金胎寺山〜嶽山(ダイトレもどき2日目)
- GPS
- 04:36
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 470m
- 下り
- 439m
コースタイム
天候 | 雲の多い晴れ、やや風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富田林〜汐ノ宮(近鉄長野線)240円 蒲中央〜富田林(金剛バス)370円 富田林〜滝谷不動(近鉄長野線)180円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★汐ノ宮駅から目の前の信号を渡りそのまままっすぐ山に向かって進み橋を渡って突き当たりを右にしばらく進む。途中に腰神神社があり、さらに歩くと金胎寺山登山口の標識がある ★金胎寺山山頂で金剛山・大和葛城山を望めるベンチ前にロープが張られた薮の下山ルートあり。ロープやワイヤーがほぼずっと張られてるので道迷いはしないが、急斜面多く道幅狭く落ち葉で滑るしマジで怖い。とはいえ私が歩けたのだから難易度は低いが初心者にはおすすめできない。途中からわりと普通の山道っぽくなる。林道に出てしばらく歩くと嶽山に続く車道に出る。道標や案内板はないので逆ルートだとわからないと思います ★嶽山は「亀の井ホテル富田林」の敷地内、玄関を通り過ぎて右の道に入り、テニスコートの脇を通って奥に進むと山頂の標識あり。展望地はテニスコートに進む道の左の道に入る。案内板は設置されていないのでスマホで調べた |
その他周辺情報 | ★近鉄線・JRはSuica使えます ★富田林駅前にコンビニあり ★ビジネスinn翠月(安くて必要十分な設備あり、おすすめ!) https://www.jalan.net/yad391934/?screenId=UWW3101&yadNo=391934&distCd=01&yadoDetailMode=1&stayYear=&stayMonth=&stayDay=&dateUndecided=1&roomCount=1&adultNum=2&roomCrack=200000 ユニットバス付和室6畳1泊2食7,100円(平日料金) お部屋はエアコン・湯沸かしポット・冷蔵庫・テレビ・鏡・ドライヤーあり タオル・バスタオル・ガウン・使い捨て歯ブラシ・カミソリあり 食事は玄関入ってすぐの食堂で、ごはん味噌汁お茶などおかわり自由 ポットのお湯はいつでも利用可能 洗濯・洗剤無料・乾燥機30分100円 無料パソコンあり(使わなかったケド) 家族風呂もあるらしいが説明されなかった。平日は沸かしてないのかも? 過去天気図(気象庁) |
写真
装備
備考 | 長袖ドライレイヤー、メリノウール、マムート赤シャツ、秋冬用トレッキングパンツ、風強い時はレインジャケットを着用 |
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感想
( ̄∀ ̄)
有休を取って4連休にし、ダイトレ挑戦2日目。
…のはずだったンだけど、この日は色々間違えて予定の岩橋山に登れず
駅から短時間で登れるという理由で、急きょ金胎寺山〜嶽山を歩くことに。
言うまでもないですがこの2座はダイトレの山ではありませんのであしからず。
1日目の「屯鶴峯〜二上山」レコはこちら↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6231325.html
宿のある滝谷不動駅から近鉄線に乗り、バスに乗るため富田林駅へ出発。
しかし間違えて富田林西口駅で降りてしまい、無駄に10分ほどホームで待ちました。
それでも駅前のコンビニで食べ物を買う時間も十分あり、バス停でさらに待機。
この時、「有休を取った」と自分で何度も言っていたにも関わらず
平日だということを忘れて土休日ダイヤで計画していたことに気付いた私。
気持ちが焦ったためさらにバスの時刻表を見間違え、上ノ太子駅に移動してそこから乗った方が早い!と、再び電車に乗ります。
これが大きな勘違いで、45分待てば普通に平石行きのバスに乗れたのですが…。
上ノ大使駅に向かうには古市駅で乗り換えが必要で、
ここで間違えて急行だか特急だかに乗ってしまって上ノ大使駅を通過。
平石行きのバスに間に合わなくなってしまいました…orz
もう今日は諦めて大阪見物でもするか?とチラッと思ったけど
前から地図を見て気になっていた、駅からすぐ登れそうな金胎寺山と嶽山に、
急きょ登ることにしました!
嶽山からは滝谷不動尊の近くに下山できるルートがあるようなので
参拝も出来て宿も近いからちょうどよい!
でも実は、この2山は登山道つながってなかったのに、
毎度おなじみ大きな勘違いをしてしまっていました…。
汐ノ宮駅から歩き始めます。
地図を見る限り登山口までは単純な道。
駅にトイレなかったけど(たぶん)、途中に大きな公園があったので、ベンチにザックを置いて上着を脱ごうと思ったら、トイレがあったのでラッキー♪
今日は少し風が強いですが、歩けばさすがに暑いだろうと思い、羽織っていたレインジャケットをしまって出発。
まっすぐ歩いて橋を渡り、突き当たりのT字路を右へ。
平日なので普通に工場の音などが聞こえる中、のんきにハイキングの私。
途中に「腰神神社」があり、腰にいいのかな?と寄り道。
今私が痛いのは首と右腕ですが…。
馬のストラップのような御守りがあったので買いました。
無人なので、お代は賽銭箱へ…とのこと。
日本てどこ行っても寺社があるので嬉しいです。
参拝してもうしばらく歩くと「金胎寺山」の標識が。
ここからは過保護なほど標識があり、問題なく登山口へ。
庭のみかんを摘むための脚立が置いたままで、これじゃみかん盗まれちゃうンじゃ?と勝手に心配しながら民家の脇を通り、獣除け扉のある登山口に到着。
イノシシが出るらしく、鈴を付けろと注意喚起が。
ザックの雨蓋からクマ鈴を出して、登山開始です!
道は整備されてますが平日のせいか人影はない。
雲が多い天気で樹林に囲まれてるため薄暗く、ちょっと怖いですが、
イノシシさえ出なければ問題ない。
途中に「馬廻し跡」とか色々あって楽しめた。
中間展望台のベンチを通過し、ちょっと急登になって山頂へ。
広く、だーーーれもいない金胎寺山、最高です!
…が、風が強くてなかなか寒い。
さっき脱いだレインジャケットをまた羽織ります。
景色は最高ですが雲が多いせいで写真映りが暗いのが残念。
大和葛城山と金剛山の大きな山容を望めるベンチもあり、
その右前方にロープが張られていて、ン?ここ下山ルートかしら?
とりあえず腰を下ろしてパンをつまみながら地図を広げると、
嶽山とつながる登山道がないことが判明!
一体何を勘違いしていたのか?
実は金胎寺山は山と高原地図にはルートが載っていなかった。
(2017年版なので最新のはわかりませン)
でもヤマプラでは駅からのルートが描かれていました。
嶽山も滝谷不動尊の近くに下るルートが描かれていたので、
それを金胎寺山を通るルートだと都合よく脳内変換してたらしい。
もともと私はスカーレット・オハラのように、
肝心なことは明日考えようと思うタイプなのでよく見てなかった(笑)
でも適当に検索したらヤマップのレコがヒットし、
金胎寺山と嶽山をつなげて歩いてる人がいっぱいいたので
参考にすることに。
やはりさっきのロープの所が、嶽山につながる向こう側の車道に下りる道らしい。
「藪の中の激下り」ということだが、距離は短そうだし、ロープやワイヤーが張られてるなら道迷いの心配はない。
もしここで来た道を戻り、滝谷不動駅に移動してから嶽山を目指すとなると
絶対的に時間が足りない。
嶽山に行けば滝谷不動へ下りるルートがあるから、早ければ滝谷不動尊に参拝できるかも!
と色々考え、私にしては珍しく度胸を決め、藪ロープルートを突破することに。
でも、実は、最初にロープで下りるのが怖いだけで、
あとは大したことないだろうと何の根拠もなくたかをくくっていた。
しかし、とんでもなかった。
まず下りて、ロープが途切れたら次、どっちに行くかわからず。
右に足跡があったので行ってみたがどう見ても違う感じ。
いくら破線ルートでもこんな不安定なわけがない。
ではこっちの藪の中か?
おそらく私と同じように間違えてこっち行く人がいるのだろう、
ほんの数mは進めるのだが、途中から完全に細い木の枝に阻まれて通れない。
あーやっぱ私には無理だ、山頂に戻ろうと思ったが、
下りてきたルートから正面に登る踏み跡に気付いたので、解決。
もう少し頑張ってみよう。
この跡はロープやワイヤーがずっと続いていたので迷うところはなかったが
とにかく藪、というか見通しが悪く、ほんとけもの道。
足元は崩れやすい土と落ち葉で滑りやすく、
トラバース(?)部分はロープにしがみつきながらカニ歩きで下った。
ワイヤーだとつかまるのが心もとないのでしゃがんでほぼ滑るような感じ。
風通らないから蒸し暑いし、緊張して汗ビッショリ。
アタシ何やってンだろ、こんな所通るンじゃなかったと思いながら
それなりに楽しみつつ、道がやや急ながら普通の登山道っぽくなると
なんとかストックを出して踏ん張りながら歩きます。
いや、マジ傾斜強いのよ。
またロープ場があったのか、一度ストックをしまったりもして。
後半はだいぶ普通の道になって、でも狭いからちょっと怖かったり。
林道のような道に出て、ようやくホッとしました。
なんだか探検か冒険のような道だったワ(私にとっては)
これですぐ車道に出るな、と思ったら意外と長くて不安になったけど(毎度)
無事車道に出ました!やった、生きて帰れた!(アタリマエ)
おっかしいなぁ、確か人のレコでは20分ぐらいで下りれてたのに、
私は一時間近くかかったような…?
というわけで、金胎寺山では全く人に会いませンでしたが
嶽山に向かって歩いていたらみかん農園がありみかん狩りの団体がいたりしました。
車もたまに通りますし、田舎すぎない田舎ののどかな風景という感じ。
「ようこそオレンジラインへ」のアーチの下を通って坂道に入り、
「坂道やだなぁ。でも登山と思えばよし」と耐えながら上っていると
振り向けば金剛山と大和葛城山の雄大な眺め、車道とはいえ絶景です!
ふと、城山オレンヂ園の看板に「←登山口」とあり、登山口って何じゃ?
嶽山に登る道か?
人のレコを見ると普通に車道登ってた感じでしたが、どうなンだろう。
途中まで進んでみるも、なんか薄暗くて坂道もきついので、戻りました。
地図を見る限りはさっきの道で間違ってないし。
たぶん滝谷不動尊の近くに下るルートがあっちなんだろうと思い、
後で通るからいいやと。
そうして上り詰めてピークに「亀の井ホテル富田林」がありました。
以前はかんぽの宿だったそうで、ヤマプラでもそうなっています。
ホテル前に特に標識などはなく、人のレコを頼りに敷地内へ。
ホテル正面玄関を通り過ぎてテニスコートへの道に向かい、
テニスコートの脇の道を通るとその先に嶽山の山頂が!
\(^∀^)/やったぁ!2座登頂!
…しかし、レコを見るともう1つピークがあるそうで、
ピークというか見晴らしのいい展望地があるそうなンですよ。
だけどここにはそんな雰囲気がなく、あれぇ?(・_・;)あそこが楽しみだったのに…
なんとなく踏み跡があったのでちょっと奥まで進んでみましたが、
明らかに違う。ただの藪。手に傷を作りながら戻ります。
もしかしてこっちかな?と思いながら、確信もないのに客じゃない人間がホテル敷地内をうろうろするのは憚られるので、いったん車道に戻る。
スマホで調べながら歩くがレコには詳しく書いてなくて、もう3時過ぎてるから諦めて、歩いてきた坂道を下り始めます。
あ〜あ、失敗だったな…。いや、失敗ではないけど…。
だがやっと詳しく書いてあるレコを見つけ(←つーか落ち着いて調べればすぐわかったはずだが)、また坂道を登り直してホテル前に戻り、スロープのような道を進んでいくと「嶽山窯跡群」の標識。ただ、この周辺には何も見当たりませんでした。
少し戻って駐車場の間の道を抜け、さっきテニスコートに向かった道の左の道、さっきここかな?と思った道を進んでいくと、奥に公園のような広い場所がありました。
あった!ここだ!あの木とベンチ、レコで見たやつ!
ヤッターーーー\(^∀^)/ーーーーーッ!!!
しかも誰もいないし!
風はだいぶおさまったけどやはりけっこう寒く、
時間も押してるからあまりゆっくりは出来ないけど
見晴らしは最高♪
ただ、金剛山や大和葛城山とは逆方向なので見えませんでしたが。
ちょっとベンチで休憩し、満足しました。
さぁそろそろ帰らなければ。
満足してホテルを後にし、金剛山&大和葛城山を見ながら坂道を下ります。
滝谷不動尊の方へ下りたかったけど、もう4時になるので迷ったら怖いと思い、
汐ノ宮駅へ下ることに。
そしたら途中に「蒲中央」のバス停があり、時間もちょうど良かったので、
バスに乗って富田林駅に帰りました。また富田林かよ。
というわけで、急に決めた山だから色々不手際はあったけど
今日も楽しい登山となりました!
滝谷不動尊まで下れたら完璧だったンだけどまぁいいや。
金剛バスの時間もちょうど良かったしね。
宿に戻って今日も早めに夕食、本日はコロッケがメインでした。
食べた後は昨日と今日2日分の行動着を洗濯・乾燥して明日に備えました。
明日は岩橋山に登ります!↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6233956.html
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