【探索】小坪井軌道跡（千葉県君津市・田代川沿い）

2024年01月05日(金) [日帰り]

• GPS: 05:32
• 距離: 14.5km
• 登り: 445m
• 下り: 428m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:32

8:21 スタート地点
13:53 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹川湖畔公園駐車場

コース状況／危険箇所等

主に沢底を進むことになるが、両岸は土崖になっている部分が多くエスケープ箇所が限られる。急斜面の上り下りが可能であることが求められる。
軽アイゼンと長靴（沢靴ではない）を持っていけば楽だったと思う。
動物の足跡や糞が多数。
田代林道の状態は良い。

その他周辺情報

道の駅ふれあいパーク・きみつが近い

写真

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笹川湖畔公園駐車場よりスタート

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田代川沿いに南下すると早速廃な施設を発見

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ヤブが濃くて判然としないが、ワイヤーが対岸まで伸びている。野猿的な荷役用の索道かと思ったが、もしかして吊り橋跡？

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先が行き止まりの人道橋。ダム湖によくあるのは遊歩道の名残だが果たして。

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その人道橋から見下ろす

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田代橋

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川と湖の境界あたり。昨年同様まだ紅葉してら。

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こちらは上流側。

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小坪井橋。何気に今回歩く軌道の路線名を冠した橋である。

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下には片倉ダム建設以前に使われていた旧道。

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房総らしいむき出しの地層。

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川沿いにはこんな穴がいくつもあった。

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軌道跡は川沿いなのでまずは川底へ。

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眼の前に路盤跡。

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まずは路盤跡を踏みしめる。踏み跡が残っており最近入っている人がいる模様。山仕事の人か同業者か。

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平場は対岸へ。

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木を伝って渡渉。

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また川を渡る。

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そしてまた対岸へ。

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たぶん橋脚跡が目には映ったんじゃないかな・・・？

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お、石垣。

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どうにかして渡渉しないといかん。

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右岸と左岸との往復が激しい。

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お誂え向きに対岸の平場へさあどうぞと言わんばかりの倒木。渡らんぞ？

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たまにある穏やかゾーン。

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谷の分岐点

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こんなところにまでガッツリ植林されている。

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架橋地点

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岸は正に壁だ。

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ここも橋があったはず。

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川底に地層の縞模様が出てきたようだ。硬い部分がちょうど左右に伸びて渡りやすくて助かる。

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このあたりはもう登ってもすぐに引きずり降ろされるのでほとんど下を歩いた。

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上り下りすべき箇所にはテープがある事が多かった。山仕事の人達が路盤跡を使っているのだろう。

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そしてやつは突然現れた！

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きれいに形が残っている隧道。

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下には橋脚跡。

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そのまま平場を進む。なぜか続いているので。

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振り返って。

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暫く進むと

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平場は終わった。

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が、反対側に復活。

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色づきに癒やされ

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自然地形か、支線があったのか、はたまた旧線か。

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谷の分岐地点。

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左から来ました。

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ちょっと脇の谷に入ってみる。奥の上の空間が気になる。

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立派な谷が奥へと続くが

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気になったのは分岐点から遠目に見えた正面のここ。
意味深な空間だがどうやら自然地形のようだ。

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これは鉄砲だしに使った堰の跡かな。

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大きな平場が出現。そして右には...

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さっきの隧道の反対側！
下の水さえなければチャレンジするのだが。

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下から眺めるだけ。

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前後左右に連続した孔。

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塗料缶？

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これはわかりやすい橋脚跡。

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ふと見上げるとこんな景色。

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また橋脚跡。なんとも橋の多い軌道だ。

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孔が並んでます。わかるかな？

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堰提現る。さてどう越えるか...

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天然のスロープができてる。ありがたい！

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動物達も使っているようで、糞が二箇所に残っていた。なんでやねん。こういう場所で出したくなるんですか、嫌がらせですか？

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堰提の向こうは広い平地があった。

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エスケープ候補地

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2つ目の隧道だ。ずいぶんと高いところに。

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こちらもきれいな形。

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サイズや長さは1つ目と同程度か。

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反対側は意外と水面に近かった。

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水深は足首程度。雨降ったばっかりだからなぁ...今日の装備だと進めない。

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高巻きして上から坑口を眺める。たどり着けば入るのは容易だろう。

1/5 11:11

獣トレースはあったが条件が悪く、結局尾根まで登った。ひとまず林道方向に逃げる。

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崖下の川沿いには平場。河岸段丘のようなものにも見える。

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ここは降りられそうだな。でも想定以上に時間をロスしているのでまずは林道を確認しに行く。

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登りすぎた。林道の上に出てしまった。

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谷底からの脱出を果たし田代林道に立った。廃道状態と聞いていたが歩きやすそうだ。

1/5 11:29

残り時間も体力も減っているので林道を南下する。
画像は開けた場所から東側を撮影したもの。

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この橋は通過

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倉見橋

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見た目は同じような橋（名称不明）

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この橋の下の谷沿いに軌道が伸びていたらしい。

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というわけで降下。ぬかるんでいて滑る。斜面には人らしき足跡が残っていた。

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鉄砲堰の跡にしては随分と中央にあるような？

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進行方向の谷。ここは後回し。

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足元結構きれい

1/5 11:52

エスケープ地点候補を先に確認。

1/5 11:54

進んだ先は二段滝の様になっていた。最初の1段目は倒木を使って楽に登れたが、2段目は水底がえぐれて深くなっており縁をトラバースするようにへばりついて越えた。

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切り通し！

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隧道3つ目！ここも坑口下が深くえぐれていて水深が深い。谷沿いに迂回する。

1/5 12:09

反対側。先の二つよりも幅が狭く高い。

1/5 12:09

左の壁沿いに多数の柱を立てた様な跡がある。堰用にしては多すぎて不自然だから桟橋だったのだろう。

1/5 12:14

その先に行くと多数の倒木が通せんぼしていた。タイムリミットもあるので引き返すことにした。

1/5 12:34

しばらく谷を戻り、2段滝の手前に適当な斜面を見つけてエスケープ成功。

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先ほど歩いていた谷底を見下ろす。ふとそこを人が歩いてるのを見かけたらびっくりするだろう。

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林道にも立派な切り通し。

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橋に違和感

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なんじゃこりゃ？

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節貫橋

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アップダウンのある林道で、倒木や路面の抉れなどは散見されたものの、路盤は立派な擁壁に支えられておりしっかりしてそう。

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打ち捨てられた自動車。

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アルトくんだった。

1/5 13:15

車止めのゲートがある橋に到達。

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梨木橋

1/5 13:21

今朝ぶりの舗装路！

1/5 13:22

またゲート。なぜ二重にあるのだろう。

1/5 13:22

進入禁止とかではなく駐車禁止であった。
付近にきれいで立派な住宅があってちょっとびっくり。

1/5 13:25

メモ代わり

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鷺がいた。

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彼らはカメラを向けるととたんに飛び立つ。よく見ている。

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趣のある橋。

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せんきょうばし

1/5 13:29

仙　マジックで書いた？

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川岸に起動跡が見える。

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この平場は・・・無関係？

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スルーした脇道の入口。よく読むと林内に立ち入るなということらしい。通りで踏み跡がしっかりしてるわけだ。

1/5 13:41

旧道の入口。

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旧道はさっきの入口からここへ続いているようだ。奥になんか黒いものが・・・？

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水面に見覚えのある大きさの穴らしきものが映ってる！なんとこっちにもあったのか。旧道から直視できるんだろうか？

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ダムへと戻ってきて探索終了。この日のうちに千葉を発たねばならぬので足早に立ち去った。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark III CANON

感想

chokokuro

今回の目的は千葉県君津市、小櫃川水系にある片倉ダム周辺に昭和7年から21年（1932〜1946）まで存在した小坪井林道の軌道跡。その中でも比較的アクセスしやすい田代川沿いにある遺構群を目指して探索を行った。
公開されている「国有林森林鉄道路線一覧表」によると、旧東京営林局 千葉営林署 山林局の所管で総延長7200mの2級森林鉄道であったようだ。周辺に確認されている軌道跡の距離はそれより長いので、同時に存在した最も延長が長かった時の値なのかもしれない。

田代川を遡行し、軌道由来と思われる3つの隧道や多数の橋の痕跡などに出会うことができた。急峻な谷あいを縫うかつての林鉄風景がどのようなものだったのか想像が膨らむ。

前日に場所を決めたのだが準備不足だった。慣れない川底歩きで想定以上に体力を削られた。山歩きで体力がついたように思っていたが、川底と軌道跡を往復する上下運動はGPSログの数値以上の高低差を稼ぎ出したのは間違いない。調子が良ければ元清澄山まで行こうかと思っていたが時間がかかってしまい、黒塚山直下の谷底で切り上げ引き返した。
川に行くのに水に浸かれる装備を一切持って行かなかったのは反省点。直前の降雨でわずかに水かさが増していた様だった。