燕岳

コースタイム
1日目 11:30宮城ゲート-14:30中房温泉
2日目 5:00起床-6:40中房温泉-11:30燕山荘11:45-12:30燕岳-13:00燕山荘
3日目 5:45起床-6:15朝食-6:51日出-7:30燕山荘発-9:20中房温泉10:10
-12:45宮城ゲート
昼食は、蕎麦「常念」古伊万里などアンティーク充実の古民家築160年?
デートに是非。
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
ファイル |
非公開
6342.xls
計画書
(更新時刻:2012/12/27 13:57) |
写真
感想
汚名返上、名誉挽回。
寒波男から、晴れ男へ。
ただし、やまP効果という噂も。
燕山荘での書初めは、「晴天」
後付けだけれど、
一年の抱負は晴れ晴れとした気持ちで過ごすということで。
厳冬期の北アルプスにいってみたい、
燕山荘に泊まってみたい、
ということで、募集をかけて、便乗してくれた4人と行った。
経験者2人、しかも一人は10回以上の超ベテランということで、
安心して登頂できた。
また、新人3人の体力に舌を巻いた。
天気も最高に恵まれ、快晴、無風(稜線以外)。
ダイヤモンドダストも、見られた。
宮城ゲート→中房温泉 車道をひたすら歩く。長い。割と平坦。
中房温泉では、入浴料700円、テン場代一人500円。
トイレは、小屋傍とテン場傍にあり。
小屋の傍のは、洋式水洗で手も洗えて、かつ綺麗。
中房温泉→燕山荘→燕岳→燕山荘
トレースばっちり。快適に歩ける。
赤旗も等間隔で置かれており、整備されている小屋の方に感謝。
合戦小屋から先は、若干風が出てくるし、
稜線では絶えず風が吹いているため、合戦小屋でアウターを装着したほうが良い。
燕山荘→中房温泉
グリセード、シリセードを活用して快適に飛ばせば、約2時間。
燕山荘社長の話を夜聞いて、へーと思ったこと。
冬山で注意すべきは、濡れと気温と風。傘は必須装備の一つ。
12月30日は、中房で雨、合戦小屋で霙、燕山荘で暴風雪。
こういう時は、登るべからず。
後、3000mの世界について、季節のめぐりや雷鳥の特性など。
新年最初の山行は、天気に恵まれ、最高の出だしでした。
ゲート迄はノーマルタイヤで問題無し。
雪多く、第一ベンチで1m、合戦尾根で2m程。
雪質硬め。年末年始のトレースもしっかりあり、ラッセルは皆無。
快晴 −15℃〜−3℃ 無風 小屋から山頂までは常に風有り。
アイゼン無しでも歩けるが、中房からあると良い。
最も数多く登った山の一つである、燕岳。
小屋のスタッフに会えて嬉しい。
喜福氏とヒマラヤの話が出来た事も貴重だった。
天候の恵まれていたことと、ゆっくりと登ることで、新しい気付きは幾らでもあるものだ。
細かな尾根、隠れた沢、その全てを知り尽くして、山と自分の区別がつかなくなる程の親密さを持ってその山と関わること。
名前もない、ただそこが世界の一部であること。その世界をよく知るということ。
知るほどに広がるその無知と、世界と深く関わる勇気を持ち、行動し続けるということ。
そこには一つ、何かしらの美しさがあるのではないか。
風と雪の作り出す造形のような必然。埋れた先に広がる風景を。
〜ガス男、改名なるか、燕山荘〜
天気晴れは難しいだろうなぁ…。が核心。
天気 1日目 雪晴れ 2日目 晴れ 3日目 ガス晴れ
荷物 1日目 17〜18キロ
2日目 16〜17キロ
3日目 14〜15キロ
【目標】雪山に慣れる。雪山を好きになる。
今回はじめて共同装備や食担を振られなかったことをいいことに、
つまみの肉や酒を1.5キロ近く持っていったため、本番の登りでめちゃ重い思いをするはめに…。でも、普通にこのくらいはもって歩けるようにならないと、いつまでたっても、冬はPHしかできないから、これも訓練訓練。
男子4人は余裕の登りっぷりだったけど、ついていくのがやっと…。
1日目の宮城ゲート〜中房も2日目の中房〜燕山荘までも最後1時間弱というところで、オーバーペース気味(わしだけ)になり、塩が吹くほど汗をかき、このまま歩いたらバテるカモと初めて思い、勝手にペースをおとして歩きました。
きっと男子4人だったら日帰りピストンも楽々だったろうに、かよわい女子がいてごめんね!!記録は下記に…。
1日目 宮城ゲート〜中房温泉 12キロ 3時間
2日目 中房温泉〜燕山荘 約5時間
3日目 燕山荘〜中房温泉 2時間弱
中房温泉〜宮城ゲート 約3時間
中房〜燕山荘〜燕岳
第一ベンチまではアイゼンなしだったけど、ところどころ、滑ってスムーズに登れない。
夏の間、休憩はきっちり1時間に10分必ずとっていたけど「立ち休憩2分」ってあるんですね。さすが山岳会。
富士見ベンチ??からの道が夏とは一部ルートが違い、合戦尾根からの冬道は真後ろに富士山が見え、前方には燕山荘の赤い屋根がハッキリみえる、抜群の天気のため、四方八方の山々が見え、あぁ冬の雪山にきたぁ!!というかんじ…。
燕までの道すがら、イルカ岩も雪をかぶっていたし、夏にいっぱい遊んだジャングルジムは手袋つけて登るのが怖かったから、途中までしか登れない。
冬は色々違うのね。
山頂手前で、なぜかハマァさんが「先にいっていいよ」と1番目の座をゆずってもらい。1番のへたれだが1番先に頂上を踏む。
男子4人は後立山方面の山をみて、いろいろ話が弾んでいたけど、わしは山頂から360度のパノラマを1回みたら、岩の陰に隠れてみんなの話声だけ聞いていた。
5時間かけて登ってきた後、初小屋で、プチ宴会が約5時間、3000m近い稜線にまさかコタツがあって酔うほど酒を飲めるとは…。
すごい人がタマタマ小屋にいて、こっそりビバークの話や雪洞の話もきけたし、
雪洞にもぐって面白かった。
下山
朝日も朝焼けも堪能でき、前日のすごい人が掘った立って入れる雪洞に入りにいき、写真もいっぱいとって出発。
合戦小屋でアイゼンをはずし、ピッケルもザックにつけて、途中からスコップをそり代わりに、すべって下りる。
途中、ショーットカットの名目でフカフカの急斜面をシリセード。天然ジェットコースターみたいで超楽しい。
雪をみるのもさわるのも、今シーズンが生まれてから、ほぼ初めてな私的に、
心ひそかにやりたいことがあったのだけど、
下山中に「フカフカ雪でバフバフ」をおもいっきり堪能することができて、ずっとはしゃいでた。
【今後の目標】
アイゼン歩行に慣れること。
アイゼンなし歩行にも慣れる。
【今回残念だったこと】
靴紐の調整が不慣れなせいで、親指と小指の爪がしんだこと。
全部の指に豆ができてつぶれて、帰りの林道歩きが激痛でつらかったこと。
ほんとは休憩なしで下山する予定だったみたいだけど、途中であまり痛いものだから、休憩したいといったこと。
体力の有り余っている4人の男子はサッカーごっこをして遊んでたけど、足痛でまざれなかったこと。
他の人がどうだかよくわからないけど、こればっかりは自分でなんとか調節するしかない、登りと下りで豆ができたとこや痛くなったとこが違うし、傾斜や雪質でも違うんだろうな、経験と事前にテーピングが欠かせない。
以上、とんでもなく好天に恵まれ、みんなにフォローしてもらい登れました。
あと100回雪山にいって歩行が上手になったら、他人をフォローできる余裕をもって登りたいです。
しげさん、今年からは晴れ男ですね!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する