まだ仄暗い、トレイルヘッド。
しかし今日は元旦だ。初詣のために深夜から人が流れ、飲食店も営業している。
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1/1 6:51
まだ仄暗い、トレイルヘッド。
しかし今日は元旦だ。初詣のために深夜から人が流れ、飲食店も営業している。
ここ伏見稲荷駅「東山-1」を、私にとっての京都一周トレイル起点とする。
2014年に増接された桃山からの深草ルートは、町歩きが長すぎるため、あまりモチベがわかなかった。それと完全に陽が登ってしまう頃には、伏見稲荷神社は大混雑なんてものではなくなると考えた。
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1/1 6:51
ここ伏見稲荷駅「東山-1」を、私にとっての京都一周トレイル起点とする。
2014年に増接された桃山からの深草ルートは、町歩きが長すぎるため、あまりモチベがわかなかった。それと完全に陽が登ってしまう頃には、伏見稲荷神社は大混雑なんてものではなくなると考えた。
全国の稲荷神社の総本山だ。そのことだけでも初詣は賑わいそうだが
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1/1 7:00
全国の稲荷神社の総本山だ。そのことだけでも初詣は賑わいそうだが
この神社を大人気にしている更なる理由は、千本鳥居のインパクトだ。とにかくビジュアル的に映える。かなり長く坂を登らされるにもかかわらず、人が押し寄せる。
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1/1 7:07
この神社を大人気にしている更なる理由は、千本鳥居のインパクトだ。とにかくビジュアル的に映える。かなり長く坂を登らされるにもかかわらず、人が押し寄せる。
千本鳥居は登れば登るほど、森の山の雰囲気が濃厚になっていき、自然に触れられる。異界ムードも高まる。それがまた魅力なのだろう。非日常的磁場。
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1/1 7:18
千本鳥居は登れば登るほど、森の山の雰囲気が濃厚になっていき、自然に触れられる。異界ムードも高まる。それがまた魅力なのだろう。非日常的磁場。
伏見稲荷のビュースポット四ツ辻で人々の歓声があがった。京都の街並みに虹が立った。
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1/1 7:29
伏見稲荷のビュースポット四ツ辻で人々の歓声があがった。京都の街並みに虹が立った。
まるで、天気の子みたいなワンシーン。元旦の朝にこれは、さすがに縁起の良さを感じずにはいられなかった。だが、この日の夕方に能登半島が揺れることを皮切りに、激動の令和6年の幕開けが演じられることになる。
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1/1 7:32
まるで、天気の子みたいなワンシーン。元旦の朝にこれは、さすがに縁起の良さを感じずにはいられなかった。だが、この日の夕方に能登半島が揺れることを皮切りに、激動の令和6年の幕開けが演じられることになる。
さて、いよいよトレイルらしくなる。そして、あれほどいた人間が、自分以外誰もいなくなった。
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1/1 7:34
さて、いよいよトレイルらしくなる。そして、あれほどいた人間が、自分以外誰もいなくなった。
いちどトレイルを通り抜けると、住宅街におりる。道標に導かれて路地に分け入る。
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1/1 8:00
いちどトレイルを通り抜けると、住宅街におりる。道標に導かれて路地に分け入る。
京都民の日常風景から、山道へと。
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1/1 8:34
京都民の日常風景から、山道へと。
ふたたび入山。
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ふたたび入山。
樹の隙間から町が垣間見える。そんな距離感できもちよい自然空間がある。
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1/1 8:45
樹の隙間から町が垣間見える。そんな距離感できもちよい自然空間がある。
また舗装路に出る。やがて清水寺エリアへと北上する。
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1/1 9:12
また舗装路に出る。やがて清水寺エリアへと北上する。
清水寺の裏手のトレイルを進む。地味に登らされて、身体が温まってきた。というか1月でこの気温は暖冬すぎるのではないか。今年はどうなっていくのだ?
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1/1 9:28
清水寺の裏手のトレイルを進む。地味に登らされて、身体が温まってきた。というか1月でこの気温は暖冬すぎるのではないか。今年はどうなっていくのだ?
清水山に登頂。あの清水寺の真上にいる。
すでに暑くて、長袖アンダーウェアを捲り上げ、半袖Tシャツを着ることにした。持ってきて正解だった。
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1/1 9:35
清水山に登頂。あの清水寺の真上にいる。
すでに暑くて、長袖アンダーウェアを捲り上げ、半袖Tシャツを着ることにした。持ってきて正解だった。
東山山頂公園。トイレと自販機あり。
ちなみに出立時の私の手持ちは水500mlのみ。主食ゼロ。行動食のみ控えめに持ってきている。必要な分は途中で順次買い足すつもりだ。
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1/1 10:00
東山山頂公園。トイレと自販機あり。
ちなみに出立時の私の手持ちは水500mlのみ。主食ゼロ。行動食のみ控えめに持ってきている。必要な分は途中で順次買い足すつもりだ。
しばらく山路をゆくが、また町がせまってきた。
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1/1 10:21
しばらく山路をゆくが、また町がせまってきた。
尊勝院という趣深い寺院を通過する。
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1/1 10:24
尊勝院という趣深い寺院を通過する。
急坂を曲がって、街へおりる。こういうワンシーンも印象的だ。
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1/1 10:25
急坂を曲がって、街へおりる。こういうワンシーンも印象的だ。
栗田神社の参道だ。初詣客がちらほら。
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1/1 10:28
栗田神社の参道だ。初詣客がちらほら。
わずかに公式ルートから逸れてコンビニへ。周囲に麹をつかった雑煮を作る店もあるけど、私は餅もどきのスイーツを手早くいただく。
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1/1 10:42
わずかに公式ルートから逸れてコンビニへ。周囲に麹をつかった雑煮を作る店もあるけど、私は餅もどきのスイーツを手早くいただく。
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1/1 11:02
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南禅寺の山門をくぐる。
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南禅寺の山門をくぐる。
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1/1 11:16
なんと寺の境内に近代化遺産があるのだ。西洋技術による水路閣。
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1/1 11:17
なんと寺の境内に近代化遺産があるのだ。西洋技術による水路閣。
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1/1 11:33
つづいては純和風というか、伊勢神宮みたいな趣の日向大神宮。
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1/1 11:42
つづいては純和風というか、伊勢神宮みたいな趣の日向大神宮。
天岩戸にも入れる。神社らしい神社だった。
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1/1 11:45
天岩戸にも入れる。神社らしい神社だった。
なんだか街の観光ばかりしているように勘違いされては困る。実はけっこう登山している時間だって多いのだ。それに加えて観光に足を止めてもいるから、もう午前中が終わりそう。
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1/1 11:50
なんだか街の観光ばかりしているように勘違いされては困る。実はけっこう登山している時間だって多いのだ。それに加えて観光に足を止めてもいるから、もう午前中が終わりそう。
外国人でKyoto Round Trailを歩く人もいるのだろうか
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1/1 11:57
外国人でKyoto Round Trailを歩く人もいるのだろうか
おっ、この黄色ビニールみたいなのは既視感がある。11月に歩いた高島トレイルと同じ、エコな素材のやつだ。土に還るらしいね。
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1/1 12:35
おっ、この黄色ビニールみたいなのは既視感がある。11月に歩いた高島トレイルと同じ、エコな素材のやつだ。土に還るらしいね。
大文字山に登頂した。ここはけっこうハイカーさんたちがいる。
この山の中腹に、かの有名な火文字が描かれるんだな。
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1/1 12:44
大文字山に登頂した。ここはけっこうハイカーさんたちがいる。
この山の中腹に、かの有名な火文字が描かれるんだな。
大文字山頂より西の都を見おろす
天気は晴れているようでいて、急に暗くなり雨が降るなど、ちょっと不安定
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1/1 12:44
大文字山頂より西の都を見おろす
天気は晴れているようでいて、急に暗くなり雨が降るなど、ちょっと不安定
西田幾多郎ら京都学派も思索と散策をした道「哲学の道」
大文字山を下山すると、そこは銀閣寺エリアだった。カフェや雑貨屋があり、外国人も多い。
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1/1 13:25
西田幾多郎ら京都学派も思索と散策をした道「哲学の道」
大文字山を下山すると、そこは銀閣寺エリアだった。カフェや雑貨屋があり、外国人も多い。
銀閣寺は中高の修学旅行で行ったことあるからな。今回は寄り道を断念しよう。
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1/1 13:29
銀閣寺は中高の修学旅行で行ったことあるからな。今回は寄り道を断念しよう。
公式ルートを少し逸れてコンビニへ。明日の朝食までの分の補給をおこなう。
今回の山旅は、ガスストーブやクッカーすらも削ってみた。役には立つが必須ではないものは省く。京都一周は、事前研究さえしておけば、それで成り立つと判断した。
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1/1 13:58
公式ルートを少し逸れてコンビニへ。明日の朝食までの分の補給をおこなう。
今回の山旅は、ガスストーブやクッカーすらも削ってみた。役には立つが必須ではないものは省く。京都一周は、事前研究さえしておけば、それで成り立つと判断した。
北白川の山地に入る。静かな山域だ。
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1/1 14:29
北白川の山地に入る。静かな山域だ。
ここは、瓜生山のピークを通る尾根筋ルートが推奨されてはいるが
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1/1 14:35
ここは、瓜生山のピークを通る尾根筋ルートが推奨されてはいるが
私は旧ルートで沢筋を選択してみた
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1/1 14:48
私は旧ルートで沢筋を選択してみた
何本かの倒木はあるが、荒れていると言うほどのコンディションではないと思う
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1/1 14:48
何本かの倒木はあるが、荒れていると言うほどのコンディションではないと思う
比叡山が見えた。今年は雪がない。ここ北白川から比叡までいっきに標高を上げていくことになる。
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1/1 15:07
比叡山が見えた。今年は雪がない。ここ北白川から比叡までいっきに標高を上げていくことになる。
このあたりはハンモックポイントになりそうな樹林帯だが。今日のうちにもう少しだけ距離を稼ぎたい気持ちの方が強い。
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1/1 15:09
このあたりはハンモックポイントになりそうな樹林帯だが。今日のうちにもう少しだけ距離を稼ぎたい気持ちの方が強い。
東山エリアもだいぶ後半のほうまで来た
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1/1 15:13
東山エリアもだいぶ後半のほうまで来た
このあたりにもハンモックポイントはありそうだが。欲張って、あと少しだけ進んだ。
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1/1 15:31
このあたりにもハンモックポイントはありそうだが。欲張って、あと少しだけ進んだ。
掛橋石鳥居という場所に着いた。登山道の分岐点だ。ログを止めマイナールートらしき方に入って、ハンモックに適したポイントを探す。
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1/1 15:49
掛橋石鳥居という場所に着いた。登山道の分岐点だ。ログを止めマイナールートらしき方に入って、ハンモックに適したポイントを探す。
今夜は風も雨もない予報だが、念のためにせせらぎのある沢沿いに下りた。空気がひんやりする要素はあるが、まあ及第点ぐらいの問題のないポイントか。さっきの樹林帯尾根とどちらが良かったのだろうか。場所選びはあいかわらず難しいものだ。
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1/1 17:04
今夜は風も雨もない予報だが、念のためにせせらぎのある沢沿いに下りた。空気がひんやりする要素はあるが、まあ及第点ぐらいの問題のないポイントか。さっきの樹林帯尾根とどちらが良かったのだろうか。場所選びはあいかわらず難しいものだ。
元旦らしく始める
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1/1 17:21
元旦らしく始める
2日目スタート。
昨夜は8時間以上眠れたかもしれない。キマったときのハンモック泊は、その快眠性が最高だ。
おかげで本日は頑張って長時間歩き続けられそうだ。
1
1/2 6:08
2日目スタート。
昨夜は8時間以上眠れたかもしれない。キマったときのハンモック泊は、その快眠性が最高だ。
おかげで本日は頑張って長時間歩き続けられそうだ。
西の都に朝が来る
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1/2 6:27
西の都に朝が来る
夜明け。今日は終日晴れの予報。立地的に日の出は見られないが、キレイだ。
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1/2 6:53
夜明け。今日は終日晴れの予報。立地的に日の出は見られないが、キレイだ。
それにしても、起きぬけから登りっぱなしだ。京都一周トレイルでも特に標高の高いエリアへと坂を進む。
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1/2 7:11
それにしても、起きぬけから登りっぱなしだ。京都一周トレイルでも特に標高の高いエリアへと坂を進む。
京都一周トレイルは、ようやく東山エリアを終え、北山東部エリアに移行する。
ここで、展望が広がる
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1/2 7:14
京都一周トレイルは、ようやく東山エリアを終え、北山東部エリアに移行する。
ここで、展望が広がる
ロープウェイ比叡駅
記念写真スポットになっており、スマホスタンドが用意されている。自転車でここをめざす人も多そうだ。
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1/2 7:22
ロープウェイ比叡駅
記念写真スポットになっており、スマホスタンドが用意されている。自転車でここをめざす人も多そうだ。
自販機あり。
ロープウェイは9時過ぎから運転らしい。
千日回峰行の写真館がすごく気になる!見たい!がやはり開館時間はまだ先のようだ。残念。
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1/2 7:28
自販機あり。
ロープウェイは9時過ぎから運転らしい。
千日回峰行の写真館がすごく気になる!見たい!がやはり開館時間はまだ先のようだ。残念。
延暦寺へと歩く途中、北の方に冠雪した山地を見た。比良山系に近い、蓬莱山のようだ。
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1/2 7:49
延暦寺へと歩く途中、北の方に冠雪した山地を見た。比良山系に近い、蓬莱山のようだ。
延暦寺の東塔エリアを観光。トレイルの正規ルートからは逸れるが、ここは初めてなので立ち寄らねば。
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1/2 8:10
延暦寺の東塔エリアを観光。トレイルの正規ルートからは逸れるが、ここは初めてなので立ち寄らねば。
正月だが、ケーブルカーやロープウェイ運行前だから、人はほとんどいない。
2
1/2 8:10
正月だが、ケーブルカーやロープウェイ運行前だから、人はほとんどいない。
境内地はとても広い
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1/2 8:13
境内地はとても広い
静かな時間
1
1/2 8:15
静かな時間
東塔エリアの核心となる根本本堂だけは、残念ながら大改修工事のまっただ中。
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1/2 8:17
東塔エリアの核心となる根本本堂だけは、残念ながら大改修工事のまっただ中。
トレイルルートに帰ってきて、西塔エリアに向かう。こちらはビックリするぐらい人がいない。無人の庭園にて枯山水をみつめる。こりゃもう、登山後に京都市街地の有名寺院で見る必要ないな。独り占めで至高。
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1/2 8:33
トレイルルートに帰ってきて、西塔エリアに向かう。こちらはビックリするぐらい人がいない。無人の庭園にて枯山水をみつめる。こりゃもう、登山後に京都市街地の有名寺院で見る必要ないな。独り占めで至高。
西塔へのトレイル
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1/2 8:42
西塔へのトレイル
延暦寺 西塔の釈迦堂
誰もいない、閉まってる、トイレまで冬期閉鎖
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1/2 8:44
延暦寺 西塔の釈迦堂
誰もいない、閉まってる、トイレまで冬期閉鎖
北山の標高700mクラスの縦走路
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1/2 9:15
北山の標高700mクラスの縦走路
玉体杉。巨木だ。
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1/2 9:28
玉体杉。巨木だ。
傾斜が険しくなる
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1/2 9:35
傾斜が険しくなる
登り坂では暑くなる。暖冬の正月だし、よく晴れている。
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1/2 9:38
登り坂では暑くなる。暖冬の正月だし、よく晴れている。
まずは横高山を通過
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1/2 9:41
まずは横高山を通過
トレイル最高峰、水井山794mに登頂。
今年は雪も氷もなさそうだと情報収集していたが、やはりチェーンアイゼンを置いてきて正解となった。(例年並みだと不正解)
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1/2 9:56
トレイル最高峰、水井山794mに登頂。
今年は雪も氷もなさそうだと情報収集していたが、やはりチェーンアイゼンを置いてきて正解となった。(例年並みだと不正解)
水井山から仰木峠までは、いっきに下り降りて来た感じ。古道であり、かつての生活の道を歩いている。
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1/2 10:26
水井山から仰木峠までは、いっきに下り降りて来た感じ。古道であり、かつての生活の道を歩いている。
まだまだ下る、下る
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1/2 10:46
まだまだ下る、下る
旧若狭街道、別名は鯖街道
ほぼ平坦な沢沿いの古道に下り立った。かつて日本海から京都に海産物などを運んだ、交易の道。経済の道。
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1/2 10:54
旧若狭街道、別名は鯖街道
ほぼ平坦な沢沿いの古道に下り立った。かつて日本海から京都に海産物などを運んだ、交易の道。経済の道。
大原の里へ、山から飛び出した。長閑な田舎町だが、正月だからか車はそこそこ走っている。
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1/2 11:09
大原の里へ、山から飛び出した。長閑な田舎町だが、正月だからか車はそこそこ走っている。
ちょっと距離はあるが、トレイルから逸れてコンビニに寄り道。事実上、ラストコンビニとなるので食料だけはここで買い込んでおく。飲料はこの先にも自販機がある。
店先のテーブルで温かいランチも摂る。
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1/2 11:28
ちょっと距離はあるが、トレイルから逸れてコンビニに寄り道。事実上、ラストコンビニとなるので食料だけはここで買い込んでおく。飲料はこの先にも自販機がある。
店先のテーブルで温かいランチも摂る。
しばらくアスファルト道を辿ると、江文峠だ
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1/2 12:12
しばらくアスファルト道を辿ると、江文峠だ
大原から静原へと、集落をつなぐトレイルへ
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1/2 12:14
大原から静原へと、集落をつなぐトレイルへ
静原町。農村だ。自販機はある。
0
1/2 12:31
静原町。農村だ。自販機はある。
さて、次は鞍馬へ。薬王坂を登る。気分は天狗。
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1/2 13:02
さて、次は鞍馬へ。薬王坂を登る。気分は天狗。
薬王坂(やっこうざか)の中間地点かな
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1/2 13:13
薬王坂(やっこうざか)の中間地点かな
山を下りると、急に人の賑わいが。
鞍馬寺の山門に到着した。ここからルートを逸れて、山上の奥の院へ、それから貴船神社にも寄り道する魂胆だ。
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1/2 13:30
山を下りると、急に人の賑わいが。
鞍馬寺の山門に到着した。ここからルートを逸れて、山上の奥の院へ、それから貴船神社にも寄り道する魂胆だ。
日本一距離の短いケーブルカーを、登山者が待つはずもなく、石段と石坂を歩いて登る。初詣客が死ぬ死ぬ言っているが、たしかにキツい行程だ。ここは鞍馬山という山の中腹であり、事実上登山。
0
1/2 13:48
日本一距離の短いケーブルカーを、登山者が待つはずもなく、石段と石坂を歩いて登る。初詣客が死ぬ死ぬ言っているが、たしかにキツい行程だ。ここは鞍馬山という山の中腹であり、事実上登山。
本堂に登り着いた
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1/2 13:50
本堂に登り着いた
護摩というか、焚火修行かな
1
1/2 13:51
護摩というか、焚火修行かな
鞍馬の奥の院を経て貴船神社に至るまでは、登山道だ。入口に注意喚起が書かれているが、文字通りにとらない人もいるだろうな。洒落た厚底靴の女の子なんかも、恐る恐る下り坂でバランスをとる。まあ、鞍馬寺も貴船神社もどちらも絶対行ってみたい!と思うよね。冒険だ。若さでご安全にがんばってね。
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1/2 14:06
鞍馬の奥の院を経て貴船神社に至るまでは、登山道だ。入口に注意喚起が書かれているが、文字通りにとらない人もいるだろうな。洒落た厚底靴の女の子なんかも、恐る恐る下り坂でバランスをとる。まあ、鞍馬寺も貴船神社もどちらも絶対行ってみたい!と思うよね。冒険だ。若さでご安全にがんばってね。
ということで、鞍馬寺の奥の院。奥の院と呼ばれる山上建築は、だいたい見た目は質素なものである。
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1/2 14:09
ということで、鞍馬寺の奥の院。奥の院と呼ばれる山上建築は、だいたい見た目は質素なものである。
いっきに山路を下り降りると、なんじゃこの人の多さは?
かの有名な貴船神社だ。
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1/2 14:25
いっきに山路を下り降りると、なんじゃこの人の多さは?
かの有名な貴船神社だ。
よくインスタとかで見る石段。
彼女が彼氏にかっこいいグラビア写真を撮ってもらおうとしてるが、初詣客があまりにも往来していて、今日は無理なんじゃないかなあ
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1/2 14:25
よくインスタとかで見る石段。
彼女が彼氏にかっこいいグラビア写真を撮ってもらおうとしてるが、初詣客があまりにも往来していて、今日は無理なんじゃないかなあ
貴船神社の境内は意外とコンパクト。その広くはない敷地に人が群がることになる。参拝とお守り・御朱印購入は大行列の順番待ち。すごい人気だ!
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1/2 14:27
貴船神社の境内は意外とコンパクト。その広くはない敷地に人が群がることになる。参拝とお守り・御朱印購入は大行列の順番待ち。すごい人気だ!
神社を出る。参道は飲食店とお土産店が充実していた。おやつの時間のカロリー補給チャンスだ。ブーツを脱がないで済むちょうどいい茶屋があった。正月らしく餅菓子、そして生姜いりの甘酒で温まる。
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1/2 14:39
神社を出る。参道は飲食店とお土産店が充実していた。おやつの時間のカロリー補給チャンスだ。ブーツを脱がないで済むちょうどいい茶屋があった。正月らしく餅菓子、そして生姜いりの甘酒で温まる。
一時間近く、車道を歩いてトレイルに復帰した。時間をとられたが鞍馬と貴船のどちらにも初めて行けて満足だ。自販機は、ニノ瀬駅周辺を最後にして高雄まで当分の間ない。水でザックを重くしてから、入山する。
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1/2 15:35
一時間近く、車道を歩いてトレイルに復帰した。時間をとられたが鞍馬と貴船のどちらにも初めて行けて満足だ。自販機は、ニノ瀬駅周辺を最後にして高雄まで当分の間ない。水でザックを重くしてから、入山する。
音が鳴り始めた踏切をいそいで渡ると、叡山電鉄鞍馬線が走り去っていった。これに乗るのも楽しそう。
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1/2 15:38
音が鳴り始めた踏切をいそいで渡ると、叡山電鉄鞍馬線が走り去っていった。これに乗るのも楽しそう。
トレイル。日没まで残り一時間強ぐらいか。でも2日目はまだ頑張りたい所存。
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1/2 15:42
トレイル。日没まで残り一時間強ぐらいか。でも2日目はまだ頑張りたい所存。
夜泣峠をパスする
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1/2 16:01
夜泣峠をパスする
向山への尾根道。
事前にハンモック泊スルーハイカーさんに相談したところ、この向山付近は適地があるとのアドバイスをもらえた。たしかに気持ち良さそう。だけど、今日のうちに距離を稼いでおきたい。
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1/2 16:11
向山への尾根道。
事前にハンモック泊スルーハイカーさんに相談したところ、この向山付近は適地があるとのアドバイスをもらえた。たしかに気持ち良さそう。だけど、今日のうちに距離を稼いでおきたい。
向山に登頂。早めにヘッドライトを準備して、ナイトハイクで先に進んだ。
1
1/2 16:18
向山に登頂。早めにヘッドライトを準備して、ナイトハイクで先に進んだ。
18:00まで粘って距離を稼いでおいた。これで最終日はマイペースに歩けるだろう。
肝心のハンモックポイントだが、まあギリギリ及第点という場所を発見。林業関係者によるこっち側は立入禁止とかの表示もあり、探し回ってしまった。
やはり向山の南面がベストではあったか。
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1/2 18:02
18:00まで粘って距離を稼いでおいた。これで最終日はマイペースに歩けるだろう。
肝心のハンモックポイントだが、まあギリギリ及第点という場所を発見。林業関係者によるこっち側は立入禁止とかの表示もあり、探し回ってしまった。
やはり向山の南面がベストではあったか。
ディナーはもちろんコンビニ飯。
二日連続で鬼ごろしはアル中みたいだから、ワンカップ大関に控えておいた(じゅうぶんアル中酒か?)
1
1/2 19:13
ディナーはもちろんコンビニ飯。
二日連続で鬼ごろしはアル中みたいだから、ワンカップ大関に控えておいた(じゅうぶんアル中酒か?)
雨も風もないらしいため、タープ無しのカウボーイスタイル。樹間が狭くてタープを張りにくく面倒だったというのもある。霜対策としてハンモック専用シェルだけ展開した。ぬくぬく。
虫も落葉もない低山の冬は、実はタープを省きやすい季節だったりする。必要充分。足るを知れ。
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1/2 19:39
雨も風もないらしいため、タープ無しのカウボーイスタイル。樹間が狭くてタープを張りにくく面倒だったというのもある。霜対策としてハンモック専用シェルだけ展開した。ぬくぬく。
虫も落葉もない低山の冬は、実はタープを省きやすい季節だったりする。必要充分。足るを知れ。
歯のケアについては必要でしょ。なんかエコな歯磨き粉を、省かずに持ってきたぞ。
2
1/2 19:52
歯のケアについては必要でしょ。なんかエコな歯磨き粉を、省かずに持ってきたぞ。
翌朝。まだまだ真っ暗だが、実は人の住む集落は目と鼻の先だったりする。
1
1/3 4:56
翌朝。まだまだ真っ暗だが、実は人の住む集落は目と鼻の先だったりする。
氷室町という農村を歩く。ここからしばらくはアスファルト道がメインになる。登り坂でツラい。
0
1/3 5:05
氷室町という農村を歩く。ここからしばらくはアスファルト道がメインになる。登り坂でツラい。
山の家はせがわ。暗い。レストランやってない。
0
1/3 5:43
山の家はせがわ。暗い。レストランやってない。
自然歩道、というかほぼ林道になり、その後に登山道になる。
0
1/3 5:46
自然歩道、というかほぼ林道になり、その後に登山道になる。
登山道より、京都の夜景
1
1/3 5:57
登山道より、京都の夜景
尾根道
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1/3 6:02
尾根道
またアスファルト歩きになる。ようやく明るくなった。冬のロングトレイルは陽が短いのが難点。
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1/3 7:01
またアスファルト歩きになる。ようやく明るくなった。冬のロングトレイルは陽が短いのが難点。
沢ノ池に着いた。
ここで出会った人としばらく話し込む。セクションハイクで京都の様々なトレイルを歩いているとのことだ。ハンモック泊もやるとのことで、話が早い。
この池の周囲は広くフラットであり、すこしテントを見かけた。
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1/3 7:15
沢ノ池に着いた。
ここで出会った人としばらく話し込む。セクションハイクで京都の様々なトレイルを歩いているとのことだ。ハンモック泊もやるとのことで、話が早い。
この池の周囲は広くフラットであり、すこしテントを見かけた。
北山エリアもだいぶ後半のほうまで来たか
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1/3 7:37
北山エリアもだいぶ後半のほうまで来たか
京都一周トレイルは東海自然歩道を兼ねているところが多く、比較的整備が良いと思う。
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1/3 7:45
京都一周トレイルは東海自然歩道を兼ねているところが多く、比較的整備が良いと思う。
こんなに町が近いように見えるのに、スマホの電波は意外と弱い。
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1/3 7:47
こんなに町が近いように見えるのに、スマホの電波は意外と弱い。
ここは急坂注意。高雄までいっきに標高を落とす。
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1/3 7:58
ここは急坂注意。高雄までいっきに標高を落とす。
槙ノ尾バス停で久しぶりの自販機。この先しばらく点在してる。
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1/3 8:30
槙ノ尾バス停で久しぶりの自販機。この先しばらく点在してる。
寄り道する。
高雄にいくつかある寺のなかの、神護寺がおもしろそう。ただし石段が長くエグい。
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1/3 8:44
寄り道する。
高雄にいくつかある寺のなかの、神護寺がおもしろそう。ただし石段が長くエグい。
入山料を払う。境内地は広く、趣深い建築物が多くある。
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1/3 8:54
入山料を払う。境内地は広く、趣深い建築物が多くある。
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1/3 8:55
重要文化財でもある大師堂。これが特に良かった。
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重要文化財でもある大師堂。これが特に良かった。
本堂はでかい。
神護寺、立ち寄ってよかった。
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本堂はでかい。
神護寺、立ち寄ってよかった。
高雄を過ぎると、渓流沿いの自然歩道が再開する。
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1/3 9:31
高雄を過ぎると、渓流沿いの自然歩道が再開する。
ランナーにも出会う
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1/3 9:35
ランナーにも出会う
清滝の喫茶店が営業中。誘惑を振り切って先へ進む。
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1/3 10:14
清滝の喫茶店が営業中。誘惑を振り切って先へ進む。
トレイル。河原の岩場歩きをするポイントもいちぶある。
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1/3 10:21
トレイル。河原の岩場歩きをするポイントもいちぶある。
小さな滝でトレイルは終わっていく。この先はアスファルト歩きが長い。
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1/3 10:34
小さな滝でトレイルは終わっていく。この先はアスファルト歩きが長い。
日光のいろは坂みたいなドライブウェイをくねくねと登る。この区間はさすがにかったるい。
途中の六丁峠からは、小倉山の尾根道ルートによって嵐山に下る判断をした。
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1/3 11:05
日光のいろは坂みたいなドライブウェイをくねくねと登る。この区間はさすがにかったるい。
途中の六丁峠からは、小倉山の尾根道ルートによって嵐山に下る判断をした。
せっかくだから小倉山のピークハントもしておこう。
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1/3 11:30
せっかくだから小倉山のピークハントもしておこう。
小倉山296m。もうすこしで嵐山だ。
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1/3 11:32
小倉山296m。もうすこしで嵐山だ。
京都盆地北西部を見下ろす
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1/3 11:42
京都盆地北西部を見下ろす
一大観光地の嵐山が近い。渡月橋がめだつ。初めて来る場所だが、どんなところなのだろうか。
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1/3 11:58
一大観光地の嵐山が近い。渡月橋がめだつ。初めて来る場所だが、どんなところなのだろうか。
トロッコ駅は休業中。なのに、周囲には観光客が多数。
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1/3 12:07
トロッコ駅は休業中。なのに、周囲には観光客が多数。
なんだ?この人口密度は!?
竹林の小径は、人だかりができてる。特にこのポイントはインバウンドばかり。誇張ではなく、9割以上が外国人だと思われる。
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1/3 12:11
なんだ?この人口密度は!?
竹林の小径は、人だかりができてる。特にこのポイントはインバウンドばかり。誇張ではなく、9割以上が外国人だと思われる。
嵐山のストリート。和モダンな飲食店、土産屋が軒を連ねる。そして人がヤバい。ここまで伏見稲荷や貴船神社などの混雑を目にして歩いてきたが、嵐山は異常な何かがある。これが現代京都のオーバーツーリズムか。
抹茶きなこ小豆クレープをぺろぺろしながら、考えこんだ。うんめ〜にゃ
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1/3 12:34
嵐山のストリート。和モダンな飲食店、土産屋が軒を連ねる。そして人がヤバい。ここまで伏見稲荷や貴船神社などの混雑を目にして歩いてきたが、嵐山は異常な何かがある。これが現代京都のオーバーツーリズムか。
抹茶きなこ小豆クレープをぺろぺろしながら、考えこんだ。うんめ〜にゃ
渡月橋をどうにかわたる
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1/3 12:38
渡月橋をどうにかわたる
阪急嵐山駅を過ぎると、途端に人が消えた。嵐山通過になかなかの時間がかかったが、ザ・観光地といった感があり興味深かった。
さて、駐車場脇から最後の山地にはいる。
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1/3 12:53
阪急嵐山駅を過ぎると、途端に人が消えた。嵐山通過になかなかの時間がかかったが、ザ・観光地といった感があり興味深かった。
さて、駐車場脇から最後の山地にはいる。
きたない竹林の小径。こっちは誰一人いないぞ。
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1/3 12:58
きたない竹林の小径。こっちは誰一人いないぞ。
冬枯れの里山ハイキング道
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1/3 13:03
冬枯れの里山ハイキング道
正月でもハイカーはわずかだ
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1/3 13:08
正月でもハイカーはわずかだ
山頂手前に展望スポットがあり、渡り歩いてきた山々を眺めた。
ここで出会った方としばらく話し込む。京都の市街地から登れる親しみやすい低山の話をうかがった。
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1/3 13:27
山頂手前に展望スポットがあり、渡り歩いてきた山々を眺めた。
ここで出会った方としばらく話し込む。京都の市街地から登れる親しみやすい低山の話をうかがった。
京都一周トレイル、最後のピークとなる松尾山
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1/3 13:42
京都一周トレイル、最後のピークとなる松尾山
さて、町へ下山するぞ。
向こう側には1日目に歩いた東山エリアの峰々がある。あっちからココまで歩いてきたんだな。
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1/3 14:06
さて、町へ下山するぞ。
向こう側には1日目に歩いた東山エリアの峰々がある。あっちからココまで歩いてきたんだな。
ああ、ついに登山道が終わろうとしてる
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1/3 14:14
ああ、ついに登山道が終わろうとしてる
竹林を抜けて、桂の街並みへ。
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1/3 14:18
竹林を抜けて、桂の街並みへ。
有名な苔寺。
昔から拝観は予約制。
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1/3 14:26
有名な苔寺。
昔から拝観は予約制。
無事にゴール。
京都一周トレイル、ハンモック泊スルーハイク成功。
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1/3 14:53
無事にゴール。
京都一周トレイル、ハンモック泊スルーハイク成功。
上桂駅からひと駅で桂駅。
その近くに昔ながらの銭湯がある。新幹線に乗るので、ここでとりあえず汗を流す。
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1/3 15:15
上桂駅からひと駅で桂駅。
その近くに昔ながらの銭湯がある。新幹線に乗るので、ここでとりあえず汗を流す。
地下鉄などで京都駅に戻り、ロッカーにある着替えを回収。イオンモールで着替えて、そこにある「京風中華」の店へ。
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1/3 17:24
地下鉄などで京都駅に戻り、ロッカーにある着替えを回収。イオンモールで着替えて、そこにある「京風中華」の店へ。
京風中華の代名詞、からしそば。古き良き京都の薄味っぽい色をしているが、芥子の後味が効いていて食欲をそそる。玉子春巻きも京都ならではの食文化。チャーハン、焼売もうまし。暴食タイムに突入だ。
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1/3 17:38
京風中華の代名詞、からしそば。古き良き京都の薄味っぽい色をしているが、芥子の後味が効いていて食欲をそそる。玉子春巻きも京都ならではの食文化。チャーハン、焼売もうまし。暴食タイムに突入だ。
新幹線のぞみが定刻通りに来て、安心した。
京都民の日常生活の味SIZUYAのパンで、京都醸造のIPAを飲む。カルネはマーガリン使い、そして玉ねぎが決め手。ビーフカツのサイズ感で、ビールがうまし。いや、よく喰うねロングトレイルハイカー。めでたしめでたし。
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1/3 19:39
新幹線のぞみが定刻通りに来て、安心した。
京都民の日常生活の味SIZUYAのパンで、京都醸造のIPAを飲む。カルネはマーガリン使い、そして玉ねぎが決め手。ビーフカツのサイズ感で、ビールがうまし。いや、よく喰うねロングトレイルハイカー。めでたしめでたし。
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