裏妙義(旧国民宿舎〜丁須の頭〜谷急山〜もみじ谷↓)

2023年11月23日(木) [日帰り]

• GPS: 08:03
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,537m
• 下り: 1,536m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:53
• 休憩: 2:06
• 合計: 7:59

6:11 国民宿舎裏妙義（閉館）
7:08 7:09 炭焼き窯
7:36 8:12 丁須の頭
8:44 8:49 赤岩
8:54 8:55 赤岩見晴
9:08 9:08 烏帽子岩
9:33 9:33 風穴尾根の頭
9:43 9:44 三方境
10:25 10:37 前衛峰
11:01 12:04 谷急山
12:23 12:30 前衛峰
12:58 12:58 三方境
14:10 国民宿舎裏妙義（閉館）

天候

高曇り気味の晴れ→快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

スタートの6時時点で4台、下山した14時過ぎでは路肩駐車もあった程

コース状況／危険箇所等

丁須の頭までは一部落葉や岩で道不明瞭な所が有るもののペンキマークやピンテが多くあり道迷いの心配なし。難易度の高い鎖場は丁須の頭すぐのチンネと2・3か所あるステップの薄い一枚岩。

写真

11/23 6:07

前日深夜に到着し車中泊で日の出前に出発、夜は5℃前後で寝袋が無いと寝れないぐらいの寒さだった

11/23 6:42

谷(沢)を詰めていくので岩がゴロゴロ

11/23 6:56

眺望が良い訳ではないけど谷筋の岩の景色と紅葉のコラボはなかなかの物

11/23 6:57

鎖場の難易度はさほどでもないけど、妙義らしいステップの薄い礫岩で鎖に頼らないとなると結構難しい

11/23 7:05

まだ日が当たってないので写真ではイマイチだけどこの時期に来て紅葉大当たり

11/23 7:11

水量の多い春や凍結する冬だと滝や氷瀑が綺麗になりそうな枯滝

11/23 7:32

御岳コース合流への最後の登り、ここは急登で落葉が滑る事も有り結構大変

11/23 7:51

2年ぶりに来た、今回は朝早いから誰もいない

11/23 7:53

表妙義

11/23 7:53

この先行く裏妙義稜線

11/23 7:54

妙義から見る浅間山が一番綺麗だと思う

11/23 8:11

ハンマーヘッドが一番良く分かるこの写真はお約束

11/23 8:15

赤岩と烏帽子岩カッコいいなぁ、ロープ無いと登れないけど

11/23 8:18

有名なチムニーを上から、写真だとイマイチ分からんね

11/23 8:23

下りた所から、間違いなく核心部だけどステップは豊富なので鎖をしっかり持って基本に忠実に下りれば問題なし

11/23 8:37

赤岩の基部トラバースに下る岩もステップの薄い一枚岩で自力で下りようと思うと結構な難度、寝ているので割り切って鎖に頼るなら楽だけど

11/23 8:41

赤岩基部のトラバースその一、写真で見るよりステップも高度感も有る

11/23 8:41

赤岩かっけぇ

11/23 8:46

逆角度から、登ってみたいなぁ

11/23 8:46

トラバースその二、高度感は上がるが桟橋も有りテラスも大きい

11/23 8:48

振り返るとこんな感じ

11/23 8:55

こちら烏帽子岩

11/23 9:43

危険地帯は過ぎたと思っていました、この時は

11/23 9:50

女道もいつか行こうと思う

11/23 9:52

ホント紅葉ベストタイミングでした

11/23 10:03

P1への登りは普通の登山道だけど斜度は急登と呼ぶべきキツさ

11/23 10:22

P2への登りが滅茶苦茶キツイ

11/23 10:26

地形図見ると等高線の密具合にビビるけど本当にキツイ

11/23 10:26

P2から歩いて来た尾根を見る

11/23 10:31

表妙義、微妙に木が邪魔

11/23 10:31

あれが目指す谷急山

11/23 10:33

写真だと分かり難いけどこれがV字キレット、大した事ない

11/23 10:36

見事な割れ目

11/23 11:04

登頂！

11/23 11:05

浅間の眺めが最高、奥には頸城山塊から北アルプス

11/23 11:05

西上州の山々と八ヶ岳、荒船メチャ目立つ

11/23 11:05

表妙義一望

11/23 11:06

丁須の頭がチョコっと見える

11/23 13:05

戻ってきてもみじ谷を下山、植林の杉も多いのだけど楓やブナが群生している所はもみじ谷の名に相応しい

11/23 13:26

紅葉のタイミングが完ぺきでした

11/23 13:34

何度も足を止めてしまう、これは凄いわ

11/23 14:04

最後は暗い杉林を抜けて林道に到着、標識がしっかりしていてこちらから登る場合も迷う心配はないな

11/23 14:11

ゴール、明るい時間帯だと駐車場から見上げる稜線もなかなかの景色

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル 着替え ガスカートリッジ コッヘル 食器 ライター ロールペーパー ヘルメット

感想

shige_verde

毎年晩秋に岩場通過技術のおさらいと紅葉を目当てに妙義に行く。
表と裏を交互に言って今年で4年目。
その4回で今回のコースが一番見事な紅葉だった。
コースの長さも日帰りとしてちょうど良い感じで鎖場も相変わらず楽しく、妙義で一番お気に入りのコースになった。

国民宿舎から丁須の頭までは普段なら好きではない樹林帯だが岩場と紅葉のお陰で飽きずに楽しく歩けた。
丁須の頭がこれまたスタートから1時間半程度で到着とタイムと良い景色と言い休憩にちょうど良い位置にある。
朝早かったので独り占めできたのもラッキー。

チンネは聞いていた通り結構な難易度。
ステップは豊富なのだがほぼ垂直で高度差も有るので慎重にならざるを得ない。
表の2段ルンゼとどちらが危ないかと言えば…いい勝負か？微妙に2段ルンゼの方が大変か？と言ったところ。
赤岩基部のトラバースも似たようなトラバースは北アルプスなどでも多いのでいい練習になる。

三方境を過ぎると谷急山へは妙義らしい岩場は無くなり難易度はグッと下がるのだが、アップダウンがキツイ。
特にP2の急登(帰りは激下り)は凄かった。
行き帰り共に楽はさせてくれない山。
だが山頂の展望は素晴らしく行く甲斐がある。
この日は無風で温かくタイムも余裕が有ったので1時間も居座ってランチを楽しんだ。

下山のもみじ谷は見事の一言。
グダグダ言うよりも写真が全て。
アップした以外にも大量の写真を撮ってしまった。

来年は表の番だが連続で裏に来ても良いと思うほど気に入った。
次は谷急山北稜で上がって女坂を下りても良い。