剱岳早月尾根 2800mまで



- GPS
- 70:59
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 2,191m
- 下り
- 2,182m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:24
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:48
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:45
天候 | 初日晴、2日目雪、3日目雪のち晴れ、4日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
11/23
「試練と憧れ」碑の脇から入山、珍しいことに歩き出しから雪があった。
松尾平くらいまで上げると登山道はほぼ雪でつながっていた。
この日はメンバー1名体調が優れない人がいて、二手に分かれて後ろからゆっくり登る。
昨日までの好天を生かして登頂した人がどんどん降りてくる、見たことがある人だなぁと思ったらやっぱり某有名ガイドさん御一行だったり。早月小屋まで上がると誰もおらず。ま、明日からの予報を考えると当たり前か。小屋の脇の雪を掘り下げて4人テントと3人テントが入るサイズの壁を巡らせた。到着時間が遅かったのと設営に時間がかかったのでテントに入るのが遅く、残念ながら貸し切りの夕日を楽しむ余裕はなかった。しかしこの壁のおかげで翌日の停滞は快適に過ごすことができた。宴会ものんびりのんびり。
11/24
いつもなら暗い中起きだして準備するところだが、この日は二度寝三度寝して9時くらいにようやく起きだす。
外は思ったほど荒れてなかったが
朝飯食べるとすることなし、メンバーが持参したトランプで暇をつぶす。大富豪とかナン10年ぶりにやったかなぁ…
幾度か除雪に出て、用を足しに行くくらいしかすることなし。夕方にスマホの歩数計を見ると500歩しか歩いてなかった。
翌日に備え晩飯食ったらすぐ就寝。
11/25
朝ちょっと出遅れるも暗いうちに出発。トレースは全く残っておらず。6名のうち初心者2名とお世話役がスタートで遅れ、その他3名でひたすらラッセルを回して標高を上げていく。岩場が出始めたところでやっと追いつてきた後ろ3名はワカン脱着。前3名はワカンのまま岩場を越えて進む。案の定まだまだ深雪が続き後ろがトレースでも沈んで遅れる。ポコを直登すると悪そうだったので巻いたがこのトラバースも雪深く、時間がかかる。初心者も見ていると苦手ポイントが個々で違っていて、けっきょくパーティは一番遅い人のペースで進むのが仕方ないが痛い。標高2800mを超えたところで11時過ぎ、往路で下りが大変そうなところもパラパラあったのでここいらで敗退を決める。下りは一か所懸垂したがあとは来た道をさくさく戻るがやはり初心者で足取り怪しい人がいる…早めに敗退しておいてよかった。余裕をもってテンバまで戻れた。ちなみにこの時間から山頂に向かう人たちもいたなぁ…。この日の下山はできない代わりに天候の回復した天馬からの夕陽や雲海が見れた。この春に登ったばかりの劔尾根も美しかった。ちなみにテンバは明日にワンチャン賭けた人たちでけっこうなテントが並んだ。まぁ明日行けば登れるんだろうが…。夜は非常食+酒なし。とっとと寝る。
11/26
夕刻までに帰宅したいという希望があってアタック日より早い出発。ひたすら下る。途中スキーを担いだ人がいたが、帰宅後調べるとやっぱYSHR先生御一行だったみたい。滑るとこないのに物好きな…とか思ってたら案の定だった。なかなかこんなところに板持ってこないもんな普通。他、早朝から登ってくる人たちとすれ違いつつもいい時間に下山。車が積雪→凍結の過程を経たらしくてドアもハッチも開かずにだいぶ難儀。風呂→寿司(開店待ちして入る)のお約束ムーブを経て帰宅。
今回はこのシーズン4回目トライにして初めて登れなかったがいろいろ学びの多い山になった。これがこの後生きるかどうかは謎…。
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