幕岩東稜/赤城自然園

2023年11月23日(木) [日帰り]

• GPS: 05:27
• 距離: 3.4km
• 登り: 442m
• 下り: 435m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:28
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:28

距離 3.4km 登り 442m 下り 442m

8:17 スタート地点
13:44 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

『黒滝山九十九谷登山口』に停めました。
思ったより広く、20台程度停められそうです。
先着車はいませんでした。

コース状況／危険箇所等

安全なところは駐車場周辺だけです。

写真

11/23 8:16

(ka)今日はここから！

どうも！ハーネス着けたらかすちんです！

いよいよ冬到来の越後国。
しかしせっかくの連休なので桃奈々師匠の楽しげなレコに釣られてのこのこやってきました南牧村。

(S)一時は半分くらい移住も考えた南牧村、久しぶりです。ここから登った岩は印象深いところばかり。しかしここは初めて。

11/23 8:17

(ka)一応、師匠にルート状況聞いてみたものの、わたしでも行けそうなのかは分からずじまい。

と言うか、さらに難易度の高そうなルートを推奨されて白目。

もー、こうなったら行ってみるしかないじゃん٩( `^´ )۶

(S)行ってみて取り付くほかに知る術はないのだ。行かないうちに無理だと決め付けるのは好きじゃない。

11/23 8:20

(ka)と言うわけでアプローチは師匠のレコをまるパクリ。
バス停裏の林道からてくてく。

(S)あいもかわらず、人は見掛けない。

11/23 8:23

(ka)ほうほう、稜線は見えてるけども……

(S)この植林帯から入ります。

11/23 8:27

(ka)まさかのいきなりよつんばいっ( ；∀；)

(S)枯葉で斜面の詳細がわからないが、とりあえずはこのスタイルで登れるところまで。

11/23 8:30

(ka)上がるほど斜度も増し、頼りになる灌木も疎ら。

えっと……チェンスパ持ってくるべきだった……

(S)まぁチェンスパはあってもなくても大差ないと思うなー。

11/23 8:30

(ka)情けないことにロープ投げ下ろしてもらった……

これは先が思いやられる……

(S)時間より安全に振った選択。落ちれば無傷じゃ済まないでしょう。

11/23 8:41

(ka)涙目で這い上がるとご覧の様相❀.(*´▽`*)❀.

(S)まさに天国と地獄。

11/23 8:42

(ka)なにこれ(((o(*゜▽゜*)o)))♡
めちゃくちゃ紅葉尾根！

(S)取付きがもっと楽に登れるなら良い紅葉スポットになっていたことでしょう。

11/23 8:44

(ka)すばらしすぎて、いきなり泣きそうになったけど、きてよかったぁ。

(S)出だしで心折れてる場合じゃなかったね。

11/23 9:16

(ka)まあまあ、急登だけども……

(S)こんな程度は得意ジャンルでしょうよ（＾ω＾;）
それよりボクの肺が爆発しそうだ！

11/23 9:16

(ka)岩稜帯が出てくると、テンションは最━━ヽ(*´∀`*)ノ━━高

(S)懐かしの西上州がここにある！

11/23 9:20

(ka)けっこう切れた尾根だから、よそ見は禁物ね。

(S)ここで落ちるようなら取付きで既に落ちてると思うよ！

11/23 9:20

(ka)とは言え、これは見とれちゃうよ♡

(S)完全貸切の紅葉尾根ね。

11/23 9:24

(ka)尾根上にはたまにこんな穴。

アナグマさんでも住んでる？

(S)何かいるかと1m程度の枯枝を差し込んでみたけど反応ナシ。

11/23 9:25

(ka)むむ、ヘンな岩が出てきた！

(S)スタスタ行けると思うでしょ？
でもそうはいかないのだなー。

11/23 9:27

(ka)斜度はこんな感じなんだけどホールド/スタンスは細かくて苔がめちゃくちゃ付いてるので精神的にこわい。

そんなわけで本日2度目、ロープ投げ下ろしてもらった。

(S)いざ取り付いてみると、難しくはないけど細かいスタンスでそれなりに緊張はする。

11/23 9:35

(ka)と、思ったらまたなんか見えてきた。

(S)よーしおもしろそうだ！
とこの時は思った。

11/23 9:40

(ka)こ……れ……は。

(S)これも簡単そうでどこからでも登れそうに見えた。が！
左のチムニー内は立っていてキツイ。右からも行けそうだったので行けるところまで行ってみたけど、核心の一歩がおそろしい。行けばたぶん登れたとは思うが、フォローが詰むとかなり厄介なことになる…

11/23 10:31

(S)てなわけで巻くことに。だがその巻きもとんでもなくおそろしいトラバースを20m程度2P。ようやく直登出来そうなルンゼ状を見つけて1P20m程度。

(ka)泥壁、久しぶりだったらありえないくらいこわかった……慣れって大事(ノД｀)

(S)もしかしたらこっちの方がおそろしかったかも。。。

11/23 10:51

(S)登り切ると必ずごほうびのあるところね(´ε｀ )

(ka)とにかくひらけた尾根なのよ。

11/23 10:55

(S)しばらくは紅葉が見事な岩稜のアップダウン。

(ka)きれいすぎて、脚が軽いっ♪

11/23 10:57

(S)たまに出てくる激急登が肺にワルイ。

(ka)後ろではーはー言ってるのが聞こえるけど、楽しすぎて振り向けないの(✿´ ꒳ ` )

(S)立ち止まるくらいの岩が出てくればなぁ…

11/23 10:59

(S)しかしさ、よくこんなところに住もうと思ったもんだよね。最初に住んだ人達はすごい。

(ka)今となってはあの建物のどれだけに人が住んでるのか……

11/23 11:00

(S)よーしあそこが幕岩だね！まだまだ遠いな！

(ka)いいトンガリ！

11/23 11:02

(S)西上州のザレの洗礼を受ける。

(ka)思いのほか滑らないザレで安心安全。

11/23 11:04

(S)簡単だけどリッジ登りもあったりしてとても楽しい（＾ω＾）

(ka)こわいところがぜんぜんなーい♡

11/23 11:04

(S)気持ちよく登れる階段状。

(ka)こんなとこなら、いつまでも歩いてられる⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

11/23 11:05

(S)リッジ通しで進んでの下りも問題ナシ。

(ka)さっきのおっかないトラバースと泥ルンゼは夢だったんだよ、悪夢。

11/23 11:09

(S)平場で少し休憩し、先に進みます。

(ka)ここは石碑みたいな岩がぶっ刺さってる幕岩展望台。

11/23 11:17

(S)ここも順調に進めます。

(ka)良いところに立てるんだな、これが。

11/23 11:18

(S)鹿岳が見事だなぁ。

(ka)この辺の岩山、ぜんぶ登れたらもう少し岩に耐性つくんだろうなあ(*´-`)

(S)生きていればね。。。

11/23 11:21

(S)藪漕ぎは一切ないので快適な尾根歩き。

(ka)ここらはまるで妻坂峠から大持の肩への尾根のようなすばらしい道！

11/23 11:23

(S)この木だけ鹿に丸裸にされていた。

(ka)ここらはクマさんよりシカさんの痕跡のほうが多いね。

11/23 11:25

(S)これはさながら大規模な日本庭園。

(ka)深い谷へ落ちる紅葉がすばらしい。

11/23 11:25

(ka)急登だけども鹿道を拾いながら歩けば楽ちん♪

サンキュー、シカさん(ㅅ´˘`)♡

(S)まるで登山道のようだけど違うんだよね。

11/23 11:36

(ka)下を見るとこんな斜度。

SMセンセイがまたヘンな穴に棒を突っ込んでた。

(S)急過ぎるだろこれ！

11/23 11:37

(ka)足もとが屋根瓦みたいな岩になってきた。

(S)フレークの逆層状態。

11/23 11:42

(ka)お！これが桃奈々師匠が積んだケルンだ！

(S)残念ながらぶっ倒れていた！

11/23 12:02

(ka)いよいよ幕岩が見えてきた☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

(S)よしよし軽く登ってやろう（＾ω＾）

(ka)誰かドローンを飛ばしてるね。
登ってたらバレちゃうぞ(*´艸`*)

11/23 12:05

(ka)セ、センセイ……これは、わたし、行けませんわよ……((((；゜Д゜)))))))

(S)まぁまぁ、ひとまず調査です…と思って一通り見てある程度取り付くも、これは無理ね。何かあった時に対処出来ないかも。
今日は倍力システム持ってきてないし。

(ka)麓でお寺の鐘がなる(*꒪꒫꒪)チーン

11/23 12:48

(ka)登れなかったのは残念だけども、東稜を歩きたかった念願はかなったからそれでいいのだー(。˃ ᵕ ˂ *)

しかしこのまま東稜をピストンするには時間がかかりそうだし、それより何より味気ない！

(S)こうなったらルートファインディング勝負！

11/23 12:56

(ka)SMセンセイが地形図を眺め、狙いを定めた尾根を下降することに。

ちょっと等高線詰まってるとこあるけど、いざ！

(S)30mのロープ1本なのがアレだけど、地形図と高低差、灌木の様子から行けるでしょう。

11/23 13:03

(ka)尾根は明瞭。
斜度もギリ歩けるけども、気を遣いながら歩くなら懸垂の方がむしろ速い=͟͟͞͞(๑•̀ㅁ•́)✧

(S)ぶっちゃけめんどくさいから懸垂2P+歩き50m+懸垂2Pで降りました。

11/23 13:14

(ka)センセイっ！足元に黄色い杭がある！

この尾根、当たりだっ！

(S)登れないけどエスケイプは任せろ！

11/23 13:34

(ka)どんぴしゃで沢も避けて舗装路に着地。

(S)よし。アルパインとは言えないような内容だけど、下山もアルパインのうちということで。

11/23 13:34

(ka)ここに降りてきた。

(S)むしろここから取り付く計画もアリかなと。

11/23 13:43

(ka)ただいまー！
なんやかんや、ちょうどいい周回になったね！

(S)ひよったのか、そうではなかったのか…
でも、ふたりで無事に帰るのを優先したということにし、振り返らない！

11/24 12:55

(S)気持ちを切り替えて翌日は紅葉でも楽しもうということで、赤城自然園。普通にどこでも山に入れば紅葉は楽しめるけど、財力の証し、赤城自然園( 'ω' )

(ka)近場でゆるふわハイクできるとこないか物色してたら、ここ「赤城自然園」の「イロハモミジのトンネル」が期間限定開放中、と。

11/24 11:47

(S)さぁ一人千円のポテンシャルを見せておくれ。

(ka)ノリと勢いで来たもんだから入園料￥1,000もするなんて思いもしなかった……

11/24 11:48

(S)ムラサキシキブの実がまだかろうじて独特の紫を誇っていた。

(ka)茶道のお教室で最初に教わった山野草。だから、すごく、すき。

11/24 11:54

(S)おぉー。これは癒される。

(ka)これが開放中のポテンシャル！

11/24 11:56

(S)カンアオイの仲間がまだ残ってるんだね。

(ka)フレッシュに見えるね。

11/24 11:57

(S)冬に晴れが多い北関東はうらやましい。

(ka)その代わりと言ってはナンだけど、乾燥はハンパない。

11/24 11:59

(S)タツナミソウに似るこの花は…？

(ka)狂い咲きしてるにしては、もりもり咲きすぎよねえ。

11/24 12:00

(S)いやいやこれはすばらしい！

(ka)これ、けっこう大当たりだったのでは？

11/24 12:15

(S)狂い咲きサンダーバード、ヤマツツジ。

(ka)おひさま、すてき(⑉• •⑉)♡

11/24 12:15

(S)真っ赤っかにもほどがあるね！

(ka)夏が暑すぎてちりちりの葉っぱが多いかと思いきや、全くそんなことはなく。

11/24 12:16

(S)青と赤で目がおかしくなりそう。

(ka)ものすごいコントラスト( ✧д✧)

11/24 12:17

(ka)ほいよっ！

(S)唐突にほいよがきた！

(ka)そこに三角点があると分かればまっしぐら！（三角点ハンターではない）

11/24 12:34

(S)この蔓性植物の締め付けがすごい。

(ka)ぐるぐるの木！

11/24 12:47

(S)ホトトギスは夏の限定花だと思っていたけど、どうやら違うらしい。

(ka)越後でホトトギス見たことないね。

そう。タマガワホトトギスは夏だけどホトトギスはもうちょっと後の花なのよ。

11/24 12:47

(S)冬咲きシクラメンとどこかに書いてあったけど、シクラメンは普通冬咲きなんじゃないのか？

(ka)だよね、不思議。

11/24 12:49

(S)唇がひび割れる群馬から、路肩に雪がある新潟へ。
異国情緒あふれる旅も終わりです。

(ka)こんな青空、次はいつ見られるかなー。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

iPhone XS Apple

感想

SM100C

紅葉の山としては本当にすばらしいので、尾根に乗り上げる登山道があれば人気になりそうな気もするが、場所が場所なのでそうでもないかも知れない。



ふたりで行って無事帰って来るのが大前提でやっているアルパイン。
もちろん皆そうなのだろう。

登りたいところがあるとして、そのためにパートナーを探すことは絶対にしない。
一緒に登れると思うところに行きたい。
まぁそれでも、こんなこともある。

個人の想いでしかないので、そうは思わない人もいて当然と思うが、登りたい山と、一緒に登りたい人との天秤など、まったくバカげていると思っている。

kastin52

山に初めて入った日のことは忘れられない。

何気なく職場で「登山をやってみたいんだけどな」とつぶやいたとき同僚に「やってみたいのに、なんでやらないの？」と、聞かれてうまく答えられなかった。

体力だったり、時間だったり、お金だったり、いろんなことを言い訳にしようとした。

色々考えてみたけれど、なんだか、ぜんぶばかばかしくなって、その週末、とりあえず靴とザック、レインウェアをそろえた。

ついでに初心者向けの日帰りハイキングの小冊子も買って、わたしでも歩けそうな鳩ノ巣渓谷へ行ってみようと決めた。

お盆の暑いさなか、青梅駅を過ぎるととたんに景色と空気が山のそれになる。

鼓動が高鳴った。山しか見えない。
東京にこんな場所があるんだ、と純粋に驚いた。
あんな森の中へ、今からわたしはひとりで入って行くんだ。

歩き出した古里駅ではハイカーもいたけれど今思えば彼らは丹三郎尾根へ向かったのだろう。

鳩ノ巣渓谷へ向かう人はいなかった。

流れる汗を拭いながら松ノ木展望台で見下ろした街の景色は涙が出るほど感動的だった。

そこから見える鳩ノ巣城山の姿に見とれて、あの山には登れるのだろうか、とぼんやりと眺めたのも覚えている。

鳩ノ巣小橋や白丸ダムの辺りは少し、ハイカーや観光客もいたけれどそれも過ぎてしまえばまた孤独な山歩きだった。

歩きながら汗なのか、涙なのかを流しながらずっと「わたしにほんとうの登山なんてできるんだろうか」と考えていた。

今もずっと「ほんとうの登山」ができているのか考え続けている。

山を想うだけで、涙が出るほどに。

コメント

yamaonse

おふたりさま、こんばんは！西上州のヘンな山、ここだったんですね。妙義界隈の岩場も（大の字までしか行ったことないけど）岩が脆くて危ないらしいけど、誰かが歩いた実績のある岩場よりも、落ち葉もミックスでその下になにが隠されているかわからないこういう急斜面のほうが手強いように思えます。初心者でヌクビ沢に行ったときに、手すりやハシゴのある奥穂高よりなんのガイダンスもない破線の沢のほうが怖いと正直思いました。もっとも怖いを通り越して、開き直る気持ちしかなかったけど（笑）ほんとうの登山、そのときどきで変わりそうですね。カレイとともに注意力も長続きできなくなるし、どこからがほんとうなのか分からないけど、そのときどきでできることがほんとうの登山なのかなとも思えます。よぼよぼになって市民憩いの里山歩くのもほんとうの登山、お遍路で超える峠道もほんとうの登山。リスク冒す度胸もない年寄りの言い訳かなぁ（自爆）

SM100C

yamaonseさんこんにちは！
以前はけっこうこういうところも登っていたんですが、久しぶりにやるということもあってか、非常に躊躇するようになってしまいました。
しかし、いろいろな要素があって考えた末に登るのを諦めたので、後悔はないのです。

ヌクビ沢、今年一度途中まで行ってきましたが、まぁ破線とはいえ登山道というにはイヤらしいところばかりでしたね(´ω｀;)
確かに北アのメジャールートよりは厄介な感じ。落ちる人が多いのはわかる気がします。

登山道があるかないかにかかわらず、行きたいと思ったところに行ける技術と体力があることが本当の登山が出来るかどうかの境目なのでは、と思っています。
そういうワタクシもアルパイン的にはまったくもって本当の登山が出来ていない気はするのですが、植物探索はかなり満足出来るようになってきました(´ω｀)

競技をやるつもりはないので、より難しいことをやりたいという興味はほとんどなく、これもまたリスクを避けるカレイヤローのボヤキにしかなっていない気もする昨今です(´ω｀;)

kastin52

やまおんせさん、こんにちは。
同じヤブ岩でもこの稜線は妙義界隈とはまたちょっとちがう感じ。
ほんとにハイキングコースになってもおかしくないような歩きやすい岩稜帯でした。大岩をクリアできないと詰んじゃう感じだけど。

今ではこうやってパートナーといっしょに「できること、できないこと」を模索して、協力しあって歩くのが登山だなーって思ってます。ソロじゃなく、ロープ技術も覚えたから。

そのうち、できないことが増えてきても後悔しないような山歩き、続けたいな。

ヌクビ沢から上がったやまおんせさん、フツーにすごいですよ、ほんと、あれ、沢歩きですわ。

tomhig

出来る出来ないの端境が楽しいんじゃないですかね。
振り返ってみるとマルチピッチでやったルート、直後は高揚感あってどんなもんだと思いがちですが、しばらくするとあんま大したことなかったのかなぁと思ったりして。
かといって山から離れた状態でもう一度やれって言われたらまず無理。
同じ人間なのに気力の有無で難易度全然違ったりしますよね。
今ならトレインハイクでやるような5〜6時間の里山でも充分楽しめそうです(山に行く腰が滅茶苦茶重いですが)。

行きたい山はパーティーで頑張れば手が届きそうなとこ。
撤退、予定変更も場の空気で納得というか、一緒に場数踏んでる面子だからこそです。

なんか何書いてるんだかわからなくなってしまいましたがSM100Cさんの所感が妙に響いたもんで。
山の楽しみは個人の主観、年齢、生活環境とかで出来ることも変わってきますし、楽しいと感じるツボも変わるもんだと私も実感しております。
他人に迷惑掛けたり不快な思いさえさせなければ何やったって良いんじゃないですかね。

kastin52

トムさん、おはようございます。
「出来る、出来ないの端境」まさに、それ！

わたしなんて、「ハイカーに毛が生えたクライマー」どころか「ロープが扱えるハイカー」なんですよね。

師匠にこの世界を教えてもらって、パートナーと出会って。

わたしが山でやりたいことを理解してくれる方々にサポートしてもらえてここまでやってきました。

最初から、いわゆるクラシックルート的な壁なんかにはあんまり闘志が湧いてこなくて、手垢の付いてない里山低山のボロ壁なんかを「行けるとこまで、まずは行ってみよう」っていうのがたまらない。

たぶん、岩、沢、雪を目指したハイカーとしてはかなりの少数派なんじゃないかとさえ思うけどもそういう趣向の合う人と巡り合ったことはほんとうに幸運です。

じっさい、とある山岳会で「そういうことやりたい」って言ったら、ぽかーんとされたし。

わたしも、何が言いたいのかわかんなくなってきた笑。

今年、ほんとはやりたかったアルパインルート（もちろん記録なしのルート）があったんですが条件が合わず下見で終わったんですよ。

来年になるか、もっと先になるか分からないけれど、ここはSM100Cさんとふたりで！としか考えられないので、精進したいと思ってます。

SM100C

tomhigさんこんにちは！
こういう話は言いようがないというか難しいというか、口に出してしまうとなんと陳腐で独善的なんだと自己嫌悪に陥ることもしばしばです。
高みを目指してより難しいところに挑戦する人は、それはそれで尊敬するし憧れるのですが、なんかこう、目指すものが根本的に違うというか。
たぶん性格的なものなんでしょうけど、登れても登れなくても、喜ぶのも悔しくなるのも、いつも一緒に行ってくれる人がいればこそで、それが最優先というか。もはやクライミングの範疇の話ではない気がするんです。
ほらやっぱりうまいこと言えない(´ω｀;)

たぶんいつまでもこのスタイルでいくと思っていますが、言われるように主観、年齢等で変化するものもあろうかと思います。
先のことはどうなるかわかりませんが、せっかく趣向が同じパートナーがいてくれるので、ケガせずにいつまでもやっていけたら、それで充分しあわせなんじゃないかなと思っています。