布引山地:経ヶ峰【木枯らしに晒され北笠山から稲子山へ周回】
- GPS
- 06:13
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 751m
- 下り
- 756m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:06
天候 | 曇り 強風 【気温】経ヶ峰:0℃ 稲子山:3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
笹子第二橋手前の駐車場に移動。 《関宿〜石山観音〜河内渓谷〜錫杖湖〜登山口まで約20分の道程》 |
写真
感想
鈴鹿山脈の南、布引山地の経ヶ峰に北笠山から周回で歩こうとの
誘いが入った。錫杖岳以外は馴染みの薄い山域なので二つ返事で
集合場所の道の駅・関宿へ向かい、乗り合って錫杖湖の南へ移動する。
笹子第二橋手前の駐車場から笹子林道を僅かに進み、見落としそうな
北笠山分岐から浅い谷に入り、しばらくして植林の山腹に取り付き
ジグザグで乗った尾根は小振りだったがきつい傾斜が続いた。岩が集まる場所で捲き道が出てくるとやっと傾斜が緩み、柴草山へ延びる尾根を右へ
見送ると雑木と植林の混合林に変わり、広がった尾根が雰囲気を変えると
最初の山頂、北笠山に到着する。小さな山頂だったが、重なった山並みの奥に眺める鈴鹿山脈が新鮮だった。
北笠山から稜線を南へ向かうと流石に風は強く冷たい、体感温度は多分
氷点下だろう。今シーズンになって初めての冬山装備を身に着けて
しっかりと踏まれた尾根下の道を進み本日最初の三角点峰、嘉嶺の頭に
到着する。低い馬酔木の茂みを抜け目の前に広がる伊賀、亀山方面の
展望を楽しみお助けロープを掴みながら100mほどを一気に下ると
その後は穏やかな稜線に変わり、鈴鹿の山とは異なる雰囲気を感じながら
笹子山を越え稲子山分岐を過ぎると、突然小沢が流れる苔生した植林帯となり、奥には立派な山小屋と公園の様な広場が見えた。
登山口から笹子山を過ぎるまで人と出逢うのが珍しい様な状況だったが、
小屋の前や中には人が溢れ、遊歩道の様な道で経ヶ峰の山頂に出ると、
更に多くの人に溢れていた。
展望台や三角点が埋められた山頂は体がふらつく程の強風だったが、
胸のすく様な360度の絶景が待っていた。これで人気の高い理由は理解
できたが、冷えた体が長居を許してくれなかった。
幸い逃げ込む事が出来る山小屋のおかげで冷えた体も空腹も
すっかり元に戻り、笹子山の手前で東へ向かう尾根に乗り稲子山へ
向かうと、道標こそ見当たらなかったがしっかりした踏み跡が続き
小さな山頂には立派な標識や三角点が埋められていた。
山頂から東へ延びる尾根を見送り西へ向かう尾根に乗ると、細尾根ながら明確で、やがて左下に沢を見てアップダウンを繰返しながら高度を
下げて行くと、経ヶ峰林道の起点が最接近する鞍部から踏み跡が林道へ
下っていた。
【津市民に愛される経ヶ峰の南側には多くのコースがあり、北側から周回
するコースはマイナーな印象を感じたが、下生えの無い尾根にはしっかりした踏み跡が続き、迷うような場面なく周回できるコースだった。】
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