するため、左岸斜面を大高巻きしてカンニャゴエ西沢出合に降りた。出合から上流のナベクラ沢出合までは小滝程度の現れる、明るい単調な沢であることが確認できた。
・ゴルジュ帯さえ越えれば、藤沢川は大峰(965m)のへのアクセスルートとして利用価値はあると思われる(大峰の西尾根を経由して)。

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