烏帽子ケ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,072m
コースタイム
天候 | ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<アプローチ> ・中央道・松川ICを降り最初の信号を左折、少し進むと登山口の表示があり、再び 左折し林道小八郎線へ。その後も要所要所に案内表示あり。路面は舗装され、す れ違いの退避スペースもそこかしこにある。10分足らずで鳩打峠駐車場。20台程 度は駐車できそう。トイレあり。 <コーズ状況> ・中盤からは痩せ尾根や崩壊地脇のトラバース等あり。樹林や笹のせいで高度感が 無い分、特に帰路は慎重に。 ・残雪は八合目以降所々。午前中は凍結しており軽アイゼン使用がベター。 |
写真
感想
・実は二週連続の鳩打峠。GWの残雪山行向けに新調した靴を先週下ろしたのだが、
最初の登り1時間で両踵に靴擦れを起こし撤退。久々に履いた「登山靴」の歩き
方を忘れていたせいでもあったのだろう。この一週間夜の散歩で慣らし、インソ
ールと靴下も買い替え、今日は見事リベンジ成功。しかし驚いたのは踵に貼った
絆創膏。5時間近く歩いても僅かなズレやメクレすらなくピタッと貼り付いてい
た。今日のMVPはこの絆創膏と、後に出てくるおばちゃん、ではなく御婦人。
・登山口から踵の様子を確かめつつ慎重に歩く。気温は低いがよく晴れていて風も
なく非常に快適。先週足を引き摺りながら登った小八郎岳はパスし、七合目まで
あっけなく到達。この調子なら念丈まで足を伸ばそうか。
・しかし本番はここからだった。木の根を掴んで体を引き揚げるような急登が続
くかと思えば、今度はところどころ半分凍った残雪。キックステップも一応効く
のでアイゼンは付けずに行ってしまったが、傾斜がキツイだけに神経を使い却っ
て疲労感が増した。横着はいけない。
・展望の無い樹林の登りと靴の重さがジワリジワリ心身のスタミナを奪い始めた
頃、烏帽子岩経由のルートとの分岐に到着。迷わず「安全道」を取り、フィック
スロープの急坂を暫くこなすとほどなく山頂着。
・本日一番乗りの山頂は広くはないが、まずは正面にどどーんと中央アルプス。左
には念丈から大島山・本高森山へと続く尾根、振り返れば南アルプスも全部見え
る。うーむ贅沢、暗い登りを続けてきただけに嬉しい。あまりの素晴らしさに念
丈へ行く気は全く無くなってしまった。「この先はきっと残雪も多いに違いな
い」とか何とかひとりごちながら。
・30分ほど景色を楽しんだ後、スポーツゼリーで燃料補給して下山。序盤は急降下
が続くものの、雪は既に緩んでいて問題なし。当初はまっすぐ下山の予定だっ
たが、調子がいいので小八郎岳にも寄ってみた。しかし展望はやや霞ががってい
て先週程ではなかった。
・ちょうど2時間で下山して駐車場で帰り仕度をしていると、山頂で一緒だったお
ばちゃん、ではなく御婦人が現れて驚いた。聞けば下り1時間半という。畏れ入
りました。
・本日の登山者は5組・9名。このあたりの山域は混雑が無いのがいい。
コメント
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nenkohさん、おはようございます。
小八郎・烏帽子岳からは、素晴らしい展望が得られるようですね。
雪を抱いた
こんばんは。
烏帽子はともかく、30分程度で登れる小八郎から南アルプスほぼ全山を一望できるのは、なかなかの儲けものという感じです。
最近の記録を拝見しましたが、すごい所へ行っておられますね。バリエーション、しかもこの時期のそれなど自分には夢のまた夢ですが、せめて長時間山行が安全にこなせるようコツコツやって行きたいと思います。またいろいろご指導ください。
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