百松沢山・南峰〜源八沢コース〜
- GPS
- 06:39
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,119m
- 下り
- 1,202m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
|
写真
感想
4月27日から父が2泊3日でショートステイに行くことになったが、またしても晴天は初日だけで28日、29日は荒れそう。そこで、当初は群別岳あたりに行こうかと考えていたのをあきらめ、盤渓山〜砥石山〜八剣山の縦走に半ば決めかけていた。しかし直前になって、やはりスキーで行けるところにしたい、と心変わり。
で、27日の朝10時過ぎからのスタートで行けるところ、となると、結局…
今年3回目の百松沢山へ。1回は頂上へ行けなかったので、最低でも頂上へは行きたいし、この時間では烏帽子、神威は無理としても南峰までは行きたい。
この時期ならもうスノーモービル・ランドもやっていないだろうからと、源八沢コースを行くことにし、タクシーで登り口まで。ここには全く雪がなく、スキーを担いで歩き始める。今日はウロコ板なので軽い。飯場跡の少し下で雪がつながるようになり、スキーをはく。飯場跡の少し上の徒渉点は沢が出ており、スキーを脱いでベニヤ板の上を歩く。
ザッテルへの登り、最後のところは左の沢から巻き上がる。このあたりからは手稲山が見えることに初めて気づいた。ザッテルの上からは南に恵庭岳も見えた。
送電線を過ぎ、P.870の登りは、もちろん左に雪庇が発達していて、上部では急な左側の雪が落ちてしまっているが、稜線上は2月に比べれば雪は多い。途中で右の斜面をトラバースしてP.900とのコルに出る。ここからは百松沢山の南峰が見える。さらに左には、札幌岳から狭薄、漁、空沼、恵庭、樽前、風不死と連なる山並みも見える。
P.900からはピークの手前左に開けた斜面が見える。ピークへの最後の登りでは、左に広がるこの斜面が快適そう。下りはあそこを滑ろう。暑くはないが、天気は快晴。左に南峰が、右には手稲山がよく見える。三角点付近まで来ると正面には烏帽子岳。その右には定天、そして余市岳。
時間があるので南峰へ。コルへ下る尾根は、左側は雪庇はないものの、シュルンドというか雪とブッシュの間に隙間があって雪が落ちそうなところがもあり、ちょっとイヤな感じ。シールを付けたままブッシュが出ている尾根の右に回り込みながら下っていく。
コルからは緩い斜面が南峰の基部まで続き、急登を西に回り込むと、ピークまで再び緩い登りとなる。
百松沢山は最近割と来ているが、いつもスタートが遅いため、南峰まで来たのは実に25年ぶり、あるいは29年ぶり。やはり眺めは北峰に比べて格段にいい。特に北峰からは南峰の陰に隠れて見えない神威岳と烏帽子岳は圧倒的迫力(ちょっと大げさ)。烏帽子岳の左には無意根山、神威岳の左には札幌岳から樽前山まで見える。南峰から尾根のつながっている砥石山も。
シールを付けたまま北峰へ。南峰の基部までの下りは外してもよかったかと、ちょっと後悔。北峰からは、宮城ノ沢コースを下ろうかとも思うが、林道の長さを考えて、やはり登路の源八沢コースにする。ただ、2月に登ったときに滑ってみたかった頂上の北斜面をひと滑りすることにする。なかなかに快適だったが、標高差80mほどをあっという間に下り、そこから右にトラバースしながら少し登り、源八沢コースの尾根に。尾根上をさらにちょっと登って頂上方向に戻り、そこから、行きに見た斜面へ滑り込む。
P.870は、登りよりも頂上近くを通って、そこから北面の沢状の斜面を滑り下り、送電線の鉄塔のところにトラバースする。この時点で既に4時近いが、送電線下を下ってみることにする。かなり広い切り開きの片斜面を滑って一つ下の鉄塔まで行く。高校1年の秋に、訳あってここを登るハメになったことを思い出す。ということは、ここを通るのは35年ぶり。
この下の鉄塔からあわよくば沢筋を滑れるかと思ったが、既にブッシュがかなり出ていて快適そうではなく、林道を滑るしかなさそうなので、あきらめて、源八沢コースに戻ることにし、尾根に向かって登り返す。標高差140mに30分かかり、ザッテルに着く頃にはもう5時。もうかなり日は長くなっているとはいえ、結局今回もまた、夕暮れのザッテル下りとなってしまったのだった。
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