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Yamareco

記録ID: 6281676
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

噂通りの裏妙義(旧国民宿舎→丁須の頭→三方境)周回

2023年12月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
tagawa その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:04
距離
10.0km
登り
1,132m
下り
1,153m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:41
休憩
2:22
合計
6:03
10:04
10:13
22
10:35
12:05
38
12:44
12:51
1
12:52
13:26
8
13:33
13:35
9
13:43
13:44
8
13:52
13:54
27
14:21
14:21
43
天候 雲海が美しい晴のち曇。
前日まで天気が目まぐるしく変わり、途中の関越、東松山あたりでは激しく雨が降っていたので目的地を変えるかと話していたのですが、下仁田あたりはまったく降っておらず、山々にかかるガスも取れかけていたので国民宿舎まで行って状況を確かめよう!という話になり、駄目もとで国民宿舎に向うと既に出発したであろう車が4台。道路も乾いていたので決行しました。
暖かい風が吹く12月とも思えない気温18℃前後の嘘のような登山日和でした。
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
五反田を6時に出発し、関越に乗り9時頃には晴れるという予報に期待して様子をみながら、松井田妙義ICで降り、インター近くのコンビニで準備を整える。
インターから15分程で、国民宿舎妙義駐車場に到着。

東京から始発で行っても8:30頃には横川駅に到着し、20分程で破線ルートの御岳登山口に行けるので次回は御岳コースで挑戦してみたいと思います。
コース状況/
危険箇所等
鎖で大きな岩のを超える箇所がいくつかあり、丁須の頭までずっと急登が続く体力の必要な山道です。
大量の落ち葉の中を足場になる岩を探り、なるべく埋まらないように慎重に進む箇所が何箇所もあります。
表妙義の白雲山コースとくらべ丁須の頭に登りさえしなければ、危険箇所は20mのチムニーのみ。二段ルンゼのお試しとしては良いかもしれません。
先週、事故も起きているので注意が必要ですが丁頭の頭から少し先にある岩場から見えるパノラマの景色は最高です。

丁素の頭をピークにずっと下りが続ます。

丁素の頭は上まで鎖がついているので、ハーネスに二本のスリングと先にカラビナをつけて、安全を確保しながら登りましたが、噂通り最初が恐い。下りも最後の2、3手で腕が疲れてしまい、一手戻って体制を届けてからゴールと人生史上最も大変な鎖場でした。
その他周辺情報 恵みの湯、峠の湯、もみじの湯と
妙義山周辺には温泉がいくつもありますが、
一番近いもみじの湯を湯を利用しました。
先月の表妙義登山時に食べそこねた、こんにゃくの唐揚げと御山御膳を食べて大満足。
国民宿舎裏妙義駐車場に車を駐めて、建物左側の舗装道路から出発です。
この日は前日雨、明日は氷点下の冷え込み+強風とあって車はわずか5台のみ。
屋外トイレがありますが、冬季(12月〜3月末)は使用できません。
代わりにダム近くの妙義湖横のトイレが使え、便座も暖かく綺麗に清掃されています。

ちなみに、国民宿舎は平成28年3月31日で閉館しています。

建物横の階段から舗装道路に出られます。
2023年12月16日 09:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 9:02
国民宿舎裏妙義駐車場に車を駐めて、建物左側の舗装道路から出発です。
この日は前日雨、明日は氷点下の冷え込み+強風とあって車はわずか5台のみ。
屋外トイレがありますが、冬季(12月〜3月末)は使用できません。
代わりにダム近くの妙義湖横のトイレが使え、便座も暖かく綺麗に清掃されています。

ちなみに、国民宿舎は平成28年3月31日で閉館しています。

建物横の階段から舗装道路に出られます。
舗装道路を少しあるくと、右手に丁須の頭方面の矢印が出てきます。
ここからが登山道です。
2023年12月16日 09:08撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/16 9:08
舗装道路を少しあるくと、右手に丁須の頭方面の矢印が出てきます。
ここからが登山道です。
大きな、亀のような岩です。
2023年12月16日 09:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/16 9:18
大きな、亀のような岩です。
この景色は御岳山のロックガーデンや両神山あたりを思い出させます。
2023年12月16日 09:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/16 9:18
この景色は御岳山のロックガーデンや両神山あたりを思い出させます。
表妙義とは違い長い鎖場はありませんが、ちょこちょこ大きな岩を越える場面があり滑らないよう気おつけたりと小技を使いながら進みます。
2023年12月16日 09:38撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 9:38
表妙義とは違い長い鎖場はありませんが、ちょこちょこ大きな岩を越える場面があり滑らないよう気おつけたりと小技を使いながら進みます。
細い岩場に挟まりながら進みます。
2023年12月16日 09:43撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 9:43
細い岩場に挟まりながら進みます。
前半から軽い岩登りです。
2023年12月16日 09:45撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 9:45
前半から軽い岩登りです。
振り返ると、思わずカメラを構えたくなる素敵な景色が満載です。
2023年12月16日 09:50撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 9:50
振り返ると、思わずカメラを構えたくなる素敵な景色が満載です。
炭焼き窯。
1箇所かな?と思っていたのですが少し離れて2、3箇所ありました。

なぜ山中のこんな所に?と疑問が湧いて調べましたが、経緯がわからず。

どなたかご存知でしたら教えてくださいm(_ _)m
2023年12月16日 10:07撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 10:07
炭焼き窯。
1箇所かな?と思っていたのですが少し離れて2、3箇所ありました。

なぜ山中のこんな所に?と疑問が湧いて調べましたが、経緯がわからず。

どなたかご存知でしたら教えてくださいm(_ _)m
炭焼き窯跡近くには滝も流れています。
2023年12月16日 10:09撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/16 10:09
炭焼き窯跡近くには滝も流れています。
湿った感じのトラバース
2023年12月16日 11:01撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:01
湿った感じのトラバース
いかにも通れそうでしたが大きく☓が。
左手に進みます。
2023年12月16日 11:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:02
いかにも通れそうでしたが大きく☓が。
左手に進みます。
またもや湿った感じの岩場。
2023年12月16日 11:05撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:05
またもや湿った感じの岩場。
とうとうハンマーヘッドを捉えました。
横から見ると座っている犬?スフィンクス?のようです。
2023年12月16日 11:11撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:11
とうとうハンマーヘッドを捉えました。
横から見ると座っている犬?スフィンクス?のようです。
登ります!
2023年12月16日 11:10撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:10
登ります!
丁須の頭には、丁須のテラス、丁須の肩とあり素晴らしい眺めです。
2023年12月16日 11:12撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:12
丁須の頭には、丁須のテラス、丁須の肩とあり素晴らしい眺めです。
雲海もビューティフル。
2023年12月16日 11:12撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:12
雲海もビューティフル。
先客の沢登の方にアドバイスを頂きました。
下りは懸垂下降で座りながら降り方が楽だそうです。

もちろんザイルは持ってきていませんので、ハーネスとスリングで挑みます。
2023年12月16日 11:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:18
先客の沢登の方にアドバイスを頂きました。
下りは懸垂下降で座りながら降り方が楽だそうです。

もちろんザイルは持ってきていませんので、ハーネスとスリングで挑みます。
では挑戦!
噂通り、最初が怖いです。
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では挑戦!
噂通り、最初が怖いです。
なんとか無事に登れました。
山頂は2m程の幅が有り、ゆっくりできそうですが怖すぎてスリングを解除出来ずww
登ってから気づいたのが、緊張しすぎて身の回りの物を全て置いてきたので、写真も撮れず(T_T)。
2023年12月16日 13:49撮影
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12/16 13:49
なんとか無事に登れました。
山頂は2m程の幅が有り、ゆっくりできそうですが怖すぎてスリングを解除出来ずww
登ってから気づいたのが、緊張しすぎて身の回りの物を全て置いてきたので、写真も撮れず(T_T)。
私には丁須の頭が、少し首をかしげて舌を出している蛇にしか見えませんでした。
ガスが取れれば後の吾妻山も綺麗に写ったはず。
2023年12月16日 11:42撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:42
私には丁須の頭が、少し首をかしげて舌を出している蛇にしか見えませんでした。
ガスが取れれば後の吾妻山も綺麗に写ったはず。
丁須で1時間程、楽しみましたので三方境方面に進みます。
2023年12月16日 11:55撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:55
丁須で1時間程、楽しみましたので三方境方面に進みます。
丁須の頭から少し進むと、先程のハンマーヘッドが綺麗に見える場所があります。
この日、人に合ったのは我々以外だとソロの2人のみでした。
2023年12月16日 11:57撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 11:57
丁須の頭から少し進むと、先程のハンマーヘッドが綺麗に見える場所があります。
この日、人に合ったのは我々以外だとソロの2人のみでした。
これから進む、赤岩、烏帽子岩方面もよく見えます。
2023年12月16日 12:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 12:02
これから進む、赤岩、烏帽子岩方面もよく見えます。
とうとう裏妙義の難所、20mのチムニーです。
ボコがたくさんありますし、鎖をずっと掴んで降りるというよりは、反対側の壁に足場を探しながら降りていくのが正解のようです。
2023年12月16日 12:11撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 12:11
とうとう裏妙義の難所、20mのチムニーです。
ボコがたくさんありますし、鎖をずっと掴んで降りるというよりは、反対側の壁に足場を探しながら降りていくのが正解のようです。
下から見るとやはり高度があります。
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下から見るとやはり高度があります。
チムニーが終ると、赤岩、烏帽子岩を巻くように下り+トラバースの連続です。
2023年12月16日 12:39撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 12:39
チムニーが終ると、赤岩、烏帽子岩を巻くように下り+トラバースの連続です。
振り返ると赤岩。
この先の風を避けれる、景色も見れる場所でご飯休憩をしました。
2023年12月16日 13:30撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 13:30
振り返ると赤岩。
この先の風を避けれる、景色も見れる場所でご飯休憩をしました。
赤岩や烏帽子に登る人もいるようですが、それこそザイルが必要そうです。
2023年12月16日 13:37撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 13:37
赤岩や烏帽子に登る人もいるようですが、それこそザイルが必要そうです。
またまたトラバース
2023年12月16日 12:48撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 12:48
またまたトラバース
烏帽子を過ぎて少し下った先に、三方境はあります。
今回はこのまま国民宿舎方面に向かいます。
破線ルートは終了し、一般登山道と思うと、少しだけ安心します。
2023年12月16日 13:55撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 13:55
烏帽子を過ぎて少し下った先に、三方境はあります。
今回はこのまま国民宿舎方面に向かいます。
破線ルートは終了し、一般登山道と思うと、少しだけ安心します。
落ち葉の山道を下っていきます。
2023年12月16日 14:00撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/16 14:00
落ち葉の山道を下っていきます。
舗装道路に出る直前の森。ここだけ暗くて不気味です。1人だったら少しためらいますね。
2023年12月16日 14:55撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 14:55
舗装道路に出る直前の森。ここだけ暗くて不気味です。1人だったら少しためらいますね。
15時過。無事に国民宿舎妙義駐車場に戻ってきました。
お疲れさまでした。
2023年12月16日 15:05撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/16 15:05
15時過。無事に国民宿舎妙義駐車場に戻ってきました。
お疲れさまでした。

感想

先月、表妙義山をクリアし、難関の丁須の頭に挑みたいとユーチューブで勉強。イメトレ、カラビナを握る練習を繰り返して挑みました。

カラビナはオートロック付きで準備していたのですが、普通のカラビナが良いと進められ急遽ブラックダイヤモンドのカラビナに変更。実際に鎖にかけてぶら下がってみて、安心感を感じてからスタート。
噂通り、オーバーハングしている、最初と下りの最後が大変で、手袋がロック口に引っかかりカラビナの掛け替えに一手戻ったりとなんとも大変でした。

次回使う時は利き手の人差し指の出た手袋にしようと思いました。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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