伊勢路踏破へ 4日目 （三野瀬駅〜始神峠〜馬越峠〜八鬼山〜三木里駅）

2023年11月23日(木) [日帰り]

• GPS: 09:26
• 距離: 30.7km
• 登り: 1,141m
• 下り: 1,143m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:08
• 休憩: 0:14
• 合計: 9:22

7:08 三野瀬駅
7:19 7:20 始神さくら広場
7:45 7:45 始神峠
8:18 8:18 馬瀬バス停
8:36 8:36 トロッコ道跡
10:01 10:01 相賀神社
10:19 10:19 道の駅海山
10:28 10:28 馬越峠海山登り口
11:09 11:11 馬越峠
11:53 11:53 馬越公園
12:07 12:08 北川橋
12:28 12:28 やのはま道
12:57 12:57 八鬼山登山口
13:31 13:31 行き倒れ巡礼供養碑
13:39 13:40 籠立場
13:46 13:46 林道出合い
13:56 13:57 七曲がり
14:14 14:14 八鬼山桜茶屋一里塚
14:25 14:25 蓮華石と烏帽子石
14:30 14:31 九木峠
14:42 14:42 荒神堂
14:50 14:53 八鬼山
15:00 15:04 さくらの森
16:23 16:23 雁木付きの家
16:30 三木里駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：西武高速バス（三重交通共同運行）　バスタ新宿 22:04発〜5:54着 紀北町紀伊長島BS 徒歩で紀伊長島駅　紀伊長島駅 6:58発〜7:05着 三野瀬駅
復路：三木里駅 16:37発 〜 16:53着 尾鷲駅

コース状況／危険箇所等

コースの6割は舗装路。残り4割で始神峠、馬越峠、八鬼山の3つのピークを越えます。それぞれの標高は始神峠は147m、馬越峠が325mでたいしたことないですが、最後の八鬼山は647mと登山の領域です。

その他周辺情報

本コース途中の食料の調達ですが、尾鷲市内以外では「ファミリーマート みやま相賀店」と「道の駅海山」しかありません。

写真

11/23 5:53

高速バスで、まだ暗い「紀北町紀伊長島」のバス停に到着。1ヵ月ぶり。ここでの下車は私だけ。東の空の赤い雲がGood!

11/23 6:05

紀伊長島駅までの徒歩20分の途中で、ファミマ紀伊長島インター店に寄り、朝食と昼食を調達。トイレも済まします。よいところにあり助かります。

11/23 6:21

紀伊長島駅に到着。待合室で朝食です

11/23 6:31

前回履いていたランニングシューズの底のすり減りが気になってきていて、今回は石畳で滑りやすいかもしれないと思い、新しいシューズを使用します・

11/23 7:05

紀伊長島駅からキハ25に乗って1駅。前回（第3回）の終着地点の三野瀬駅へ。ここが本日のスタート地点

11/23 7:06

乗ってきた列車を見送ってからスタート

11/23 7:14

まずは国道歩き

11/23 7:19

15分ほどで始神峠の入口です

11/23 7:25

新宮まで残り82km

11/23 7:30

このような道で少しずつ標高を上げます

11/23 7:36

石畳ではないです。

11/23 7:45

入口から20分で始神峠に到着しました。本日のウォーミングアップ

11/23 7:46

登ってきた方向を振り返ります。

11/23 7:51

ここからは江戸道と明治道があります。本日の午後は八鬼山が控えているので、時間短縮のために、短い江戸道を選択。

11/23 7:57

江戸道の下りはあっという間。

11/23 8:02

ここからは長い国道歩き

11/23 8:14

すぐに明治道とも合流。

11/23 8:48

国道歩きは退屈なので、望遠レンズに付け替え。
セグロセキレイがいました。
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1525.html

11/23 8:51

船津駅を通過。

11/23 9:10

イソヒヨドリ
これもこの辺りでは何度も見かけます。

11/23 9:57

相賀神社に到着。

11/23 9:59

この相賀神社の境内の紅葉が見事。今回の最高の紅葉

11/23 10:06

銚子川を渡ります。水の透明度が凄いと思って調べてみた
https://www.kankomie.or.jp/report/1009　より
「銚子川」の源流である大台ヶ原は、年間降水量が5,000ミリを超すこともある多雨地域で、なおかつ「銚子川」の源流の一つである大台ヶ原の堂倉山の高度は1400メートルもある急傾斜。豊富な水量が、源流から河口までの17キロという短距離かつ急傾斜な中を一気に流れていきます。ですが、「銚子川」は雨の翌日であっても、流れてきた葉っぱなどが堆積した岩や砂礫(されき)の間を通ってろ過されるため、透明度を保ったままでいられるそうです。」

11/23 10:07

ちょうど2両編成の特急「南紀」が橋を渡っていました。

11/23 10:08

夜行バスの停留所でもある「海山バスセンター」を通過。

11/23 10:18

「道の駅海山」に到着。馬越峠の入口にあたります。

11/23 10:28

道の駅から3分ほどで馬越峠の入口。
地元の小学生の解説が分かりやすいです。

11/23 10:35

待ちに待った見事な石畳と出会えました。

11/23 10:43

熊野古道のポスターにありそうな光景です

11/23 11:12

馬越峠に到着します。ここから天狗倉山や便石山などの登山コースがあるので、他の登山者も数名いました。
私は先があるので峠から下山します。

11/23 11:24

下山途中にヤマガラ

11/23 11:35

下りも石畳は続きます。

11/23 11:43

下る途中に東屋ありました。ここからの尾鷲市内が展望できます。

11/23 11:51

石畳道はここで終了。この休憩小屋にパンフレットが多数置いてあります。

11/23 11:57

尾鷲市内へ下ります。

11/23 11:58

天狗倉山を振り返り

11/23 12:07

尾鷲市街地に入ります。

11/23 12:10

街中には大漁旗がちらほら

11/23 12:29

途中で細いクネクネの旧道に入ります。この目印を辿って歩きます。

11/23 12:44

トンビも多数

11/23 13:04

八鬼山の登り口に着きました。標高差600mを上りますが、このペースで歩けば、17時にはゴールの三木里駅に到着できそうです。

11/23 13:20

ここも石畳が見事です

11/23 13:31

石畳が見事なのは同じですが、ただ馬越峠とは標高差が違います。ひたすら登る、登る・・・

11/23 13:31

この八鬼山超えの石畳は敷石も大きく立派とのこと

11/23 13:45

まだ山頂まで半分以上ある。

11/23 13:51

写真ではわかりにくいのですが、斜度もあります。

11/23 13:56

七曲り。今回の上りで一番急なポイントがスタート

11/23 14:00

登ります。

11/23 14:01

まだ登ります。

11/23 14:15

一里塚を通過

11/23 14:19

11/23 14:24

蓮華石（手前）と烏帽子石（奥）

11/23 14:38

山頂に着いたと思ったら、手前の荒神茶屋跡でした。
トイレもあります

11/23 14:39

荒神茶屋跡の解説

11/23 14:49

10分ほどで八鬼山の山頂。ここは展望ないです。

11/23 14:51

山頂横にも茶屋があったそうです。

11/23 15:00

山頂から10分ほど歩くと展望地点。眼下は九鬼の町。東屋もあります。是非立ち寄るべし

11/23 15:11

八鬼山からの下りは明治道です。かなり急です。ここは石畳がほとんどないです。

11/23 15:31

十郎茶屋跡。

11/23 15:32

十郎茶屋の解説が面白い。

11/23 15:43

最後は急な石の階段。

11/23 15:48

ここで江戸道と合流。江戸道は危険個所があるので通行止めだそうです。

11/23 15:52

合流後は見事な石畳が復活。

11/23 15:58

ここでハイキングコース終了。

11/23 16:01

八鬼山を振り返ります。

11/23 16:18

最後は海岸線を歩きます。

11/23 16:31

無事に暗くなる前に三木里駅に到着。
5分後の列車で宿泊地の尾鷲駅にバックしました。

11/23 18:42

宿の近くで海鮮料理をいただきました。

11/23 18:59

尾鷲の活魚・海鮮・定食 魚処 豆狸
http://www.uodokoro-mameda.com/

撮影機器：

OM-D E-M10 Mark III ボディ オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図（ブック） 携帯 時計 タオル カメラ ガーニーグー（靴ずれ防止クリーム） 予備バッテリー 充電器

感想

けんたな

1ヵ月前に3日間かけて伊勢神宮から三野瀬まで歩いており、今回はその第二弾。ここから新宮までを、また3日間で目指します。
今回の熊野古道の伊勢路において、馬越峠と八鬼山にて、ようやくポスターで見るような石畳の道を歩くことができました。
平地とはいえスタートから20km歩いた後に標高差600mを一気に上がるので、明るいうちに峠を越えるか少し心配していましたが、午前中にスピードあげて歩いたこともあり、問題なく八鬼山も通過。
伊勢路のハイライトとなる峠超えを歴史の重みを感じながら楽しんで歩くことができました。