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記録ID: 618507
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無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

【薮山レコ】柴倉山 (祝瓶山南方稜線)

2009年10月17日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.8km
登り
823m
下り
824m

コースタイム

日帰り
山行
8:30
休憩
1:25
合計
9:55
6:10
5
野川林道入口
6:15
6:25
170
野川渡渉
9:15
9:20
70
1150m
10:30
11:30
250
柴倉山
15:40
15:50
15
野川渡渉
16:05
野川林道入口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小国町(五味沢)の柴倉山でなく、長井市の柴倉山。
木地山ダム奥まで県道を進み野川林道入口から入山。
コース状況/
危険箇所等
すべて登山道のない薮の山(渡渉、薮こぎ、ルートファインディング必須)
行程中、水場はなし。
早朝の木地山ダムと祝瓶山
1
早朝の木地山ダムと祝瓶山
木地山ダムのバックウォーター付近で野川を渡渉
正面は祝瓶山
2
木地山ダムのバックウォーター付近で野川を渡渉
正面は祝瓶山
このあたりの対岸より尾根に取り付く
このあたりの対岸より尾根に取り付く
尾根の下部は針葉樹の森
うっすらと踏み跡らしきものあり
尾根の下部は針葉樹の森
うっすらと踏み跡らしきものあり
尾根中腹は広葉樹林帯
紅葉真っ盛り
尾根中腹は広葉樹林帯
紅葉真っ盛り
鮮やかな紅葉
樹間より祝瓶山方面が時々見える
2
樹間より祝瓶山方面が時々見える
尾根上部は潅木薮で労力倍増
尾根上部は潅木薮で労力倍増
登ってきた尾根を振り返る
時々吹き抜ける涼しい風と展望に元気を取り戻す
登ってきた尾根を振り返る
時々吹き抜ける涼しい風と展望に元気を取り戻す
ようやく合地峰〜柴倉山の稜線に出るが益々ひどくなる薮
めざす柴倉山は近くに見えるがなかなか進まない
2
ようやく合地峰〜柴倉山の稜線に出るが益々ひどくなる薮
めざす柴倉山は近くに見えるがなかなか進まない
柴倉山(1262.8m)の三角点は薮の中に埋もれていた
しばらく山頂で休憩
以下、山頂からのパノラマ
1
柴倉山(1262.8m)の三角点は薮の中に埋もれていた
しばらく山頂で休憩
以下、山頂からのパノラマ
(北東方向パノラマ) (元サイズ→拡大)
祝瓶山〜大朝日岳〜葉山
1
(北東方向パノラマ) (元サイズ→拡大)
祝瓶山〜大朝日岳〜葉山
(北西方向パノラマ) (元サイズ→拡大)
足駄山〜祝瓶山
1
(北西方向パノラマ) (元サイズ→拡大)
足駄山〜祝瓶山
祝瓶山へ続く稜線
強烈な薮で尾根の縦走は困難を極めそうだ
2
祝瓶山へ続く稜線
強烈な薮で尾根の縦走は困難を極めそうだ
西朝日岳〜大朝日岳の稜線アップ
2
西朝日岳〜大朝日岳の稜線アップ
(南方向パノラマ)
登ってきた稜線(左)と合地峰(1293.2m)(右)
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(南方向パノラマ)
登ってきた稜線(左)と合地峰(1293.2m)(右)
南方向アップ
合地峰(1293.2m)〜1230m峰
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南方向アップ
合地峰(1293.2m)〜1230m峰
西方向は展望が良くない
柴倉峰方向
2
西方向は展望が良くない
柴倉峰方向
柴倉山を後に北方向に300mほど下ると尾根が広がる。
猛烈な薮に囲まれた大きな池がひっそりと現れた。
50m×20m?はありそう 後方は祝瓶山
2
柴倉山を後に北方向に300mほど下ると尾根が広がる。
猛烈な薮に囲まれた大きな池がひっそりと現れた。
50m×20m?はありそう 後方は祝瓶山
池の南西側から
池はそれほど深くはない
3
池の南西側から
池はそれほど深くはない
水は少し茶色がかっている
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水は少し茶色がかっている
池の北岸から
魚影は確認できないがイモリを発見
魚影は確認できないがイモリを発見
北東の岸辺より
下山ルートは池塘から北東に延びる尾根を利用
木地山ダムの湖畔を見下ろす
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下山ルートは池塘から北東に延びる尾根を利用
木地山ダムの湖畔を見下ろす
下山する尾根を見下ろす
薮には変わりないが下りなので少しは楽だ
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下山する尾根を見下ろす
薮には変わりないが下りなので少しは楽だ
中腹の広葉樹林帯まで下ると
下が空洞になった幹を発見
中腹の広葉樹林帯まで下ると
下が空洞になった幹を発見
尾根下部になると薮は薄くなり歩きやすくなる
尾根下部になると薮は薄くなり歩きやすくなる
薮に飽き、途中から小沢を下る
薮に飽き、途中から小沢を下る
少し下流で野川を渡渉
少し下流で野川を渡渉
下山後、木地山ダムから望む夕暮れの祝瓶山

      おわり
2
下山後、木地山ダムから望む夕暮れの祝瓶山

      おわり

装備

個人装備
薮こぎに適した服装

感想

・地図に掲載されている柴倉山北側の大きな池を目指し、野川の水量の少ない紅葉の時期を狙ってチャレンジしてみた。
・木地山ダムが水位低下しておりバックウオーターのエリアが地形図よりもだいぶ縮小しており現在地特定に苦労。水量の少ない野川は問題なく渡渉し登れそうな尾根に取り付く。
・尾根の下部は比較的薮は薄く踏み跡らしきものも現れるが稜線が近付くにつれ、積雪で変形した潅木薮と蔓が複雑に絡み合って相当に手強い薮となる。想定以上。長い距離はとても進めそうもない。
・薮の間から時々現れるピラミッド型の祝瓶山、朝日連峰は挫折しそうな身体に元気を与えてくれる。
・忍耐の薮こぎでようやく辿りついた柴倉山山頂には薮に包囲されて三角点があった。
・山頂からさらに北方向へ下ると尾根が広がり窪地になった地形にぽっかりと大きな池が黒々とした水を湛えていた。周囲は今回の山行で最強クラスの薮に覆われて周囲から隔絶されているかのようだった。
・池のサイズは地形図で計るよりも小さく魚影は確認できなかったがイモリの姿があった。
・下山は池から北東方向に延びる尾根を下り、なんとか日没までには野川林道に戻ることができた。

(参考)
「知られざる山々」(白山書房)柴倉山
「飯豊朝日連峰の登山者情報」1,292号 砂沢-町境(分水嶺)-祝瓶山

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