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Yamareco

記録ID: 6343573
全員に公開
ハイキング
比良山系

ヒジキ滝 (朽木栃生より。笹峠道~ヒジキ谷東尾根~コメカイ道)

2024年01月05日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:29
距離
9.7km
登り
766m
下り
760m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
2:44
合計
8:23
8:34
8:35
2
9:54
10:03
29
10:32
11:22
90
12:52
13:20
19
ヒジキ谷東尾根
13:39
14:35
59
15:34
15:46
53
16:45
16:45
4
16:49
16:51
1
16:52
ゴール地点
笹峠道は、ステップが狭くなっていて、更に、今回、雪が少しあり、溜まっている落ち葉も相まって、安全確保の為、ゆっくり通過しています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朽木栃生の栃生橋の西端の広い場所に駐車させて頂きました。但し、この場所は、除雪した雪を、安曇川に落とす場所です。積雪時には、除雪車等が来ます。邪魔にならない様に注意が必要です。また、その為、ガードレールもありません。転落注意です。
コース状況/
危険箇所等
 今回、通過した笹峠道(西半分)のステップは、更に、狭くなって来ています。この為、小型ツルハシで、雪や落ち葉・土を除き、ステップを、確保しながら通過しています。装備、技術が必要です。また、ヒジキ谷源流部では、昔の笹峠道は崩落していますので、設置しているトラロープで、クライミングをする必要があります。
 ヒジキ谷東尾根は、歩き易い部分と急斜面の部分があります。急斜面では、立木を持って下ります。
 コメカイ道(西半分)の危険個所には、かなりトラロープを設置していますので、比較的安全に通過出来ると思いますが、熟練者向きです。滑落すれば、無事では済まないと思います。
 笹峠道・コメカイ道ともに、GPS機器での、ルート確認をお勧めします。2018年には、遭難事故が発生しています。
朽木栃生の旧集落跡の標識より、右へ。登山道に入ります。
2024年01月05日 08:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 8:41
朽木栃生の旧集落跡の標識より、右へ。登山道に入ります。
九十九折のヒノキの植林帯を抜けて、更に登ると、コメカイ道出合があります。帰途、此処に出て来る予定です。
2024年01月05日 09:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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九十九折のヒノキの植林帯を抜けて、更に登ると、コメカイ道出合があります。帰途、此処に出て来る予定です。
レスキューポイントがあります。此処から、倒木帯を迂回する、約300mの迂回路に入ります。
2024年01月05日 09:58撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 9:58
レスキューポイントがあります。此処から、倒木帯を迂回する、約300mの迂回路に入ります。
迂回路の途中から、武奈ヶ岳北稜が見えます。少し積雪がある様です。肉眼では、朝日に輝いています。
2024年01月05日 10:03撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
1/5 10:03
迂回路の途中から、武奈ヶ岳北稜が見えます。少し積雪がある様です。肉眼では、朝日に輝いています。
笹峠道出合です。笹峠道を通る準備をします。
2024年01月05日 10:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 10:35
笹峠道出合です。笹峠道を通る準備をします。
警告の標識の向きを直します。少し雪があります。
2024年01月05日 10:36撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 10:36
警告の標識の向きを直します。少し雪があります。
ヘルメット、小型ツルハシ、ザイル、ハーネス・カラビナ・スリング他の用意をします。
2024年01月05日 10:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
1/5 10:57
ヘルメット、小型ツルハシ、ザイル、ハーネス・カラビナ・スリング他の用意をします。
作られた当時の、笹峠道の姿が、少しだけですが残っています。当時は、役牛・役馬も歩けた様です。
2024年01月05日 11:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 11:27
作られた当時の、笹峠道の姿が、少しだけですが残っています。当時は、役牛・役馬も歩けた様です。
谷筋には、少し雪です。
2024年01月05日 11:36撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 11:36
谷筋には、少し雪です。
レスキューポイント「笹峠1」との事です。
2024年01月05日 11:54撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 11:54
レスキューポイント「笹峠1」との事です。
鹿の踏み跡を利用しています。トラロープがあります。落ち葉に埋まっていますので、引き出します。
2024年01月05日 11:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 11:57
鹿の踏み跡を利用しています。トラロープがあります。落ち葉に埋まっていますので、引き出します。
この沢筋の奥は、イクワタ峠の手前に通じています。
2024年01月05日 11:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 11:57
この沢筋の奥は、イクワタ峠の手前に通じています。
左下は、獣道です。右上が笹峠道です。倒木が見えます。
2024年01月05日 12:03撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 12:03
左下は、獣道です。右上が笹峠道です。倒木が見えます。
植林の先端部が、折れて落ちています。切断します。
2024年01月05日 12:05撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 12:05
植林の先端部が、折れて落ちています。切断します。
切断しました。
2024年01月05日 12:09撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 12:09
切断しました。
ヒジキ谷の源流部です。左右に分かれています。左を登れば、イクワタ峠の西に上がれます。
2024年01月05日 12:15撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 12:15
ヒジキ谷の源流部です。左右に分かれています。左を登れば、イクワタ峠の西に上がれます。
右岸に以前は、笹峠道があった様ですが、崩落して、無くなっていますので、下流側のトラロープで、クライミングします。
2024年01月05日 12:18撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 12:18
右岸に以前は、笹峠道があった様ですが、崩落して、無くなっていますので、下流側のトラロープで、クライミングします。
谷の傍の杉に、トラロープの下端を巻いています。
2024年01月05日 12:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 12:23
谷の傍の杉に、トラロープの下端を巻いています。
重いリュックと装備を背負って、よじ登ります。腕力勝負です。無理な方は、3枚前の写真の谷筋に入り、上方を迂回出来ます。
2024年01月05日 12:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 12:27
重いリュックと装備を背負って、よじ登ります。腕力勝負です。無理な方は、3枚前の写真の谷筋に入り、上方を迂回出来ます。
ヒジキ谷東尾根に着きました。コンクリート製の小さい杭があります。此処で、小休止です。
2024年01月05日 12:52撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 12:52
ヒジキ谷東尾根に着きました。コンクリート製の小さい杭があります。此処で、小休止です。
小休止を終え、下方に、尾根芯を下ります。
2024年01月05日 12:53撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 12:53
小休止を終え、下方に、尾根芯を下ります。
蘆生杉が各所にあります。
2024年01月05日 13:25撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 13:25
蘆生杉が各所にあります。
蘆生杉は、この尾根に、5本以上はある様です。
2024年01月05日 13:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 13:27
蘆生杉は、この尾根に、5本以上はある様です。
コメカイ道に降りました。
2024年01月05日 13:44撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 13:44
コメカイ道に降りました。
ステップには、落ち葉がたっぷりと溜まっています。滑りに、要注意です。
2024年01月05日 13:44撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 13:44
ステップには、落ち葉がたっぷりと溜まっています。滑りに、要注意です。
途中、以前からの宿題を片付けます。取り敢えず、スリングとかカラビナで、確保します。
2024年01月05日 14:00撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 14:00
途中、以前からの宿題を片付けます。取り敢えず、スリングとかカラビナで、確保します。
トラロープの端同士を結び付けます。
2024年01月05日 14:00撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 14:00
トラロープの端同士を結び付けます。
ヒジキ滝右岸の岩場に着きました。トラロープや支点の確認をします。大丈夫の様です。
2024年01月05日 14:08撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 14:08
ヒジキ滝右岸の岩場に着きました。トラロープや支点の確認をします。大丈夫の様です。
右岸の岩場の下からも、振り返って確認をします。ヒジキ滝通過で、最も危険な場所です。
2024年01月05日 14:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 14:14
右岸の岩場の下からも、振り返って確認をします。ヒジキ滝通過で、最も危険な場所です。
下段より、ヒジキ滝です。
2024年01月05日 14:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 14:16
下段より、ヒジキ滝です。
右岸のトチの巨木です。良く実の成る個体です。この秋は、豊作でした。
2024年01月05日 14:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 14:16
右岸のトチの巨木です。良く実の成る個体です。この秋は、豊作でした。
左岸のトチの巨木です。この根元を、猪が掘り返していました。残りのトチの実を探していたのでしょうか?
2024年01月05日 14:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 14:16
左岸のトチの巨木です。この根元を、猪が掘り返していました。残りのトチの実を探していたのでしょうか?
左岸のトチの下のトラロープを確認しながら、登ります。大丈夫の様です。
2024年01月05日 14:24撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 14:24
左岸のトチの下のトラロープを確認しながら、登ります。大丈夫の様です。
ワリ谷源流部のトチの根元のステップ・トラロープを確認し、振り返っています。
2024年01月05日 14:46撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 14:46
ワリ谷源流部のトチの根元のステップ・トラロープを確認し、振り返っています。
苔むすトチの巨木です。
2024年01月05日 14:46撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 14:46
苔むすトチの巨木です。
ワリ谷源流部の左岸の、コナラの大木の倒木です。チェーンソーを持ってくれば、もっと通り易く出来るとは、考えていますが。今は、鹿とイノシシが、踏み跡を拡げています。
2024年01月05日 14:53撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 14:53
ワリ谷源流部の左岸の、コナラの大木の倒木です。チェーンソーを持ってくれば、もっと通り易く出来るとは、考えていますが。今は、鹿とイノシシが、踏み跡を拡げています。
昔のコメカイ道の姿が残っています。当時、大変な労力を費やして、造られたと伺っています。
2024年01月05日 15:05撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
1/5 15:05
昔のコメカイ道の姿が残っています。当時、大変な労力を費やして、造られたと伺っています。
コメカイ道、最大のトチの巨木です。
2024年01月05日 15:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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コメカイ道、最大のトチの巨木です。
少し進むと、苔むす巨木です。この冬は暖かく、苔が多い様です。
2024年01月05日 15:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
1/5 15:16
少し進むと、苔むす巨木です。この冬は暖かく、苔が多い様です。
鞍部に着きました。鹿の角磨きで、もう直ぐ、壊れそうです。
2024年01月05日 15:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 15:21
鞍部に着きました。鹿の角磨きで、もう直ぐ、壊れそうです。
コメカイ道出合です。小休止し、少し食事をします。
2024年01月05日 15:36撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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1/5 15:36
コメカイ道出合です。小休止し、少し食事をします。
ショートカットで、朽木栃生の旧集落跡に下ります。少しだけですが、日が長くなりました。
2024年01月05日 16:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1/5 16:35
ショートカットで、朽木栃生の旧集落跡に下ります。少しだけですが、日が長くなりました。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘルメット 簡易ハーネス ザイル30m スリング カラビナ アセンダー ゴム付き軍手 携帯用鋸 携帯用鉈 ナイフ 小型ツルハシ 山仕事用手鋸 ザック45L ストック ヘッドランプ 予備電池 地図(地形図) コンパス GPS機器2台 筆記用具 携帯 予備バッテリー 雨具 タオル 昼食 非常食 飲料 レジャーシート トラロープ12mm×20m
備考 持って行って良かったものは、小型ツルハシです。雪・落ち葉・土石に対応出来、ステップの確保が可能です。

感想

 今回は、未だ、笹峠道に雪が無いかも知れないと考え、出掛けてみました。笹峠道出合に着くと、前夜の雪が、少しだけありました。小型ツルハシ、ヘルメット、ハーネス・カラビナ・スリング、ザイル等を取り出して、準備し、出発。
 落ち葉で、ステップは埋まり、更に、少しの雪と云うコンディションでしたが、小型ツルハシで、ステップを掘り出し、更に、滑り止めに打ち込んで、ジリジリと進みました。
 倒木は、携帯している山仕事用手鋸で、出来る範囲で、処理しました。

 コメカイ道では、以前より、結び合わせなければと考えていたトラロープを結合する事が出来ました。今回通過したコメカイ道の範囲では、大きな危険性はありません。以前同様、熟練者ならば、安全に通過出来ると考えています。
 
 未だ、積雪が少ない、或いは無いのが、かえって心配です。びわ湖の水位も低下しています。異常気象が、これ以上、進行しない様に祈ります。

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