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Yamareco

記録ID: 62073
全員に公開
山滑走
札幌近郊

百松沢山・南峰〜源八沢コース〜

2010年04月27日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:39
距離
12.7km
登り
1,119m
下り
1,202m

コースタイム

ゲート10:50-11:30飯場跡・渡渉点-11:54ザッテル沢入口-12:45ザッテル-12:57送電線鉄塔-13:30 840m鞍部-13:40 P.900-13:45 890m鞍部-14:10百松沢山頂上三角点-14:43百松沢山南峰-15:10百松沢山頂上三角点-15:20北斜面下-15:30尾根上-15:35 890m鞍部-15:40 840m鞍部-15:55送電線鉄塔-16:00 600m送電線鉄塔-16:36送電線鉄塔-16:57ザッテル-17:10飯場跡・渡渉点-17:30ゲート-17:36福井えん堤バス停
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
登山口(スノーモービルランド)のゲートのあたりからワレ山
2010年04月30日 16:19撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 16:19
登山口(スノーモービルランド)のゲートのあたりからワレ山
このあたりは雪が全くないのでスキーを担ぐ
2010年04月30日 16:20撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 16:20
このあたりは雪が全くないのでスキーを担ぐ
P.633
2010年04月29日 23:41撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/29 23:41
P.633
やっとスキーがはけるようになる
2010年04月27日 11:05撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/27 11:05
やっとスキーがはけるようになる
飯場跡。この反対側、ちょっと行ったあたりで徒渉
2010年04月27日 11:25撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/27 11:25
飯場跡。この反対側、ちょっと行ったあたりで徒渉
こんな標識初めて見た
2010年04月27日 11:27撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
4/27 11:27
こんな標識初めて見た
ザッテルへ向かう
2010年04月29日 23:50撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/29 23:50
ザッテルへ向かう
沢を登っていく。ツボ足のトレースがある
2010年04月29日 23:55撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/29 23:55
沢を登っていく。ツボ足のトレースがある
沢は左へ曲がっていく
2010年04月30日 00:04撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 0:04
沢は左へ曲がっていく
2010年04月30日 00:05撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 0:05
高校時代にザッテルの棚とか中段と呼んでいたあたり
2010年04月30日 00:20撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 0:20
高校時代にザッテルの棚とか中段と呼んでいたあたり
ザッテルは右方向だが、今回は左から巻いた
2010年04月30日 00:34撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 0:34
ザッテルは右方向だが、今回は左から巻いた
この上がザッテル
2010年04月30日 00:44撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 0:44
この上がザッテル
こちらの沢から右へ巻き上がる
2010年04月30日 00:49撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 0:49
こちらの沢から右へ巻き上がる
手稲第II峰(ネオパラ)。スキー場の跡が見える
2010年04月30日 00:55撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 0:55
手稲第II峰(ネオパラ)。スキー場の跡が見える
今まで、ここから手稲山が見えることに気がつかなかった
2010年04月30日 01:00撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 1:00
今まで、ここから手稲山が見えることに気がつかなかった
ザッテルを横から見る
2010年04月30日 01:11撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 1:11
ザッテルを横から見る
ザッテルの“落ち口”付近
2010年04月30日 01:18撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 1:18
ザッテルの“落ち口”付近
ザッテルから札幌の街。遠景は、中央が樺戸山地。左は増毛山地
2010年04月30日 01:36撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 1:36
ザッテルから札幌の街。遠景は、中央が樺戸山地。左は増毛山地
恵庭岳(左)と空沼岳(右)
2010年04月30日 01:52撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 1:52
恵庭岳(左)と空沼岳(右)
中央はワレ山と砥石山、その左は盤渓山。左端手前はP.710
2010年04月30日 01:53撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
4/30 1:53
中央はワレ山と砥石山、その左は盤渓山。左端手前はP.710
送電線の鉄塔と三段山の二段目(P.870)
2010年04月30日 01:57撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 1:57
送電線の鉄塔と三段山の二段目(P.870)
送電線の向こうにワレ山と砥石山、左に盤渓山。右遠方には恵庭岳と空沼岳も見える
2010年04月30日 01:59撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 1:59
送電線の向こうにワレ山と砥石山、左に盤渓山。右遠方には恵庭岳と空沼岳も見える
P.870の登り。もちろん左は雪庇
2010年04月30日 10:45撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 10:45
P.870の登り。もちろん左は雪庇
上部の急なところは雪が落ちている
2010年04月30日 10:47撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 10:47
上部の急なところは雪が落ちている
雪の破断面が見える
2010年04月30日 10:50撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 10:50
雪の破断面が見える
右の斜面をトラバースする
2010年04月30日 10:52撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 10:52
右の斜面をトラバースする
P.870の西のコルから百松沢山の南峰が見えた
2010年04月30日 10:56撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 10:56
P.870の西のコルから百松沢山の南峰が見えた
P.900。P.870とのコルから
2010年04月30日 10:59撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 10:59
P.900。P.870とのコルから
遠景は右から札幌岳、狭薄山、小漁山?漁岳?、空沼岳、恵庭岳、風不死岳、樽前山、イチャンコッペ?紋別岳?。手前は百松沢山南峰と砥石山を結ぶ稜線
2010年04月30日 11:02撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 11:02
遠景は右から札幌岳、狭薄山、小漁山?漁岳?、空沼岳、恵庭岳、風不死岳、樽前山、イチャンコッペ?紋別岳?。手前は百松沢山南峰と砥石山を結ぶ稜線
P.900への登り
2010年04月30日 11:13撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 11:13
P.900への登り
意外と傾斜は緩い
2010年04月30日 11:15撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 11:15
意外と傾斜は緩い
P.900付近から百松沢山
2010年04月30日 11:21撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 11:21
P.900付近から百松沢山
百松沢山への最後の登り
2010年04月30日 11:24撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 11:24
百松沢山への最後の登り
気持ちよさそうなシュプール。帰りには左の斜面を滑ろう
2010年04月30日 11:29撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 11:29
気持ちよさそうなシュプール。帰りには左の斜面を滑ろう
尾根まであと少し
2010年04月30日 22:52撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:52
尾根まであと少し
樹間に南峰が見える
2010年04月30日 22:52撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:52
樹間に南峰が見える
太陽がまぶしい
2010年04月30日 22:52撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:52
太陽がまぶしい
手稲山の南面。左は西峰(P.991)。さらに左にP.961とP.950?
2010年04月30日 22:07撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:07
手稲山の南面。左は西峰(P.991)。さらに左にP.961とP.950?
頂上まで傾斜の緩い頂稜
2010年04月30日 22:10撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:10
頂上まで傾斜の緩い頂稜
百松沢山南峰
2010年04月30日 22:12撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:12
百松沢山南峰
百松沢山頂上
2010年04月30日 22:15撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:15
百松沢山頂上
三角点ピーク
2010年04月30日 22:17撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:17
三角点ピーク
宮城ノ沢に続く北斜面越しに手稲山の南面を望む。右に第II峰(ネオパラ)。その右遠景は増毛山地
2010年04月30日 22:18撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:18
宮城ノ沢に続く北斜面越しに手稲山の南面を望む。右に第II峰(ネオパラ)。その右遠景は増毛山地
南峰へ続く尾根越しに烏帽子岳
2010年04月30日 22:20撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:20
南峰へ続く尾根越しに烏帽子岳
百松沢山南峰。左奥に札幌岳(と狭薄山)
2010年04月30日 22:24撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:24
百松沢山南峰。左奥に札幌岳(と狭薄山)
百松沢山南峰。左奥に札幌岳(と狭薄山)
2010年04月30日 16:40撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 16:40
百松沢山南峰。左奥に札幌岳(と狭薄山)
百松沢山南峰と烏帽子岳。左奥に札幌岳。中央奥は喜茂別岳あたりか
2010年04月30日 22:31撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:31
百松沢山南峰と烏帽子岳。左奥に札幌岳。中央奥は喜茂別岳あたりか
南峰へ続く尾根越しに烏帽子岳
2010年04月30日 22:33撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 22:33
南峰へ続く尾根越しに烏帽子岳
百松沢山北峰三角点ピーク。南西方向から
2010年04月30日 11:31撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 11:31
百松沢山北峰三角点ピーク。南西方向から
定山渓天狗岳。右奥は余市岳
2010年04月30日 13:59撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 13:59
定山渓天狗岳。右奥は余市岳
南峰へ向かう
2010年04月30日 14:05撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:05
南峰へ向かう
2010年04月30日 14:06撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:06
コル付近から南峰
2010年04月30日 14:09撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:09
コル付近から南峰
コル付近から百松沢山北峰
2010年04月30日 14:12撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:12
コル付近から百松沢山北峰
南峰の基部
2010年04月30日 14:14撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:14
南峰の基部
南峰の頂上へ
2010年04月30日 14:15撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:15
南峰の頂上へ
百松沢山南峰から神威岳。左奥は札幌岳、狭薄山、漁岳、空沼岳、恵庭岳...
2010年04月30日 14:21撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:21
百松沢山南峰から神威岳。左奥は札幌岳、狭薄山、漁岳、空沼岳、恵庭岳...
百松沢山南峰から砥石山。尾根がつながっている。左に藻岩山
2010年04月30日 14:25撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:25
百松沢山南峰から砥石山。尾根がつながっている。左に藻岩山
烏帽子岳。右に定山渓天狗岳、左に無意根山。無意根との間には羊蹄山も見えていたのだが...
2010年04月30日 14:30撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:30
烏帽子岳。右に定山渓天狗岳、左に無意根山。無意根との間には羊蹄山も見えていたのだが...
神威岳。左上は札幌岳
2010年04月30日 14:33撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:33
神威岳。左上は札幌岳
神威岳と烏帽子岳。奥に無意根山
2010年04月30日 14:36撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:36
神威岳と烏帽子岳。奥に無意根山
烏帽子岳。左に無意根山、右に定山渓天狗岳と余市岳
2010年04月30日 14:40撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:40
烏帽子岳。左に無意根山、右に定山渓天狗岳と余市岳
定山渓天狗岳と余市岳
2010年04月30日 14:50撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:50
定山渓天狗岳と余市岳
一番高いところが迷沢山。単なるポコ
2010年04月30日 14:53撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:53
一番高いところが迷沢山。単なるポコ
百松沢山南峰から北峰。左に手稲山
2010年04月30日 14:54撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 14:54
百松沢山南峰から北峰。左に手稲山
百松沢山南峰から北峰
2010年04月30日 15:01撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:01
百松沢山南峰から北峰
右から札幌岳、狭薄山、小漁山?漁岳?、空沼岳、恵庭岳、風不死岳、樽前山、イチャンコッペ?
2010年04月30日 15:05撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:05
右から札幌岳、狭薄山、小漁山?漁岳?、空沼岳、恵庭岳、風不死岳、樽前山、イチャンコッペ?
左に定天と余市三山、右に迷沢山。迷沢から左に延びているのはP.873、四ツ峰の尾根
2010年04月30日 15:16撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:16
左に定天と余市三山、右に迷沢山。迷沢から左に延びているのはP.873、四ツ峰の尾根
百松沢山南峰から北峰
2010年04月30日 15:16撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:16
百松沢山南峰から北峰
迷沢山
2010年04月30日 15:23撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:23
迷沢山
百松沢山北峰から手稲山
2010年04月30日 15:24撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:24
百松沢山北峰から手稲山
百松沢山北峰の北面をひと滑り
2010年04月30日 15:28撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:28
百松沢山北峰の北面をひと滑り
源八沢コースに戻り、尾根を滑る
2010年04月30日 15:31撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:31
源八沢コースに戻り、尾根を滑る
少し右側の沢へ向けて滑る。向こうは藻岩山
2010年04月30日 15:34撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:34
少し右側の沢へ向けて滑る。向こうは藻岩山
鉄塔から送電線下の苅分を滑る
2010年04月30日 15:36撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:36
鉄塔から送電線下の苅分を滑る
下の鉄塔まで
2010年04月30日 15:41撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:41
下の鉄塔まで
ここからは林道滑りになってしまうので引き返す
2010年04月30日 15:41撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:41
ここからは林道滑りになってしまうので引き返す
ザッテルの上から。右は砥石山、左は藻岩山
2010年04月30日 15:46撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:46
ザッテルの上から。右は砥石山、左は藻岩山
ザッテルから札幌の街
2010年04月30日 15:47撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 15:47
ザッテルから札幌の街
烏帽子岳(右)と神威岳(左)。バックは右から余市岳、定山渓天狗岳、札幌岳
2010年05月01日 20:46撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 20:46
烏帽子岳(右)と神威岳(左)。バックは右から余市岳、定山渓天狗岳、札幌岳

感想

4月27日から父が2泊3日でショートステイに行くことになったが、またしても晴天は初日だけで28日、29日は荒れそう。そこで、当初は群別岳あたりに行こうかと考えていたのをあきらめ、盤渓山〜砥石山〜八剣山の縦走に半ば決めかけていた。しかし直前になって、やはりスキーで行けるところにしたい、と心変わり。
で、27日の朝10時過ぎからのスタートで行けるところ、となると、結局…
今年3回目の百松沢山へ。1回は頂上へ行けなかったので、最低でも頂上へは行きたいし、この時間では烏帽子、神威は無理としても南峰までは行きたい。

この時期ならもうスノーモービル・ランドもやっていないだろうからと、源八沢コースを行くことにし、タクシーで登り口まで。ここには全く雪がなく、スキーを担いで歩き始める。今日はウロコ板なので軽い。飯場跡の少し下で雪がつながるようになり、スキーをはく。飯場跡の少し上の徒渉点は沢が出ており、スキーを脱いでベニヤ板の上を歩く。

ザッテルへの登り、最後のところは左の沢から巻き上がる。このあたりからは手稲山が見えることに初めて気づいた。ザッテルの上からは南に恵庭岳も見えた。

送電線を過ぎ、P.870の登りは、もちろん左に雪庇が発達していて、上部では急な左側の雪が落ちてしまっているが、稜線上は2月に比べれば雪は多い。途中で右の斜面をトラバースしてP.900とのコルに出る。ここからは百松沢山の南峰が見える。さらに左には、札幌岳から狭薄、漁、空沼、恵庭、樽前、風不死と連なる山並みも見える。

P.900からはピークの手前左に開けた斜面が見える。ピークへの最後の登りでは、左に広がるこの斜面が快適そう。下りはあそこを滑ろう。暑くはないが、天気は快晴。左に南峰が、右には手稲山がよく見える。三角点付近まで来ると正面には烏帽子岳。その右には定天、そして余市岳。

時間があるので南峰へ。コルへ下る尾根は、左側は雪庇はないものの、シュルンドというか雪とブッシュの間に隙間があって雪が落ちそうなところがもあり、ちょっとイヤな感じ。シールを付けたままブッシュが出ている尾根の右に回り込みながら下っていく。
コルからは緩い斜面が南峰の基部まで続き、急登を西に回り込むと、ピークまで再び緩い登りとなる。

百松沢山は最近割と来ているが、いつもスタートが遅いため、南峰まで来たのは実に25年ぶり、あるいは29年ぶり。やはり眺めは北峰に比べて格段にいい。特に北峰からは南峰の陰に隠れて見えない神威岳と烏帽子岳は圧倒的迫力(ちょっと大げさ)。烏帽子岳の左には無意根山、神威岳の左には札幌岳から樽前山まで見える。南峰から尾根のつながっている砥石山も。

シールを付けたまま北峰へ。南峰の基部までの下りは外してもよかったかと、ちょっと後悔。北峰からは、宮城ノ沢コースを下ろうかとも思うが、林道の長さを考えて、やはり登路の源八沢コースにする。ただ、2月に登ったときに滑ってみたかった頂上の北斜面をひと滑りすることにする。なかなかに快適だったが、標高差80mほどをあっという間に下り、そこから右にトラバースしながら少し登り、源八沢コースの尾根に。尾根上をさらにちょっと登って頂上方向に戻り、そこから、行きに見た斜面へ滑り込む。

P.870は、登りよりも頂上近くを通って、そこから北面の沢状の斜面を滑り下り、送電線の鉄塔のところにトラバースする。この時点で既に4時近いが、送電線下を下ってみることにする。かなり広い切り開きの片斜面を滑って一つ下の鉄塔まで行く。高校1年の秋に、訳あってここを登るハメになったことを思い出す。ということは、ここを通るのは35年ぶり。

この下の鉄塔からあわよくば沢筋を滑れるかと思ったが、既にブッシュがかなり出ていて快適そうではなく、林道を滑るしかなさそうなので、あきらめて、源八沢コースに戻ることにし、尾根に向かって登り返す。標高差140mに30分かかり、ザッテルに着く頃にはもう5時。もうかなり日は長くなっているとはいえ、結局今回もまた、夕暮れのザッテル下りとなってしまったのだった。

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