芝草山 冬の訪れ 急斜面が雪で滑り、難儀する!
- GPS
- 04:25
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 689m
- 下り
- 687m
コースタイム
天候 | 晴れ 登山口マイナス3度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にある黒っぽい古びた冷蔵庫が登山ポスト。だれでも開け締めできる。 道は概ね細く尾根沿いで道間違えの心配はない。急なところは大岩手前100mと山頂直下100mほど。 危険箇所は大岩のロープ場で上は70度位あり。なお積雪してなければ危険度は少ないが、降雪直後だとロープが着雪していて滑り、足元も積雪で滑り危険。 急なところは登りでも滑りブッシュを掴みながら登る、下りでは更に滑り結構難儀した。時間をかけて滑らないように慎重にゆっくり降ったが、積雪が10センチほどなので地面や落ち葉ごとゴソッと剥がれ滑った。 チェーンスパイク 大岩手前100m下くらいから装着。予想通り団子になり、ストックで団子を叩き落としながら登った。大岩先で傾斜が緩み外す。 山頂で試しに左足だけ装着。つければ数歩で団子になり、つけなければ滑る。大岩下で外した。ストックがなかったら団子が取りにくく、チェーンスパイクは多分装着しなかったと思う。 |
写真
感想
前夜は道の駅「湯西川」で車中泊。午後5時ころから小雨が降り出し、午後7時には雪に変わった。午後10時には雪も止み星空が広がっていた。湯西川では積雪しなかったが、芝草山では積雪が想定され、あまり雪が深いと午後に予定している塩沢山は無理だろうと思った。
湯西川からの国道は凍結のおそれがあったので慎重に車を走らせた。登山口でも積雪は無しか、うっすら程度だった。しかし濡れているように見えたところは凍結していた。
登山口からは分かりやすい道で、木々は着雪し、朝日に照らされキラキラ輝きとても綺麗だった。滑りやすい(チェーンスパイクをつけても団子になり滑る)急斜面を登り大岩を過ぎたあたりの積雪は10センチくらいで、吹き溜まりでは20センチほどだった。最後の滑る急斜面は灌木の枝を掴みながら登り山頂に立った。
山頂は落葉した木々の間から、周りの山々が見える程度だった。それでも雪景色が綺麗で気持ち良かった。大岩のロープは網目に雪が練りこまれ滑りやすく、慎重に降りた。その後の急斜面でも慎重に降りたが、なんどかスリップした。塩沢山も上部では積雪のため難儀するようならやめようかと思いながら下った。
登山口まで降りて、カップ麺を食べた。とりあえず塩沢山登山口近くの独鈷沢ふれあい公園に向かうことにした。ここで塩沢山の最終チェックをしようと思ったが、独鈷沢ふれあい公園ですることにした。しかしこれが失敗だった。ふれあい公園は楽天圏外で最終チェックが出来ず、これが原因で下部でルート探しに時間を要した。
下山時に大岩の上で2人パーティとスライド。
下山中に雪が入り込んだわけではないが、靴内が濡れてきた。つま先を中心に靴下が濡れたが、ビチビチょというほどではなく、予備の靴下はあったが、靴下を変えることなく塩沢山に行きました。
スポルティバのローカット+ゴアのロングゲイター
水600使用、スマホ100%→85%
栃木遠征
2日:富士山・前黒山 栃百ピークハント
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6240097.html
3日:明神ヶ岳&葛老山 栃百ピークハント
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6247967.html
4日:芝草山 冬の訪れ、クマの足跡あり。雪の急斜面が滑り難儀する 当レコ
4日:塩沢山 晩秋
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6252077.html
4日は芝草山が雪山ハイキングで塩沢山がハイキングのためレコを分けました。
栃百山行、お疲れ様です。
芝草山は地元民から三依富士と呼ばれて親しまれていると、当時(10年前)読んだ本に書いてありました。
登頂した時、山頂からは中三依集落が見下ろされ、集落を見守っている印象でした。
中三依集落で電線などが写り込まない場所から見上げると、崇拝の念を禁じ得ない立派な山容でした。
地元民にとっては掛け替えのない 心の拠り所だろうと思います。
芝草山に限らず、見上げて心の安らぎを感じる山は、その地に暮らす人々の守り神だと思います。
日本人の山岳信仰の根底にある山と人との心のつながりを感じさせてくれた芝草山でした。
https://x.gd/jMJxU
レコで近くの駅付近から芝草山が綺麗に見えたというのを思い出し、適当に車を駐めて降りたら綺麗に見えたので撮影しました。往路で思い出していれば、すでに明るかったので電線などが写り込まない場所からの撮影ができたかもしれません。それでもなぜか車を駐めてでも写真に撮りたいと思いました。
日本人の山岳信仰の根底にある山と人との心のつながりを感じさせてくれた芝草山、おっしゃるとおりだと思います。また登っていてもスッとした綺麗な尾根道が山頂まで続き、登山・ハイキングとしても魅力のある山だと思いました。
コメント有難うございました。
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