記録ID: 62315
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無雪期ピークハント/縦走
六甲・摩耶・有馬
丹生山系縦走(丹生山〜帝釈山〜稚児ヶ墓山)
2010年05月01日(土) [日帰り]
- GPS
- 04:35
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 954m
- 下り
- 894m
コースタイム
6:25 丹生神社バス停
7:25 丹生山山頂(丹生神社)
8:00 帝釈山山頂
8:45 国道428号出合
8:55 稚児ヶ墓山登山口
9:25 稚児ヶ墓山山頂
9:55 肘曲り
10:30 柏尾台登山口
11:00 新神戸トンネル北口駐車場
7:25 丹生山山頂(丹生神社)
8:00 帝釈山山頂
8:45 国道428号出合
8:55 稚児ヶ墓山登山口
9:25 稚児ヶ墓山山頂
9:55 肘曲り
10:30 柏尾台登山口
11:00 新神戸トンネル北口駐車場
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
●丹生山系縦走(丹生山〜帝釈山〜稚児ヶ墓山) (全行程 12.1km 所要時間 約4時間35分)休憩時間含まず ●丹生神社バス停〜帝釈山山頂〜国道428号出合(所要時間 約2時間20分) (概況) 丹生神社バス停下車、目前の石鳥居をくぐります。みちなりに進むと「丹生会館」そばにお地蔵さんが鎮座しています。 みちみちの丁石を目印に徐々に高度を上げていきます。 幾たびの分岐を通過(道標あり)、やがて勾配が緩やかになったところが明要寺跡(丹生山城)でそこから少しあがったところが「丹生神社」です。 帝釈山山頂まで快適なコースとなります。分岐(道標あり)、アップダウンを繰り返します。 山頂は帝釈大明神とされる石の祠が二つ、鎮座しています。 山頂から東へ下ること約45分、国道428号と出合ます。 (みどころ) 丹生山明要寺・・・ 仏教を日本に伝えたのは1,400年前、百済王聖明ということだが、その聖明の王子恵が政変で日本に亡命した。その時多くの技術者、農耕人等を随伴し、当時は湖であったこの地を開拓して定着した。王子恵はそれ以来童男行者と称して活躍し、勅許を得て丹生山に堂塔伽藍を築き寺号を明要寺と称え、その奥の院として隣の峰に梵天帝釈を祀ったのが帝釈山の由来となる。 (ビューポイント) 帝釈山山頂・・・菊水山、鍋蓋山が望めます。 (難所) 特にありません。 ●国道428号出合〜稚児ヶ墓山山頂〜新神戸トンネル北口駐車場(所要時間 約2時間15分) (概況) 国道出合から700m南下すると双坂池にきます。涸谷の様なごろ石の谷道を直線的にぐいぐいと上ります。 しばらくで稚児ヶ墓山頂に到着します。山頂からの眺望は望めませんが、東へしばらくのところに椿の木の根元を囲んで石が積み重ねられている「稚児の墓」があり、そこから南西の眺望が得られます。 丈高い潅木の中の急坂を東へぐんぐん下り、左へ山腹を巻いて谷の源流に出、渓谷を下ると、やがて志久峠道の肘曲りに出ます。 志久道を詰めると、やがて柏尾台の住宅地にでます。 (みどころ) 稚児墓について・・・ 天正7年(1579)信長の命を受けた秀吉が三木城の別所長治を攻めた世にいう播州征伐のとき、明要寺は領主別所氏に加担したとして秀吉軍の夜襲をうけ、寺は焚かれ、人は殺戮された。かなり徹底したものであったらしく、このとき丹生山や奥の院の帝釈山にいた幼い稚児たちに至るまで容赦なく無惨に殺されてしまったのを、里人たちが哀れんでその亡骸を埋めたのが稚児の墓で、その手向けの花を採ったのがその東隣の峰で、花折山という。 (ビューポイント) 稚児の墓・・・南西の方角の眺望があります。 (難所) 特にありません。 (トイレ情報) コース内に公衆トイレは見当たりませんでした。 (交通アクセス) 自動車・・・ 新神戸トンネル北口周辺に駐車場あります。 5時間以上で500円。 駐車場から北西側の歩道橋をおり、小橋バス停(市バス111系統・衝原行き)から乗車します。 鉄道・・・ 神戸電鉄「箕谷駅」下車、箕谷駅前バス停(市バス111系統・衝原行き)に乗車します。 (ルート図について) 丹生山〜帝釈山〜国道428号の間はルート記載に真実性が欠如されていますので注意してください。 |
写真
感想
「哀史と秘境の山々」
六甲山の西北に位置する丹生帝釈連峰。
その素朴さと静寂感。
もう、六甲山では遠くなった昔を想わせるものがあります。
神戸電鉄「箕谷」からバスですぐに懐に入れますので、
あえて「六甲・摩耶・有馬」のカテゴリーに登録しました。
今回はsilverstarさん、yokochanさんの山行記録を参考にさせていただきました。
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コメント
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こんにちは。
「丹生〜帝釈〜稚児墓」私も81年に縦走してます。
当時は 三宮⇒箕谷(バス)箕谷⇒丹生神社(バス)
でしたが なんと車掌さんが真ん中に乗ってたことに
驚きました 30年の時の流れを感じますね。
箕谷駅周辺の変わりよう 阪神高速もなくて
もっと田舎の駅でしたよ。
それでも 丹生神社まで来るとまだまだのどかな
風景ですね。 (6)の写真によると200年
鎮座してたということは 私も30年前きっと前を
歩いてますよ。それでも 三山の山頂のようすは
変わりないようです。祠が残されたやや殺風景な
帝釈山 稚児墓の少し悲しげな風景など・・・
ありがとうございます。久々に会えて感謝してます。
miccyanさん、こんにちは。
当時の(今でもそうですが)高原地図がエリア外で、
なかなか決行できなかったのですが、
最近、silverstarさん、yokochanさんの
山行記録を参考にようやく決心がつきました。
silverstarさんへのmiccyanさんのコメントで
81年帝釈山〜稚児墓山、眺望が良いとのことでしたが、
背丈ほどのミツバツツジやツバキが辺り一面で
眺望は稚児墓山の一部にとどまっていました
81年「丹生〜帝釈〜稚児墓」いろいろ逸話が出てきそうですね
miccyanさんの記録で
突っ込み入れさせていただきます
さすがの「ヤマレコ」でもこの三山縦走は
なかなか目にすることがなかったので
どうなったかなと思ってました。人出はどうでしたか?
miccyanさん、どうもです。
怪しげな分岐点も殆ど道標がありましたし
踏み跡明瞭でしたので安心して歩けました。
ヤマレコ界では数少ない記録ですが、
意外と人気のコースかなと思いました。
一応、G・Wですので、人出も気になりましたが、
トレランの男性1名追い越されたのみでした。
まあ、早朝出発の上、午前中には下山してましたので・・・
こんばんわ。
丹生山系、初心者の私は、恥かしながら初めて知りました。
静かな山歩きが出来そうですね
平日なら、なおさら、ちょっと寂しい気もしますが、
行ってみたいですね。
記録しておきます ー☆ー
わかりやすいので、行く時は、印刷して行きますね
mizuponさん、おはようございます。
冬にいくと本当に寂しくなりそうなので春・夏が
良いのでは・・・と思います。
ただ少し、不便なエリア
(バスの便数が少ない・昼間約1時間に1本)ですので、
平日だとたぶん一人ぼっちになる可能性大です
その分、のんびり山歩き楽しめるのではないでしょうか。
mizuponさんのところからだと、
は三田経由で神戸電鉄利用が有利かと思います。
ですと、駐車場料金1日最大500円です。
mizuponさん、どうもです。
表題の質問の解釈が間違っていたらごめんなさい
丹生山系は「裏六甲」とは言いにくいですね。
丹生山系と六甲山系は切り離すのが本来かなぁと思っています。
「六甲・摩耶・有馬」に登録したのは、
感想で記述してある理由からです。
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