みちのく潮風トレイル Part.19 石投山


- GPS
- 04:18
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 747m
- 下り
- 744m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 4:19
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
女川駅周辺は道の駅でもあり、駐車場が何ヵ所もあります。 ゴールの道の駅雄勝からはタクシーで女川まで戻りました。(約30分/約7,000円) 道の駅雄勝を通る公共交通機関には住民バスがあり運賃も安いのですが、平日のみの運行です。 かつては土日も運行されていたようですが、利用者の少なさに止めてしまったようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○コース概況 1)道の駅女川〜石投山 登山口までは概ね舗装路です。 余り曲がるようなところが少なく、迷うようなところはないかと思います。 登山口からは急登が始まり、ときどき傾斜の緩いところを挟みながら山頂まで登りが続きます。 山頂の直下は足を水平に置けないくらいの直登でした。 2)石投山〜雄勝峠 雄勝峠まではアップダウンが何回かあります。 ピークに登ったところで方向を変えることが多いので、行く手にトレイルのテープや道標がないか確認しつつ、地図を見ながら歩きました。 急登は部分的にはありますが、長くはありません。 雄勝峠が近くなると、麓から電線が登ってくる道に合流します。 3)雄勝峠〜道の駅 硯上の里 おがつ ずっと舗装路歩きです。 途中にコンビニなどはありませんが、湧水の汲めるところがルート上にありました。 自販機もいくつかあります。 ○トイレ 道の駅 おながわ・道の駅 硯上の里 おがつ ○コンビニ 道の駅おながわ周辺にあります。 |
その他周辺情報 | ○道の駅 硯上の里 おがつ https://ogatsu-rs.jp/ ○日帰り温泉 女川温泉 ゆぽっぽ http://onagawa-yupoppo.com/ ○m.s.s.books https://www.instagram.com/m.s.s.books/ ルート上にある民泊施設です。 MCTハイカーなら庭にテントを張らせてくれるとのこと。 利用は要メッセージ。 ○その他 女川駅周辺から北の、みちのく潮風トレイルのコース上には南三陸町に出るまで目立った補給箇所がなくなります。 道の駅雄勝の営業時間内に立ち寄ることがあれば、多少の菓子類や食料の買い込みはできますが、過度な期待はできないかと思います。 スルーハイクで北上コースの場合は、女川でしっかり食料調達を行うのが無難でしょう。 |
写真
こういうの初めて見ました。
比較的新しくて、谷や沢を跨ぐところに他にもあったところから察するに、災害復旧工事の際に施工したものかもしれません。
路面を流れる雨水が、谷筋へと流れ込んで洗堀が進み、道路が崩落するのを防ぐためかもしれないですね。
県道192号は災害復旧工事の際に若干道幅も広げられたようですが、ブラインドカーブなのにカーブミラーがなく、石巻⇔雄勝の往来で通るには不安かもと思いました。
こちらは道の駅雄勝付近の壁画です。
無機質で殺風景な景色を作りがちな防波堤ですが、アートが彩りを添えています。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
折畳傘(1)
1/25000地形図(1)
ゲイター(1)
シルバコンパス(1)
ダウンジャケット(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料水
ポケットティッシュ(1)
行動食
タオル(1)
レインウェア(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
ウェットティッシュ(1)
腕時計(1)
予備食糧
軽アイゼン(1)
トイレットペーパー(1)
熊鈴(1)
予備靴紐(1)
マグカップ(1)
トレッキングポール
|
---|---|
共同装備 |
医薬品類(1)
エマージェンシーシート(1)
携帯用簡易トイレ(3)
ツェルト(1)
サバイバルシュラフ(1)
調理用バーナー(1)
バーナー用ガス(1)
クッカー(1)
折畳ナイフ(1)
サムスプリント(1)
|
感想
年の瀬も迫ってきて、みちのく潮風トレイルを歩きたくなる季節になってきました。
前回、歩いたのは2022年12月のことで、約1年ぶりの再訪です。
例年やっている年末年始の休暇を使った遠征では、昨年は六甲山を歩きましたが、今年はみちのく潮風トレイルにしようと思っています。
ただその前に、親のウォーキングを兼ねた小旅行を兼ねてトレイルを歩こうと思っており、登山パートを片付けておこうと、今回のコースを歩いてきました。
石投山はセクションハイクで歩くにはアクセス面で難所の一つです。
JR石巻線の通っている女川からのアクセスは悪くないのですが、山を越えて雄勝に出ると、土日はバスがありません。
R398を歩いて戻ろうとしても、3時間は掛かると思われます。
このため、雄勝に出ると現地のタクシーを使うしかないのですが、雄勝から女川へはその料金が7,000円ほど掛かってしまいます。
安いホテルなら1泊できる値段です。
このため、セクションハイクで石投山を歩くハイカーはいろいろと工夫を凝らしているようで、女川から石投山へ登って、周辺の山を通って女川へ戻る日帰りにしたり、雄勝峠から往復で済ませたりしているようです。
まあ今回は1日で登山パートを片付けたかったので、タクシー代には目を瞑ったわけですが・・・(前日に下道でやってきて近くで車中泊し、費用を浮かせました)。
なお、金華山ですが、やはり船の都合があるので、行くのはいつかとなりそうです。
今回歩いた石投山は、紹介する人によっては全コース中で最も斜度がきついところがあるところとも言われています。
登山口から登り出して、2kmにも満たない延長の中で400m以上の高度を登り上げるので、机上でも確かにキツイ斜度であるのが分かります。
ただその割に、そのことに触れたものがあまり見当たらなくて、実際どうなのだろう?というのが今回で実際に歩いてみるまで持ち続けていた疑問でした。
実際の感想ですが、確かにえげつない斜度でしたw
特に山頂の直下は、足を水平に接地させることすら余りできなくなり、アキレス腱が伸びきるくらいです。
整備の進んだ山なら、手すりのロープが張られるくらいだと思います。
でも今回はそれを登りに使ったのでまだマシ。
登山口から山頂は1時間掛からなかったと思いますし、疲れも思ったほどではありませんでした。
石投山から雄勝峠までは歩きやすいところもあり、その後はずっと舗装路歩きだったので、登りで失った体力を回復させられたと思います。
相変わらず誰とも会わない山中でしたがw
こうして、久々のトレイルを楽しんで帰路に着きました。
帰りの際に乗ったタクシーの人の話によると、この日の朝もMCTハイカーらしき人を一人乗せたのだそうで、いることはいるようです。
他にも、これまでに80代のハイカーの人がいたり、関東から来る人が意外に多いことなどをお話を聞けました。
一層盛り上がりを見せて、沿線の賑わいになると良いなと思いました。
ゴールまで残り745km。
◎レイヤリング
■上半身
【ベースレイヤー】
finetrack スキンメッシュ長袖
mont-bell ジオラインMW
【アウターレイヤー】
mont-bell ライトシェルパーカ
■下半身
【ベースレイヤー】
ワコール CW-X
【アウターレイヤー】
Mountain Hardwear ユニオンポイントパンツ
■手袋
ワークマンで買ったヤツ
■シューズ
アルトラ ローンピーク6
■予備のウェア
mont-bell ストームクルーザージャケット
mont-bell サンダーパスパンツ
mont-bell スペリオダウンパンツ
mont-bell ノマドパーカ
○前回 Part.18
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5011281.html
○次回 Part.20
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6261427.html
○みちのく潮風トレイル 記録リスト
https://www.yamareco.com/modules/diary/58827-detail-256510
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する