【西上州】12月なのに暑い星穴岳

2023年12月09日(土) [日帰り]

• GPS: 05:21
• 距離: 3.0km
• 登り: 513m
• 下り: 502m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:31
• 休憩: 2:48
• 合計: 5:19

8:18 中之嶽神社
8:24 8:24 轟岩
8:36 8:36 第二石門
8:48 9:00 中ノ岳
9:18 10:29 西岳
11:14 11:18 星穴
11:18 11:20 星穴岳
11:24 11:30 星穴
11:32 11:41 星穴岳
11:45 12:47 星穴
13:20 13:21 轟岩
13:23 13:24 中之嶽神社
13:37 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場：中之嶽神社駐車場

コース状況／危険箇所等

【全体】
バリエーションルートとなるため、全体的に悪いです。最低限リードクライミング（外岩5.9程度以上）、ロープワーク、ダブルロープの扱い方、懸垂下降の正しいやり方を知っている必要があります。リーダー、またはトップ担当は知っているだけでは当然ダメで、余裕をもって対応できる程度には習熟している必要があります。

あと、秋以降は落ち葉が非常に滑りやすいため、最後まで油断しないように歩行する必要があります。

写真

12/9 7:58

【よーいどん】
久々に妙義山を訪れるー。しかしこの日は12月だというのに異常に暖かく、朝から長袖インナーの上に半袖Tで十分だったという。

12/9 8:17

【久々の大黒様】
相変わらずでけぇ。

12/9 8:19

【安全登山祈願】

12/9 8:20

【いきなり】
登りはじめにはつらい急登階段。

12/9 8:29

【そこかしこに】
奇岩。この日本離れした感じは妙義山の楽しみの1つかな。

12/9 8:53

【点線に入って】
鷹戻しからの下降路なんだろうけど、なかなか怖い。落ち葉が滑るー。

12/9 9:01

【少し開けて】
足場もしっかりしてきたので、ちょい休憩。
この日は自分含めて3人PTで、自分がトップを務めました。

12/9 9:04

【鎖場】
超しっかりとした鎖がついてます。

12/9 9:12

【窓を覗く二人】

12/9 9:14

【パイセンの背中】
暑そうだった...。

12/9 9:15

【遠くに榛名、その奥には上越国境】

12/9 9:39

【荒船山、その奥には八ヶ岳】

12/9 9:45

【浅間サーン】

12/9 9:45

【裏妙義山】
岩々

12/9 9:53

【星穴岳方面】
一度コルまで降りて登り返してと、けっこう上下に動きます。

12/9 10:41

【恐怖のトラバースもあったり】
ぴっかぴかのハンガーが埋まってます。慣れてればフリーでも行けるけど、怖かったらロープ出しましょう。

12/9 10:47

【The岸壁】

12/9 10:52

【ビバーク適地】
ではない。上からぼろぼろ岩がふってくるかも。

12/9 11:07

【懸垂下降点】
ここら辺が星穴の真上。（つまり、丁度アーチ状の上に...）

12/9 11:10

【星穴岳へのビクトリーロード（ウォール？）】
登りは簡単だけど、ロープ出したほうが安全かな。下りは懸垂。

12/9 11:33

【星穴岳頂上（＋筆者近影）】
無事踏めました。

12/9 11:30

【シルクハット岩塔】
あれも登りたいねぇ。

12/9 11:59

【懸垂して】
星穴へ。

12/9 12:04

【空中懸垂】
40mくらいかな？途中から空中懸垂になります。

12/9 13:21

【下山】
空中懸垂と長い懸垂が終われば、あとはざれざれ、枯葉の海の下りなので割愛して、境内裏に出ればゴール。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック 行動食 非常食 飲料 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス ツェルト ナイフ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング アッセンダー

共同装備

60mダブルロープ(2本)

感想

つんちゃん

　冬はどこに行ったんだ...？
　
　12月とは思えないほどの穏やかな陽気と、青空の下、妙義山の星穴岳に男3人で行ってきました。筆者は一度星穴岳は訪れてますが、天候不良で踏めなかったので、再挑戦も兼ねて再び星穴岳を踏みに行ってきました。
　この日は12月としては異常と言うほどの高温傾向で、朝こそ佐久出発時点では氷点下でしたが中之嶽駐車場に到着時点で10度近く、そこから気温はぐんぐん上がって稜線上でも20度近いほどでした。うっすーいインナー1枚と半袖シャツだけで日陰でも凍えることはなく、始終快適でした。
　
　中之嶽神社を起点とする星穴岳周回ルートは人気ルートということもあり、バリエーションルートとは思えないほど踏み後はしっかりとし、危ないところはリングではなくハンガーが備わっており、一定以上の技量がある方であれば快適に歩ける感じですね。（登攀とロープワークがわからない人はやめた方が良いでしょう。）
　僭越ながら、ずーっとトップを務めさせてもらいましたが、実に楽しく歩けました。いやだなーと思ったのは星穴岳からの懸垂下降後の下山路が落ち葉に埋もれてて、滑りやすく、かつルート間違いをしそうなとこですかね。それも気を付けて歩けばまず問題なく歩けるセクションだったので、ほぼほぼ予定通りの行程で、充実した1日となりました。
　余談ですが、星穴岳からはシルクハット岩塔が見え、この日は1パーティー取り付いてました。見てると登ってみたい欲求がふつふつと湧き上がってしまったので、次回登ってみたいですね。