男鹿岳 (おかわり)
- GPS
- 08:14
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,487m
- 下り
- 1,490m
コースタイム
天候 | 快晴の上に夏日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道の369号に入り、大川林道に向けて進むとゲートがあり、そこが入り口。 入り口付近は車4台、ちょっと戻ると3台くらいの駐車スペースがあります。 湯の香塩原からは片道約60kmの道程になります。 大川林道は崩落通行止めで、復旧の見込みはたぶんない。 大川林道のゲートから先、約3kmまではたぶんオフロード2輪なら行けますが、そこで崩落個所により通行止め。 その先、登山口までの林道はMTBで行けそうです。 3か所くらい担げばたぶん。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場所〜大川峠までの道程は半分くらいがアスファルトや捨てコンで固められています。帰路ではこいつらが足を疲れさせました。 ・今年は雪が少ない様で、林道上にはほとんど雪がありません。 ・大川峠〜栗石山までは藪と雪と結構な傾斜。時期的に藪はさほど険しくないですが、マークが少なく、踏み跡が多く。2年のブランク明けにはルートファインディングがちょっと厳しかったです。 ・藪、雪、どちらにいるときでも、登りでは右手側に斜面を意識しつ、下りでは左手側に斜面を意識して歩く事。私は道迷いして別な尾根に200mほど下ってしまい、200mほどやばいところを横断する羽目になりました。 ・栗石山〜男鹿岳までは雪のみ。鞍部まで一旦下り、登り直します。5/1は踏み跡が明瞭で楽々でしたが、踏み跡が無いとなるとちょっと面倒かも? ・男鹿岳山頂は那須岳が良く見えてなかなか良いです。 ・男鹿岳〜大川峠の雪上では自分がつけたトレースすら薄くなってしまっており、踏み跡だけ追っていくと道迷いの原因になります。特に、勾配がきつくなるあたりは楽ちんだしサクサク進むしで、調子に乗りがちかと。注意しましょう。 ・大川峠〜駐車場までは特に注意するところはありません。疲れもあり、硬い路面上では変に足を取られることがるので注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 最寄りのコンビニ (セブンのみ) までは車で15分くらい。 そこまでトイレはなかったと思う。 |
写真
装備
個人装備 |
水1.5L (全消費)
行動食3本 (全消費)
おにぎり5個 (2個消費)
12本爪アイゼン
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
防寒着
|
---|---|
備考 | 行動食、GPSが大活躍。アイゼンは使わなかった。 |
感想
2013年の大佐飛山以降忙しく、5時間以上の山行をしていなかったので、リハビリのつもりで林道だけでも登ろうと思って計画。
結果、林道が結構余裕だったので登山道にまで入ってしまい、勢いで登頂。
二日後の今現在、かつて陥ったことのないほどの激烈な筋肉痛…今日明日で帰省の為に500kmほど運転なんだが…orz
久し振りの一人で、10km以上、5時間以上の山行で、人気のない山で。
最近しぼんでいた登山熱を呼び戻すには色々とちょうど良かった。
林道歩きはオフロード2輪ならMTBなら…と、そんなことばかり考えて歩いていたような。
沢と言うか谷と言うか、川沿いを歩くんで景色が良く、ちょうど山桜が良い感じでした。
登山道に入ってからはルートファインディングに必死。
久々で感も鈍ってるようで、目印もあまり見つけられない。
いや、目印結構少ないかも?
雪庇に出る部分と藪を進む部分の切り替え付近の難易度はちょっと高目。
雪上は程よく締まり、程よく緩い雪で結構快適。
いざと言うときは簡単につま先が打ち込めるし、踏み抜くほど緩くもなく。
欲を言うなら、もう少し気温が低いと良かったかなと…。
山頂の景色はすこぶる良好。
これを見るためにわざわざこの時期にリベンジしたくらいなんで、予定通り。
予定外だったのは、むしろここまで登れたこと。
直近で登った山が2月に登った芳賀富士で、それなりに疲れた、と言えば分る人にはわかるでしょうか…。
注意点が一つ。
登りはともかく、栗石山からの下山ルートには細心の注意を。
目の前に那須岳が見え、ふらふらとそっち方向に引っ張られて降りていくと道を間違えます (GPSログ参照どうぞ)。
尾根の左端を意識して、嫌でも藪を目指すつもりで降りて行きましょう。
私は登り直す精神的な余力が湧かなかったんで谷を突っ切りましたが、あれは滑落の危険性も高く、避けるべき行為だと思います。
子供のころから崖を上り下りして遊んでたんでついつい行っちゃいましたが …(・∀・)
藪山に苦手意識があるといろいろと間違った選択に走りそうなので、思い切って藪に飛び込む覚悟を決めてから行く事をお勧めします。
下山すると、私の車の隣に名古屋ナンバーのプリウスが。
コーヒーをいただき、片付けながらちょっと話を聞くと。
明日登予定で名古屋から来たのだと。
しかも、明日は男鹿岳、明後日は越後三山に行くぞ!とのこと。
私よりも年上なおば様でしたが、なかなかどうして、私よりも素晴らしく体力があるようです。
見習わねば。
コーヒー、ご馳走様でした。
おっと、これを書いてたら地震が (2015/05/03, 13:05)。
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