群馬県と埼玉県を行ったり来たり、赤岩県境尾根縦走

2023年12月23日(土) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 8.4km
• 登り: 1,039m
• 下り: 1,020m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:06

7:50 スタート地点
8:54 8:57 赤岩峠
9:27 10:06 赤岩岳
13:22 13:27 P1(赤岩尾根）
13:51 13:54 八丁峠
14:22 14:22 上落合橋登山口
14:56 ゴール地点

天候

晴れ、やや風あり
※登山開始時(7時50分)−4度、下山時(14時56分)4度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎ニッチツ社宅跡近くの道路脇に駐車可能です。
◎トイレ・登山届ポスト等はありません。

コース状況／危険箇所等

◎登山口には石標があり「群馬縣上野村に至る」と刻されています
◎登山口からしばらく杉の植林帯を登ります。これを過ぎると赤岩峠まで落葉樹林帯になり、落葉・小ガレ石で滑りやすくなっているので要注意です。所々落葉で登山道が分かりにくい箇所があります。
◎赤岩岳は岩根沿いに左側から進んでコルに登り上げ、ここから山頂へ登り上げます。(正面岩壁はクライマーの世界です)
◎1583m峰の手前の岩峰はクライミングできますが、左側が細いルンゼになっており、古いロープが残置されています。こちらの方が無難だと思います。
◎1583m峰は右側から南側の岩壁を登ります。滑らないよう要注意です。
◎赤岩尾根全般にピンクテープ等は見受けられましたが、所々迷いやすい箇所もありますので、よく確認して歩きたいものです。

その他周辺情報

道の駅大滝温泉
https://www.michinoeki-network.jp/otaki/

写真

12/23 7:50

ニッチツ社宅前を通らせていただき登山口へ向かいます

12/23 7:54

中央右に道標があり、この手前を右に上がります

12/23 7:54

「右→群馬縣上野村に至る」とありました

12/23 7:54

橋を渡って植林地へ。植林地の巡視道も兼ねているのか歩きやすいです

12/23 7:57

針葉樹林のため落葉は少ないです

12/23 8:02

こんな感じの登山道

12/23 8:18

この辺りは馬酔木が多いです

12/23 8:18

落葉樹林帯に上がりました。緑の木は馬酔木です

12/23 8:29

この辺りには欅の木が目立ちました。これはかなりの巨木でした

12/23 8:30

石灰岩、この辺りの山に多いです。セメントの原料や土壌改良剤などに使われます。貝やサンゴが堆積して岩になったもので、海底から隆起したものでしょうか

12/23 8:57

赤岩峠が見えました

12/23 8:57

赤岩峠は2年前に大ナゲシ北稜を登り上げた時に、帰りに群馬県側に下りました。2年しか経っていないのにだいぶ昔の感じでした(笑)

12/23 8:58

赤岩岳の岩峰が見えます

12/23 9:02

ここは登らずに左側からコルへ向かうのが正解です

12/23 9:06

上部が見えないのですが、すごそう

12/23 9:10

5mほどクライミングしてみましたが、上の岩相が分からないので撤退。降りるのが怖かったです

12/23 9:24

左へ回り込みましたが、へんな所へ行っちゃったので仕切り直しです

12/23 9:40

ピンクテープに誘導されて

12/23 9:41

コルに登り上げます

12/23 9:47

少し岩稜を登ると樹林帯に入り、赤岩岳山頂になります

12/23 9:49

大ナゲシが見えますね

12/23 10:00

こちらの写真も大ナゲシ

12/23 10:00

碧岩は見えるかな?

12/23 10:01

赤岩岳到着です、標識が三枚もあって賑やかでした

12/23 10:01

記念の一枚（笑）

12/23 10:07

脆い岩のようです

12/23 10:08

中央白い所から登りました

12/23 10:09

真っ白な浅間山、今日は美しいです

12/23 10:09

少しズームアップ。右に鼻曲山と浅間隠山も見えます。ここも群馬なんだね

12/23 10:10

両神山です

12/23 10:11

西上州の山々

12/23 10:27

油断しているとルートを誤ります、間違いかな?と感じたら戻ります

12/23 10:30

1583峰の前にある岩峰、クライミングします。難しくはありません。左に残置ロープがあるルンゼも登れます、一般的にはルンゼでしょうか

12/23 10:44

ちょっとワクワク

12/23 10:52

1583m峰の岩峰が迫ります

12/23 11:01

1583m峰、南側の岩壁を登ります。トラロープあるが掴まらなくても大丈夫です。慎重に登りたいですね

12/23 11:27

急降下します

12/23 12:16

小さなキレット

12/23 12:16

キレット飛び越えました(笑)

12/23 13:00

赤岩尾根を振り返って

12/23 13:02

P2に到着です。単なるPではなくて、良き固有名詞にされたらどうでしょうかね〜

12/23 13:03

群馬県側、高崎市方面

12/23 13:03

赤岩尾根を振り返って

12/23 13:04

両神山です

12/23 13:05

P3かな?

12/23 13:16

振り返ります。あれ〜P2だったかな?

12/23 13:16

登山口方面は奥の下です

12/23 13:17

P1だっだかな?

12/23 13:19

こんな所面白い

12/23 13:20

ゴジラの背?

12/23 13:20

奥の方から歩いてきました

12/23 13:22

赤岩尾根を振り向いて

12/23 13:22

群馬県側の山、御荷鉾山等を確認できます

12/23 13:23

P1到着、文字も長年の風雨に晒されて見えにくくなりました。

12/23 13:46

お社がありましたのでお参りして

12/23 13:51

八丁峠に到着、懐かしいな〜10年くらい前に群馬県側から両神山に登った時を思い出しました。anさんとの出会いがありましたね(笑)

12/23 13:51

両神山分岐

12/23 14:23

上落合橋に降りました。ここには登山ポストが設置されていました

12/23 14:24

登山口近くの駐車場は7台くらい可能でしょうか。ここから舗装道路を歩いてマイカーへ戻ります

装備

個人装備

ハーネス等一式 30mロープ

感想

おぜさい

妙義山・相馬岳北稜と碧岩西稜、そして赤岩尾根が行きたい山で未踏でした。アルパイン混じりの岩稜藪岩ルート、私の好きな分野なんです。何とか今年中に懸案事項を片付けておきたいとの思いでしたが、それぞれ12月に登ることができました。

赤岩尾根は群馬と埼玉の県境に位置しますが、登山口は群馬側からは遠く埼玉の秩父方面からになります。2時間40分ほどかかって遠距離ですね〜同じ群馬県なのに(笑い)
赤岩峠は二度目で、二年前に大ナゲシから群馬県側への下りでした。今回登山口近くで見た石標柱に、「右→群馬縣上野村に至る」の文字がありました。その昔こんな山道を苦労して、群馬の人と埼玉の人とで交流があったとは...感慨深いものがありますね。
赤岩岳に到着すると正面壁が登れるかなと思いで、南側から5mほどクライミングしてみました。しかし上部の岩層も分からなく、確保者もいない単独なので降りることにしました。登りはよいよい、降りるは怖いです。
この県境の尾根、今日は群馬県と埼玉県とを何度も行ったり来たりでしたね(笑い)

このルートは若干のクライミングもありですが、それほどの困難な箇所も無く淡々と歩いてきました。相馬岳北稜及び碧岩西稜と比較すると緊張感はあまりなく、それに伴い達成感も薄い感じはしました。
赤岩岳〜赤岩尾根の縦走は群馬県側の山の展望も良く、6〜7時間見ておけば歩き通せるので再訪ありかなと思います。

コメント

ダン之助

こんにちは。

良いルートですね〜藪岩魂で紹介されていたルートでしょうか？リポDの瓶が目印とかの(笑)
ぜひご一緒したいですね。

おぜさい

ダンさん、こんばんは。

藪岩魂で紹介されていると思います。リポDの瓶は知りませんでした。
岩稜歩きは思ってたよりも少ない感じでしたがまあまあ楽しめると思います。
ご一緒良いですね😀