阿蘇山（中岳・高岳）

2023年11月13日(月) [日帰り]

• GPS: 05:28
• 距離: 8.3km
• 登り: 373m
• 下り: 459m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 1:04
• 合計: 5:44

10:08 火口西駅
10:24 10:24 砂千里ヶ浜
11:46 12:03 南岳
12:38 12:58 中岳
13:19 13:36 阿蘇山
14:02 14:11 中岳
14:35 14:35 南岳
15:42 15:42 砂千里ヶ浜
15:53 15:54 火口西駅
15:55 ゴール地点

天候

晴れ☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

阿蘇山公園道路（往復800円）にて阿蘇中岳火口の駐車場に駐車（駐車料金は無し）

コース状況／危険箇所等

歩いたコースは中岳火口の駐車場～南岳～中岳～高岳の往復。
登山道は整備されていて歩きやすい。ロープは張ってないので、岩にペイントされた矢印などのマークを頼りに進むと迷わない。

その他周辺情報

◾️トイレ：中岳火口近くの阿蘇山火口避難休憩所のみ
（登山道途中にはありません）
◾️山バッジ：阿蘇山上ターミナルの売店に「阿蘇山」の山バッジが２種類ありました
◾️神社：阿蘇山上ターミナルに「阿蘇山上神社」があります。阿蘇神社の奥宮にあたる神社で、火口に向かって拝殿が建てられています。御朱印は阿蘇神社で頂けるようです。

写真

11/13 10:20

登山のスタートは火口近くの駐車場
日差しはたっぷりですが風が強くとても寒い

11/13 10:20

出来たばかりの木道を太陽に向かって進みます。
後からわかったのですがまだ通ってはいけない木道でした💦

11/13 10:22

100年ほど前はこの第四火口が火山活動の中心だったそうです。垂直に切り立った内壁がまだ生々しい感じすらします。

11/13 10:26

砂千里ヶ浜
植物が生えていない名前のとおりだだっ広い砂地
硫黄の匂いが立ちこめていて動植物を寄せ付けない

11/13 10:26

11/13 10:31

環境省が随所に設置した説明板は、専門的な事をわかり易く説明していてありがたい！

11/13 10:39

南岳の上り口あたり
溶岩が流れ出た跡のようなえぐれた地層

11/13 10:42

種だけになったイタドリ
過酷な環境ですがところどころに居場所を見つけて生えてます
生命力あるんでしょうね

11/13 10:46

小さな葉が紅葉🍁してます

11/13 10:47

11/13 10:48

岩場ですが足に優しく登りやすい

11/13 11:05

守るべき植物が無いせいかロープはありません
その代わり黄色いペンキで登山道を示してくれています

11/13 11:10

遠くに阿蘇火山博物館と烏帽子岳が見えてきました

11/13 11:20

南阿蘇の街並みと南側の外輪山

11/13 11:31

中岳の頂上が見えました

11/13 11:39

地層が大地のエネルギーを受けてぐにゃぐにゃしてます、しかもカラフル！

11/13 11:40

火口が見えて来ました！

11/13 11:48

南岳
ゴツゴツしていて魅力的
予定にないけど登ることにしました

11/13 11:59

岩に着いているのは霧氷です
この日の朝の暴風で一気に着いたのでしょう

11/13 12:00

枯れ草にも霧氷
歯ブラシみたいです

11/13 12:01

南岳山頂
高森の町を見渡す事ができました
植物が無く天気も良いので外輪山の外側まで見渡せます

11/13 12:04

根子岳（ねこだけ）
とても登る事が出来そうに無い山頂のトンガリ！

11/13 12:12

中岳火口
烏帽子岳と杵島岳も見えます

11/13 12:12

南岳から中岳に向かう尾根づたいの登山道から、ずっと火口を見る事が出来ます

11/13 12:15

人工物がとても少ない山です
こういう手書きの案内見るとなぜか元気が出ますね

11/13 12:20

阿蘇でしか見ることの出来ない景色に圧倒されっぱなし！ほんとうに天気に恵まれてる

11/13 12:26

西側の遠方に雪を被った山並みが見えました
祖母山でしょうか？

11/13 12:35

霧氷を纏った黄色と黒のオブジェのよう

11/13 12:39

青空の中でも霧氷が融けずに残っています。余り寒さを感じ無かったのでなんだか不思議な気分

11/13 12:51

中岳から仙酔峡ロープウェイの跡が見えました
2010年まで運営していたそうです
乗ってみたい！

11/13 12:55

中岳頂上

11/13 12:56

北側の外輪山とくじゅう連山がきれいに見えます
おそらく大観峰もこのあたり

11/13 13:07

高岳を目指します

11/13 13:12

高岳と月見小屋の分岐

11/13 13:20

11/13 13:24

11/13 13:26

阿蘇山最高峰の高岳の頂上に立つ事ができました
大カルデラ地形の真ん中からの360時の眺望は、想像をこえていて感動というより気持ちいい！

11/13 13:27

高岳頂上からの火口の噴煙

11/13 13:28

三角点を見つけました

11/13 13:31

高岳からも根子岳が見えました
手前にあるのは月見小屋

11/13 13:34

杵島岳もしっかり見えます

11/13 14:01

中岳をあとにしてまた南岳に戻ります

11/13 14:29

朝より地形がくっきりして見える気がする

11/13 14:35

遠くて分かりにくいですが南岳の山頂近くにミヤマガラスが二匹いました

11/13 14:41

手前の苔玉のような物体は、コイワカンスゲという植物らしい

11/13 14:45

日光の当たり方か変化して、登った時とは違う色に見えます

11/13 15:16

ソーラーパネル
気象データをリアルタイムでどこかに送信してるのかな？

11/13 15:19

ススキが夕日に輝いてます

11/13 15:22

突然のバッタ

11/13 15:33

イタドリの群落と砂千里ヶ浜

11/13 15:40

11/13 15:44

第四火口
何度見てもすごい！

11/13 15:47

このエリア、登る時は入ることができたのに立ち入り禁止になってました

11/13 15:50

イタドリの葉が残っていました

11/13 15:53

火口の見学ゾーン
待避壕がたくさん

11/13 15:54

11/13 15:55

ゴールは阿蘇山火口避難休憩所
休憩所の暖房がとてもありがたく感じました

撮影機器：

iPhone 11 Apple

感想

Sheena41

阿蘇山には2016年と2017年にも訪れたことがあります。
2016年は熊本地震の傷跡と共に外輪山を含む阿蘇カルデラ地形の圧倒的な大きさに自然の脅威と畏怖を感じました。
2017年は鉄道や道路や牧場などを復旧させるために前向きに活動しつつ、阿蘇山には感謝と尊敬の念を持ち続けている人々に心を打たれました。
そして今回は、念願の阿蘇山最高峰の高岳と火山活動中の中岳に登る事が出来ました。
噴煙を上げる中岳の火口や硫黄の匂いに大地のエネルギーを感じると共に、大規模な地層と噴火で作られた地形や高岳から見渡せる外輪山を目の当たりにして数十万年に及ぶ火山活動の足跡を感じる事ができました。
復旧に感謝しつつですが今回の阿蘇登山は本当に嬉しい山行でした！