立山室堂周辺 BCデビュー

2023年11月23日(木) 〜 2023年11月26日(日)

コースタイム

23日：室堂→雷鳥沢（室堂側斜面1本＋ビーコン訓練）
24日：荒天停滞
25日：劔岳側斜面1本＋弱層テスト講習＋室堂側1本
26日：雷鳥沢→室堂（浄土山付近で1本）

天候

23日：晴れ
24日：吹雪（停滞）
25日：晴れ
26日：晴れ

写真

11/23 8:58

11/23 扇沢から乗り継いで室堂へ。
周りはスキーヤーやボーダーが目立ち、初BCの自分はちょっと緊張…

11/23 10:36

室堂到着。

11/23 11:10

シールを履いて雷鳥沢を目指す。
※このときは知りませんでしたが、BCシーズンは室堂の前にテントを張って良かったようです。

11/23 11:41

慣れない非圧雪に加え、4日分の重荷に悪戦苦闘…
転びまくりながら雷鳥沢を目指しました。

11/23 12:29

何とか雷鳥沢に到着。

雷鳥沢から室堂側の斜面へ行きましたが、ヘタクソ過ぎて自分は全く滑れず…
初BCにワクワクでしたが、やっぱり甘くない！

11/23 14:36

「全然滑れなーい！」の図(笑)
この後ビーコンの訓練をして、1日目終了。

11/24 13:18

2日目は吹雪で一日停滞。

11/24 11:59

やることが無いので、テントの中はカラオケ大会。
UDKさんも音楽好きで楽しかった！

11/24 13:18

午後、近場の斜面で練習を…と思いましたが、あれっ板が滑らない？？
よく見たら、みぞれが板に張り付いて凍っていました。板は袋に入れておかないとダメですね（反省）

11/25 8:48

3日目朝、テントから外を見ると…
一面雪でコーティングされ、素晴らしい景色！！

11/25 8:48

もう一枚。これを見られただけで来て良かったと思いました。

11/25 11:19

朝ご飯を食べて、雷鳥沢から劔岳側の斜面へ。

11/25 12:08

大分登ってきました。
雷鳥沢の標高2600m辺りだと思います。

シールをはがして、いざ！
初日に全然滑れなかったので不安しかないが…

滑るUDKさん
こんな広い斜面を自由に滑れるなんて贅沢！

昨日の降雪でパウダースノーになっていて、スピードが出にくい&転んでも怖くないので、ゲレンデより思い切って滑れました。最高に楽しかった！

11/25 13:00

滑り終えて、帰りのトレースに合流。

11/25 13:36

「初心者なりに楽しめて満足！」の図

11/25 14:15

この後は、UDKさんからシャベルコンプレッションによる弱層チェックを習いました。

もう一本、室堂側の斜面を滑って3日目終了。

11/26 9:47

最終4日目、テントを撤収し、室堂近くで滑る作戦。

室堂から浄土山方面へ登って1本。
4日間でちょっと慣れたかも？？

最終滑走のUDKさん。

11/26 12:52

4日間ありがとうございました！
ゲレンデの練習にも身が入りそうです。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-630 Tough オリンパス

FinePix XP140 富士フイルム

感想

ymoon

知り合いからテレマークスキーを格安で譲ってもらったのは2年前の話。
滑る系競技未経験の自分は、人口の少ないテレマークスキーをどうやって練習しようか途方に暮れていました。しかし、クライマー友達のUDKさんが偶然にもテレマークを練習中（←超ラッキー）とのことで、UDKさんから滑り方を教わり、何とかゲレンデの中級斜面くらいを滑れるようになったのが去年の話。
そして、BCをやる友人に、ゲレンデで練習していることを話すと、必ず言われるのが「易しい所で良いから、一度スキー板を持って山に行った方が良い」ということでした。3人くらいの方からこのアドバイスをもらったのが、今年夏の話。
そして、夏の終わりに、UDKさんに11月末の連休で室堂へ行きたい旨を話すとOKとの返事。自分より上手なUDKさんも、まだテレマークの滑りには不安があるようでしたが、「ヘタクソが板を持って山に行っちゃいけない、なんてことはない」と半分勢いで行ってみることに。ちなみに、UDKさんはスノーボードでBC経験があり、ビーコン探査や、弱層テストを教えてもらい、未熟ながら安全面には配慮しました。
そして、実際に山の斜面を滑ってみると、ヘタクソなりにではありますが、スピーディに斜面を駆け抜けるスリルがたまらなく気持ちよく、BCの魅力に目覚めたような気がします。もっと上手だったら、あの斜面をあんな滑り方が出来るのに、もっと上手だったら…という気持ちが芽生え、ゲレンデの練習にも意欲が湧きました。
今後のゲレンデ練習として、基礎的なターンはもちろんですが、もう少し色々な遊び方をしようかなと思います。林道脇の急斜面に弧を描いてみたり、小さな段差を飛び越えてみたり。基礎がまだまだの自分ではありますが、初期の段階から少しづつそういう刺激を脳に与えることで、応用が利くようになるかなと思います。
UDKさん色々教えて頂いてありがとうございました！また行きましょう！！