紅葉真っ盛り 熊ノ平から碓氷山を経て中山道で下山 グルッと時計周り
- GPS
- 06:15
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 754m
- 下り
- 859m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当初予定の「峠の湯」はレクレーション施設用の駐車場なので、そこに駐車してハイキングはやめました。碓氷湖ダムの駐車場は広く、30台くらいは駐車出来そうでした。トイレあります。 ※国道18号は、熊ノ平〜県境までが災害復旧のため現在は車両通行止めです。軽井沢方面から、めがね橋や碓氷湖には車でアクセスできません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○アプト道(碓氷湖〜熊ノ平) アプト式鉄道が走っていた線路跡です。トンネルなどには電灯が整備され歩きやすい散策路です。軽装の観光客も多いです。冬期はつらら注意の看板がありました。安中市、松井田町によるガイドがWEBにありあす。PDFもダウンロードできます。 ○熊ノ平〜碓氷山(2069.6m 三角点) 以前はきちんとルート整備されていたような感じですが、近年はあまり歩かれていないようです。地形図には点線無し区間です。道迷い注意です。 熊ノ平から尾根までの登りは、一部テープもありましたが数が少なく、忠実に踏み跡をたどるほうが確実だと思います。標高780〜800mの区間は、水路跡のような人工物のところを斜上したりしました。また、この時期は落葉が多く、トラバース箇所はスリップ注意です。碓氷山(1069.6)は北側を巻くルートになっていて、山頂は通過してしまいました。 ○碓氷山〜熊野神社(松井田町峠) 地形図の点線ルートで、アップダウンを繰り返します。しっかりしたルートですが道標等はほとんどありません。途中で浅間山が望めます。特段の危険箇所はありません。熊野神社付近は観光客だらけです。 ○熊野神社〜(中山道)〜めがね橋 林道を歩くと、まず碓氷川水源への道と分岐となります。その先で中山道が右に分岐し、さらに中山道は左・近道という表示からしばらくは登山道です。子持山の南で別ルートと合流する付近からは、軽四駆なら通れそうな感じです。実際は路面掘削や崩壊などで通行不可です。 途中の放置バスは有名ですね。奥に巨大な建築物もありちょっと不気味です。再整備すればバスも通れるかも? 栗ヶ原で中山道を離れます。めがね橋へ分岐の先も、昔は車がとおれたのでは?という位の林道のような感じでした。一気に高度を下げて左岸をトラバースして、最後にまた一気に高度を下げます。谷筋などでは崩壊がありますが歩きやすい道でした。危険箇所はとくにありません。 |
その他周辺情報 | ○下山後の温泉「峠の湯」 現金しかつかえませんが、700円(JAF割り有り)と良心的な値段設定です。内湯と露天があり、男湯からは妙義のシルエットがカッチョイイです。食事処、休憩用スペースもあって、お勧めできます。貸切風呂や貸切休憩室もありました。なお、この施設の裏手からアプト道にアクセスできます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
紅葉は見たいが、人が多い山域は避けたい。というわがままな気持ちを満たすトレッキングができました。一部区間は登山コースには指定されていませんが、ヤマレコの記録が多数あったので、熊ノ平から碓氷山へ、そして下山は中山道からめがね橋へと周回してきました。
アプト道のスタートは横川駅付近からはじまりますが、以前家族でとうげの湯までは歩いたことがあるので、今回はそこからと考えていました。しかし「峠の湯」の駐車場は休日には満車になることもあるようなので、碓氷湖の駐車場を利用しました。なお、下山を短縮するためにめがね橋駐車場に自転車をデポしておきました。
紅葉まっさかりで、碓氷湖周辺は人が多い! アプト道もハイキングには最高ですね。熊ノ平まで独特の風景を堪能しながら、ゆっくりと歩きます。熊ノ平は、直下まで自動車で入れるようで人がさらに増えました。いまだに使えそうな線路がある、不思議な空間です。
別に悪いコトをするわけではありませんが、人の流れが無くなる瞬間をねらって、トンネル横の橋をコソッと渡りトレッキングをスタートします。すぐに鉄塔がありました。上流の沢を整備するための作業道のような感じの踏み跡を使って尾根を目指します。黄色テープも数本ありました。途中で沢の整備がされていて、そのまま水路上のような区間をサクサクと登ります。一度折り返して尾根へでると、尾根上は広い道のようでした。
黄色系の紅葉に囲まれながら、尾根上を進みます。ピークの多くは軽く巻くように踏み跡があります。数カ所トラバース区間が落ち葉で埋まっていて滑る感じがマジで怖かったです。サクサク歩くと、いつの間にか碓氷山のピークも巻いてしまっていて、次の標高点まで登り返してランチとします。灌木帯なので展望は望めませんが、紅葉の中でのランチも良いモノです。ここまで人にもクマにも会いませんでした。
ランチ後は熊野神社までダラダラと登り、いきなり人だらけの熊野神社をスルーして、中山道で下山開始です。適所に観光案内板があり、歴史を学びながら下山となります。朽ちたバスや、最盛期には10件以上の茶屋があった場所など名所ばかりです。しかし展望がまったくありません。植林の緑と紅葉の赤を楽しみながらテクテク歩きます。しかし中山道も、途中で女性のソロの方とすれ違っただけでした。
栗が原から、めがね橋へむけて中山道を離れます。この先トレールも、谷筋を渡る箇所は崩壊していますが、車が通れるのでは?位の整備状況です。赤色の紅葉が素晴らしい区間を独り占めで歩きました。碓氷川まで降りると渡渉して右岸に渡り、あとは舗装道路を下るだけです。朝通っためがね橋の下を歩き、キャーキャーと楽しそうな観光客の横を通って駐車場まで登り返して自転車を回収。碓氷湖までダウンヒルです。
帰路、峠の湯に立ち寄りました。露天風呂からは妙義のギザギザした岩山が見えました。軽食を食べて施設を出ると18時前ですが既に真っ暗闇。
冬ですね。そうだ、次は白い浅間山を見に行こうと決心して、渋滞する高速に突っ込みました。
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