鳥倉林道から小河内岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,963m
- 下り
- 1,970m
コースタイム
5/01 小河内岳 6:30 - 烏帽子岳 8:00 - 三伏峠 9:30 - ゲート 12:10
天候 | 初日-晴れ 二日目-ドピーカン |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は極めて少ない |
写真
感想
2年前のGW, 小河内岳避難小屋泊をすべく出かけたが 三伏峠までのトラバースルートにてこずり、 疲労困憊であえなく三伏小屋の前にテントを張り 翌朝 前小河内岳までのピストンだけで敗退した。
どうしても 避難小屋 もしくはその周辺にてテン泊したくて出かけた。
二年前は GWのトップを切って登ったが 今年は冬季ゲートの前に車が二台止まっており、 先行者がいるようだった。(冬季ゲートは29日に開放だったので 多分同日の朝早く入山したと思われ、 三伏到着の少し手前で其の2台の車のうちの一台の主にお会いし言葉を交わした。)
雪は豊口山の分岐点までなく、 そこで初めて北側斜面に雪が出てきた。 登山口から三伏峠まで1/10から番号が付いており 4/10位から夏道に雪が着いてきた。 すでに先行者がおそらく2人と前後して歩いている方が2名あり、 更に雪も硬くないので トラバース斜面も歩くのが前回に比べとても楽。 ほどなく三伏峠の小屋に到着。
前回は小屋はほぼ雪に覆われ 片方の切妻部分が露出しているだけだったが 今回は屋根全体が見える状況でいかに雪が少ないか分かる。 小屋から三伏山や塩見岳が見えるが やはり雪が少ない。
小屋の前で軽く昼食を摂り すぐに烏帽子岳に向かう。 空には時々雲が流れてきていたが 西に向かっており天気がちょっと心配。 烏帽子、 前小河内 と疲れながらも順調に進み やっと小河内に着いたが 空にはかなり雲が増え、 18:00頃には完全に周囲は真っ白で 避難小屋から見える山は目と鼻の先の小河内岳になってしまった。 アーベントも望むべくもなく 早めの夕食を済ませ 早々と19:00前には就寝。 まだ外は暮れなずんでいた。 三伏峠から小河内まで おそらく40%位は夏道が出ていた。
夜、目を覚まし小屋から外に出てみるとほぼ雲は取れ、 月が煌々と輝き 富士山や周囲の山々が月の光を浴びて輝いており あすの朝の好天は約束された。
朝、 ほぼ晴天。 蝙蝠岳の右肩から陽が昇り 周りの山々を照らし始めた。 雪が少ないのでなんとなく夏山の雰囲気に近くチョッと残念。 またほんの少ししか赤くならず、 荘厳なモルゲンロートとはいかなかった。 でも、 それは贅沢と云うもの。十二分に 素晴らしい朝だ。 夜は気温もそれほど下がらず、 また小屋も素晴らしい小屋なのでとても温かかった。
朝食とパッキングを手早く済ませ、 小屋を元通りに閉めて再度 小河内岳に上がり 360°の眺望をしばし楽しんだ。 ここ2〜3年のGWに登ったちょっと自分の身の丈より高い悪沢や兎もよく見え、 またマイナーだけれど大好きな南の 奥茶臼・前茶臼、 北の二児山、笹山、入山もよく見えてうれしい。
もちろん 中央アルプス、 乗鞍、仙丈、甲斐駒、 北岳(少しだけ)、 遠くには北アルプスや (おそらく)伊豆の山々までよく見渡せた。
後ろ髪をひかれる思いで山頂を後にし 下山した。
烏帽子〜小河内・・好きなとこです。
雪のある時に、小河内避難小屋に泊まるのも憧れだったなぁ・・・
やさしいご主人・奥様の顔が今でも思い出されます。
天気も最高!!気分良いのが写真からも伝わってきました。
お疲れ様です。
letsさんもやっぱり そうでしたか。 小河内の小屋のロケーションは ホントにいいですもんね。 私も雪のある時に・・・と思っていたんですが、 今回は予想に反して雪が少な過ぎでした。 その分 登るのがずいぶん楽でしたが もう少し白い悪沢や塩見だと最高だったんですけどね。 でも、 厳冬期にはよう入りませんけど もう一回 春に行ってもいいかな・・・位に思ってます。
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