八ヶ岳(西岳)


- GPS
- 07:16
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,091m
- 下り
- 1,084m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 7:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所等得になし。 まだ雪も少なめでつぼ足で登れる。 ただ、2000Mを超えると積雪量も増し、山頂直下は降雪直後の雪に足が埋まり進めず、ワカンを装着しました。 |
写真
感想
12月21日、日帰りで八ヶ岳の西岳に行ってきました。
当初の天気予報では雨、または雪だったので直前まで行こうか迷いましたが、とりあえず行ってみることにしました。
すると前日になって天気予報が一転して晴れ予報に変わり、行って正解、快晴の空の下気持ちのいい雪山登山となりました。
朝7時、朝日を浴びて山々が白く輝き始めるころ、富士見高原登山口を出発します。
この日はまず西岳に登頂し、その後青年小屋まで縦走しそこから編笠山に登頂し登山口に戻ってくる予定でした。
登山口を出発して30分ほどで不動清水に到着。
ここの水は凍っておらず、水を補給することに。
ここから本格的な山道になります。
最初はなだらかな樹林帯を登っていきます。
前日は下界では雨だったため山では雪になりラッセルを覚悟していましたが・・・
山のほうでも雪ではなく雨が降ったようで、雪は雨で溶けそれが夜の冷え込みで硬く締まっており、思いのほか登りやすかったです。
すると目の前を鹿の群が横切っていきました。数にして10頭ほどの群れ。鹿達は素早く山を駆け上っていきます。
ここまで多くの鹿の群れに遭遇したのは初めてでした。
鹿達が登っていった山道をどんどん登っていきます。
標高2000メートル付近までは前日までのトレースもまだ残っており問題ありませんでしたが、2000メートルを越えたあたりから昨日の降雪によりトレースが消えていました。
また、新雪のため足元がとられます。そのため登るペースが落ちてきます。
場所によってはひざくらいまで潜る場所もありました。
新雪を掻き分けながらようやく山頂直下に到着しました。
しかし!ここが最大の難関でした。
新雪に埋まった山頂直下は、腰くらいまで潜ってしまうほど雪溜まり状態でした。
ピッケルで雪壁を切り崩すもなかなか前に進めません。
しょうがないのでここでワカンを装着。ワカンを履いて雪が少ない場所を探しながら山頂を目指します。
そして!やっとのことで山頂に到着!
山頂までわずか30メートルほどの距離を進むのに10分以上もかかってしまいました。
しかし山頂に到着したときは快晴の空で、南アルプス、富士山、南八ヶ岳の山々が一望できました。
山頂には誰もおらず独り占め!
しかもほぼ無風状態!最高!!
しばらく山々を眺め続けていました。
しかし登頂に予定より1時間オーバーの4時間もかかってしまったこと、この先青年小屋までの稜線もまったくトレースがないこと、また今回は新しい靴で登ったためまだ足が慣れておらず若干足が痛くなっていたことなどもあり、このまま下山することにしました。
そうなれば急ぐ必要もないので、山頂でゆっくり食事をすることに。
晴れ空のもと山々を眺めながらのコーヒータイムは至福のひと時。
山頂で1時間半も過ごしてしまいましたが、下山することに。
登ってくるとき、岩付近など所々いやらしい雪のつき方をしていたこともあったため、下山はアイゼンをつけることにしました。
登ってくるときにつけた自分のトレースをたどって下山していきます。
下山を始めて10分ほどでようやく始めて登ってくる登山者とすれ違いました。
そして2時間ほどで登山口に戻ってきました。
今シーズン初の雪山登山、編笠山には行けなかったけど、でも楽しい雪山登山となりました。
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