大峰山〜葛山


- GPS
- 03:22
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 650m
- 下り
- 643m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場所〜大峰山 霊山寺にお参りする為、寄り道しましたが 歌ヶ丘から尾根を直登する遊歩道があります 良く踏まれ、標識完備 ・大峰山〜葛山 七曲に下るショートカットの遊歩道があります トンネルを潜り、笹平集落への舗装道を進むと 左に葛山入口標識、途中にも標識があり、緩やかな登り ・葛山〜駐車場所 地図上にある笹平から沢沿いに下る道は スノーシェッドのある道ができる前に存在したらしく 墓地の先が藪になっており、この道を利用して下るのを諦めました トンネルまで引き返し、スノーシェッドの道を通行 急斜面、急カーブあり、車の通行が多いのでご注意ください |
写真
感想
先日、午後の散歩に地附山に登った帰り道、
西隣の大峰山に歌ヶ丘から直に登るコースが未踏なのに気づき、
大峰山から葛山に周回する計画を立てました。
駐車場所は以前停めたことのある歌ヶ丘すぐ近く、
ダイレクトに登れる遊歩道があるのですが、
久しぶりですから霊山寺に寄り道して、お参りすると
新し気な仁王門が建っており、長くご無沙汰していたことを実感。
墓地を抜け、遊歩道の分岐を直進すると、足繁く通った物見岩。
左折して歌ヶ丘からの遊歩道に合流後、大峰山を向かいました。
遊歩道は大峰城の駐車場にある東屋前に飛び出します。
急坂もありますが、よく踏まれて歩きやすく、駐車場直下には
幾つかの郭の跡も伺える、快適なコースでした。
南斜面なので、陽だまりハイクに適していると思います。
日差しは強いものの、気温がかなり低く感じられ、
体が急激に冷え、大峰城駐車場の東屋を後に歩行再開 。
車道を離れ、七曲へショートカットする遊歩道に入り、
再び車道に合流後の道順をすっかり忘れておりました。
分岐手前の案内板を見て、右折してトンネルを潜ると思い出し
記憶とは自分で操作できない、本当に不思議なものです。
葛山登山口には標識がありますが、藪の陰になり
大分見えにくくなっていますが、途中に標識が幾つもあり、
丁寧に笹刈りをして頂いているらしく、郭跡が見渡せ
連続する平地に規模の大きな城だった事実を想像できます。
大峰山が谷を挟んで同じ位の目の高さに見える葛山城は
嵩山城の歴史と同様、多くの人が犠牲になった史実を思い起させ
遠い過去ながら、今も人々の無念を思うと、心が痛みます。
午後の一層の寒さに耐えられず、早々に下山開始 。
車道に合流後、地図にある右に下る道へ入ってみました。
果たしてこの道は歩けるのか? 計画時から半信半疑でしたが
墓地を過ぎた地点の先は藪で、藪漕ぎする勇気なく敗退。
スノーシェッドの道ができ、通行が途絶えたのかもしれません。
スノーシェッドに差し掛かると、目の前をいつのまにか、
笹平で日向ぼっこをしていた三毛猫が歩いていました。
両脇は動物の侵入を防ぐ為か網で隙間なく囲われています。
時折車も来ますし、人間が追ってくる不安に駆られたのか
彼女も困った様子で走り続けた結果、遂に網の隙間を発見し、
右側の急斜面にダイビング、無事を見届けて一安心の幕切れ。
墓地のすぐ先で藪に閉ざされ、通るのを諦めた道は、
スノーシェッドの右脇の開口部で入口が確認できました。
車の跡はおろか、動物の歩いた気配もなく、枯葉に埋まり
柔らかな土に戻りそうな道跡は、途中崩壊箇所もあるかもしれません。
道というものは通行する人や動物に命を与えられている気がします。
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