山行記録: 日光白根山（2578m） 青空と温泉三昧

記録ID: 62796

全員に公開

積雪期ピークハント／縦走

日光・那須・筑波

日光白根山（2578m）　青空と温泉三昧

2010年05月03日(月) ～ 2010年05月04日(火)

栃木県群馬県

yamano-kami

GPS: 05:50
距離: 8.1km
登り: 921m
下り: 921m

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コースタイム

9:20山頂駅-9:48白根山頂が見える広場-11:40白根山頂13:20-14:40七色平分岐
-15:10山頂駅

天候	両日とも晴れ
過去天気図（気象庁）	2010年05月の天気図
アクセス	アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	今回、ロープウェイ山頂駅からのルート（ピストン）で白根山に登頂した。今年は全国的に雪融けが遅いようなので、出発前にインターネットで色々情報を調べると、どうもこの季節は道迷いになりやすいルートらしい。そこで、装備も少し厳重にして慎重に歩を進めた。結果としては、特に問題なく、快適に登頂できた。しかし、この季節は天候が変わりやすいので、慎重になることは良いことでしょう。 ①山頂駅から大日如来経由のコース（樹林コース）を選んだが、道迷いの心配　はないと思われる。 ②樹林コースは山体をトラバースし、高度を上げるようになっている。そのた　め、所々滑落の危険箇所がある。4本でも良いのでアイゼンを用意したい。 ③雪崩が予測される箇所が多数ある。溶岩の流れた跡だろうか、幾筋も大きな　溝が走っている。雪が締まる時期は良いだろうが、降雪のあとなどは危ない　と思われる。 ④山頂は遮るものが無く、見事な展望が広がる。しかし、山頂自体は狭いので　くつろぐ場合は、位置取りに注意。下山後は、早朝出発したこともあり、ＧＷの渋滞に巻き込まれるのもいやなので、日帰りせず、尾瀬戸倉温泉に宿をとった。小さな宿だったが、天然温泉があり、これがまた本当に良い湯で、疲れも癒される。あわただしい1日より、多少出費があるが、ゆったりした1日のほうが得したような気になる。

写真

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山頂駅から登山開始。
二荒山神社の鳥居をくぐって
スタート。

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山頂駅から登山開始。
二荒山神社の鳥居をくぐって
スタート。

白根山が見える広場に
到着。良く見えます。

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白根山が見える広場に
到着。良く見えます。

結構、急斜面を登る。
雪の量は多めでしょうか。

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結構、急斜面を登る。
雪の量は多めでしょうか。

全貌が見える。最後の雪渓は
きつそうだ。

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全貌が見える。最後の雪渓は
きつそうだ。

山頂から燧ケ岳、奥会津の山々。

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至仏山も仲間に入れました。

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至仏山も仲間に入れました。

武尊山と上越国境の山々。

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男体山、中禅寺湖が一望

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男体山、中禅寺湖が一望

皇海山、赤城山方面の眺め

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皇海山、赤城山方面の眺め

山頂を離れる前に、濃い青空
を撮る。
標高が高いと、紫の要素が見
えやすくなるので、濃い青に
なるそうです。

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山頂を離れる前に、濃い青空
を撮る。
標高が高いと、紫の要素が見
えやすくなるので、濃い青に
なるそうです。

雪崩の跡。
昔、ここに溶岩が流れたの
かな。

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雪崩の跡。
昔、ここに溶岩が流れたの
かな。

立ち枯れの木ですが、「大」
の字の意味は？

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立ち枯れの木ですが、「大」
の字の意味は？

山頂駅から白根山の雄姿。

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山頂駅から白根山の雄姿。

足湯があるなんて。
まさに天空ですね。

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足湯があるなんて。
まさに天空ですね。

感想

yamano-kami

久し振りの日光白根山。この季節は初めて登る。周囲に温泉も多数あり、非常に
ロケーションの良い山である。
天気予報は、絶好の行楽日和と告げている。頑張れば日帰りできるが、麓の温泉
宿に泊まれば、より一層思い出深い山旅になるであろう。
　予報どおり、かなり良い天気の中で登山開始。足取りも自然と軽くなる。なん
といっても空が青い。赤橙黄緑青藍紫の色のうち、標高が高いと紫が目に入り易
くなることから空が深い青に見えるらしい。厳冬期、北八ヶ岳で「青と白」の世
界に思いを馳せたが、この残雪期は、文字通り色々な色が混ざり合う。岩の茶色、
木々の緑、残雪の白などなど。深くて濃い青はどの色にもマッチし、全体として
立体感を際立たせているように思う。今はやりの3Ｄ効果でしょうか。
この青をたっぷり味わった後は、やはり温泉であろう。
周囲には、白根、東小川、尾瀬、片品などの温泉が点在する。今回は尾瀬戸倉温
泉に宿をとってみた。温泉の質は抜群で、温度も快適に設定されている。このア
ルカリ性硫黄単純泉はいつまでも入っていたくなる温泉で、効能的に筋肉痛にも
良く、山旅の後には理想的だ。日帰りせず、一日麓でゆっくりする、濃い青空と
温泉三昧、出費は増えたが得した気分。ＧＷならではの楽しみ方でしょうか。