川手山(馬鳴菩薩) 素浪人＆御同伴の諸山漫遊

2024年01月07日(日) [日帰り]

• GPS: 04:37
• 距離: 7.6km
• 登り: 614m
• 下り: 605m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:38

8:56 スタート地点
13:34 ゴール地点

天候

晴れ

写真

1/7 8:56

g)上越国境方面には雪雲。スタート時には風花が舞い、この後のお天気が少し心配でした。
c) 寒がりなのに帽子を忘れどうしようと心配でしたが、umiminさんが帽子を貸してくれました！ありがとう🥹
u)風花きれいだったね✨帽子はふたつあったから大丈夫。

1/7 9:29

g)少し長めの林道歩き。ジムニー君がやってきました。
c) 下はコチコチなので滑らないように慎重に進みます😅
u)川に沿って歩くのが嬉しい。途中、滝が見えたね。

1/7 9:36

g)やっとたどり着いた登山口にある案内板。コンパクトな周回コースですが見所は満載なようです。
S）岩窟だらけの山域のようですね。そのたびに仏様に会えるのだろうか。
c) いろんな仏様に会えるのでワクワク♪
u)同じく、すんごくワクワクするo(*゜▽゜*)o

1/7 9:42

g)お地蔵様(昭和53年入須川生産組合奉納)に道中安全を祈願して登山開始です。
S）いきなり私だけ、間違えました。右に反時計回りに歩く予定が、左に進路をとろうとし、新年早々老化を再確認
c) お地蔵様、よろしくお願いします🤲
u)で、今日もルートファインディングの訓練を兼ねて私が先頭です💧

1/7 9:48

g)点在する巨石の中を、かつて整備された丸太階段の路が残っています。
S）丸太は腐ってないのに、それを隠す崩れた土や積もった落ち葉がすごいことに
c) 急坂のところは丸太があるとホッとします。
u)階段があると間違ってないって安心💦

1/7 9:53

g)なかなかの急登です。
S）油断してると、進路を見失います
c) ヘタレコンビだけではとても来られませんね💧
u)ほんと💧

1/7 9:55

g)最初の岩窟の入口にはお首の欠けた弥勒菩薩像「昭和四十六年　おく平　西之上」
S）石の質は、見た感じ大谷石に似ているような
c) 首を直してあげたかったですが、下手に直すと転げてしまうかももとのことでそのままに。
u)何十年も前にたくみの里の石工の家（今はないみたい）で作った蛙と同じ素材に見えます＝大谷石？

1/7 10:04

g)大黒窟には「光苔」標柱と鉄柵。
S）ライトで照らして見たのですが、それらしい反応をするコケはありませんでした。乾燥化の影響を受けるようなので、この乾いた環境下では、生息が難しかったのかもしれませんね
c) 楽しみにしていたので残念😞
u)他の場所で見られるといいんだけど。

1/7 10:05

g)その中には線刻の大黒天像。
S）目はもの言い。と言うことで、もう少し柔和な表情だとよかったと、私は思いました
c) suro-ninさんのライトがなかったらこんなにはっきりわかりませんでした。
u)私もライトを買う！

1/7 10:06

g)緑色した苔らしきものはありましたが、光苔ではなさそう？
S）冬期なので、乾燥しすぎのような環境下になっているのが、気がかりです。6月に入れば、見られるのだろうか。確認したいものだが、その頃にはヒルの巣窟になって居るようだから、足を踏み入れたくないな
c) ヒルがいる時に来る勇気はありません…。
u)同上💧

1/7 10:10

g)冬枯れの景色ですが、山中は風もなくちょうどよい感じでした。
S）心配した風花も止み、日だまりは暖かい
c) 天候に恵まれましたね♪
u)同上〜♪　\(^o^)/

1/7 10:11

g)点在する岩場の岩肌を縫うように歩きます。
S）ここぞと言う岩窟は、覗いてみました
u)石仏が居てもおかしくないようなとこがいっぱい。

1/7 10:15

g)本命の岩窟を左上に見ながら、少し下った岩場へ向かう御一行。
S）道しるべが、誘ってくれました
c) ほとんど歩かれてないようですが、道しるべが残っているのはありがたい！
u)本命がチラっと見えたので、気持ちがせく💦落ち着け落ち着け💦

1/7 10:17

g)産泰神の岩窟には子安地蔵尊でしょう。銘はないようです。

1/7 10:18

g)お子の抱き方がちょっとぞんざいに見えますが…
u)こけしみたいな扱いになってますよね💧

1/7 10:19

g)岩窟内からの眺め
c) 中は意外と広かったですね。
u)良い景色をご覧ですね。

1/7 10:22

g)さて、いよいよ本命の岩窟です。
c) ワクワク😆
u)ドキドキ💦

1/7 10:23

,<馬鳴菩薩の説明板:願主は、月桂山千手院（十九世）月海法印、享和年間に生まれ、明治五年九月、七十一才で寂滅。大峯山、川手山で千日間行を修める。彫刻は、月海法印の弟子原沢忠五郎氏（大塩）が法印の書かれた絵をもとに明治元年に完成した。＞

1/7 10:24

＜説明板:入須川の馬鳴菩薩は、養蚕機織の尊で貧窮の人々に衣服を与える菩薩。＞g)お逢いできるのを待ち望んでいました。実際に目にすると、思ったよりも大きくてビックリでした。
S）なかなかの大作ですし、お姿がいい
c) お会いしたかったです😌美しさに感動✨
u)本当にお目にかかれるなんて〜！ (つД`)💦

1/7 10:25

＜説明板:川沿いの分れ道までは村人により運ばれ、それより信者の力士金ヶ崎（大影の人、越後の生れ）が一人で一夜の中に現在のところまで運んだといわれている。＞

1/7 10:25

g)極力軽くしようとする工夫も見られますが、伝説はともかく、この繊細な石造を無傷で運び上げるのは至難の業だったにちがいありません。
S）何人もの運び手が、必要だったはずです。私は、背負うのではなく、井桁に組んだ丸太に乗せて、20人くらいの人が交代で担いで、急斜面を登って来たように想像しました。安全に運べるよう斜面での進路を見定める人、足元の斜面を固める人、いろいろな役割が必要だったことでしょう。四万への抜け道と言うか峠道も、須川沿いにあったのだと思います。

1/7 10:27

g)馬にまたがり、雲の上をゆっくり歩くお姿だそうです。手に持つのは蚕卵紙とその卵を掃き下ろす羽根。
c) 今回もいろいろ教えていただき勉強になりました😃
u)雲の上、ゆっくり歩む馬、ゆらゆらと優雅に漂う天衣、美し過ぎる〜( ；∀；)✨

1/7 10:30

g)さらに桑の枝、糸枠、

1/7 10:31

g)繭玉、それに絹布をお持ちです。

1/7 10:30

g)冠はモスラではないようです。
c) モスラも見てみたいです！
u)帯締めみたいな紐の上は宝珠みたいですね。

1/7 10:30

g)蚕守護神として祀られているので「蚕影神社」とコラボ。ドーハン君の繭守が写ってなかった！
u)ドーハン君、残念💦しかし、馬鳴菩薩は微笑んでくれてますよ✨

1/7 10:34

g)大きさといい、リアルさといい、そして美しさにやはり感動ものでした。
S）いいお姿をしてました
c) いつまでも美しくあって欲しいです。
u)お目にかかれて、本当に嬉しい✨いつまでも、残っていただきたい。

1/7 10:36

g)さらに、上に登って行きます。
c) チェーンスパイクが大活躍です。

1/7 10:40

g)行者窟が見えてきました。月海法印は、ここで天徳寺（旧沼田町）の弟子と共に護摩行をし、その灰で多くの大黒天の像を造り、村人に配ったそうです。その像は現存するそうです。
c) 行ってやってみたいけど、、、
u)現存する大黒像って見てみたい。

1/7 10:42

g)その前に、右手の不動窟へ。不動明王立像(無銘)がいらっしゃいました。光背の火焔はシンプルです。
u)あんまりメラメラしてないですね。

1/7 10:42

g)いかりやさん張りの立派な唇。ダダにも似ている？
c) 長さん不動ですねと話していましたが、ご立腹だったかも💦
u)私はお顔よりおじさんぽい半袖シャツが気になってしまいました💧

1/7 10:46

g)そして、行者窟には役行者と思われる線刻像がありました。

1/7 10:53

g)こちらは妙石洞の「お祈り像」、背面に「昭 四八 三三 西ノ上 十代」とあります。石材は大谷石みたい。
u)弥勒菩薩像と同じですね。

1/7 10:56

g)こちらが妙石でしょうか。案内板にあったズニ石のこと？この後、ルートが不明瞭になりました。
S）褐鉄鉱に付随する鉱物のようです。白いと言うからこれかも
c) 先輩お二人がいらっしゃらなかったら遭難⁉︎
u)もはや私の訓練どころではありません。

1/7 11:04

g)行者窟のある鋭岩の上方にトラバース道を見つけて(落ち葉でわかりづらい)、西方の尾根筋に向かいました。
S）進路は完全に、枯葉で隠されていました。その枯葉を踏んで、一人見晴台へと向かった人がいたようです。我々がこの行程を組むのに参考にした、とらZさんの歩いた跡かもしれません
c) ルート見つかってよかったです〜！
u)頼もしい両先輩に感謝です〜💦

1/7 11:06

g)その尾根の突端に見晴台の岩場がありました。登り口は狭いですが、頂部は意外に広めでした。
S）風花が厚く積もって、岩場の斜面横断にかなり気を遣いました
c) どんな見晴らしなのか気が急くけど、慎重に進みました。
u)また先頭に戻り、ドキドキです。いきなり狭いし💧

1/7 11:07

g)残念ながら山座同定はできませんが、見晴らしはいい感じです。
S）手前の稜線に隠れて、蟻川岳があったようです
c) 私にはさっぱりわかりません（笑）
u)思いの外、広かったのでホッとしました。

1/7 11:07

g)塔の立つピークが見えました。はじめ赤城の地蔵かと思いましたが、方角的に榛名富士と判明。
c) 雄岳ですね！歩いたことのあるお山が見えると嬉しい😆
u)歩いたの思い出すね♪

1/7 11:08

g)北側の山肌には積雪があるようです。心配だったお天気は上々でした。
u)適当に広くて風もなくポカポカで心地よい見晴台でした。

1/7 11:11

g)見晴台から降りるとすぐに、蔵王権現。
S）個人で奉納するなら、このくらいの大きさが限度かと。それにしても高い所まで運び上げたものだ

1/7 11:11

g)御嶽とは関係ないみたいですね(笑)。昭和40年代の物の一つでしょう。
c) ユーモラスなお姿😁
u)昭和40年代のヒーローのよう。

1/7 11:17

g)次の二十二夜様の岩窟は、外からは何も見えませんが、

1/7 11:25

g)中に入ってみると、かわいい如意輪観音様がいらっしゃいました。よいお顔です。
S）太った爺一人だけ、この岩窟に入れませんでした。腹ばいだったら入れたかもしれませんが、上から垂れた岩に頭をぶつけて、大量の出血が想像できたのであきらめました。いいお顔ですね
c) godohanさんにお掃除していただいて嬉しそうに見えます😊
u)岩窟の中に入ると広かったです。さっぱりしてよかったですね。

1/7 11:25

g)ここにもズニ石？
S）褐鉄鉱が見られないので、ズニ石ではなさそうですね。

1/7 11:32

g)尾根の北側にはやはり積雪がありました。
S）昨晩ふき溜まった感じです。日なたにはありません
c) 雪の上を歩きたくて行ってみました😁サクサク気持ちいい♪

1/7 11:32

g)大日ヶ岳を見上げる御一行。
S）山頂部手前で、ひと休憩

1/7 11:35

g)この岩峰を大日様に見立てているようです。
S）私も、そう思いました
c) 大日如来さまがどこかにいるか探してしまいました（笑）
u)なるほど、だから看板も「大日如来」じゃないんだね。

1/7 11:37

g)とうちゃこ！山頂部は狭いです。
S）奥へと尾根を伝おうとしましたが、シャクナゲの藪に阻まれました
c) 三角点⁉︎と思ったら違いました💧
u)みんなで居ると狭いね。

1/7 11:38

g)川手山1184mです。
S）小さな小さな、手製の山頂標識でした。目にしないまま下った人が多かっただろうと思います
c) umiminさん、気づいてくれてありがとう😊
u)標識つけてくれた人、ありがとう。あるとないではずいぶん違う。

1/7 11:48

g)ランチタイム、サバのおにぎりとお二人に頂いたお菓子。
S）持ってきたリンゴより、集まったお菓子の方が重かったくらいです。
c) godohanさん、サバのおにぎりだったのですね〜。ちなみに、他の三人はカップ麺でした。お山のご飯は美味しい♪りんごやお菓子、ありがとうございました！
u)今回は忘れませんでしたよ箸。godohanさんからは、秩父銘菓、玉木屋のそばの実どらやきをご馳走になりました。

1/7 11:53

g)そしてsuro-ninさんからはリンゴ(沼田産のフジ)、これが甘くてとても美味しいのです。
c) メチャクチャ甘くて美味しかったです😆途中で食べたいのを我慢してやっと食べらたからより美味しかったのかも😙
u)途中、リュックを開ける度にいい香りでした✨

1/7 12:13

g)後半は激坂下りでスタートです。
S）丸太の階段を避けて歩いた方が、安全だったかもしれません
c) ここでもチェーンスパイクが大活躍でした。ありがたや〜。
u)階段を目印に、道をそれずに歩くのが真剣で、丸太を避けたほうが安全かもって頭が全くなかったです💧

1/7 12:18

g)十二山神の岩窟には、

1/7 12:18

g)「十二山神」文字塔。紀年銘は確認できませんでした。
c) 群馬にはたくさんいらっしゃいますね。
u)文字塔、新鮮。達筆なので、そこも新鮮。

1/7 12:20

g)ラブラブな岩もありました(笑)。
c) ホントだ（笑）
u)おやおや（笑）

1/7 12:21

g)岩相はこんな感じ。ボコボコ穴があいています。
S）これこそ、褐鉄鉱なのだとおもいました
c) 崩れそうで怖かったです😅
u)何かが住みやすそう。

1/7 12:24

g)日陰の斜面は積雪の下りになりました。
S）急斜面でもあるので、滑らないように気を遣いました
c) 雪が出てきて嬉しい〜⛄️
u)こんなに雪があるなんて。一歩一歩慎重に歩きました。

1/7 12:25

g)石門を通過するsuro-ninさん。
S）妙義の石門ほどには規模は大きくないけど、立派な石門でした
c) テンション上がります♪
u)こんなに立派な石門とは！なんだか感動。

1/7 12:26

g)「石門は青空を入れて撮る」とアドバイスをいただきました。
c) いいですね〜。
u)映える！・・・よく見るとよく落ちないですね、これ。

1/7 12:30

g)途中に、サプライズの線刻像。阿弥陀様と思われます。
S）スタート直後の大黒様に顔が似てました
c) 『線刻』、覚えました（笑）
u)丸い石の下にちょっと脚？があるのが気になりました。

1/7 12:38

g)まだまだ岩が点在しています。
S）岩窟があるかなあと、覗いたものもありました
u)まだまだ置けたのになぁ。

1/7 12:38

g)いよいよ最終ポイントかな。
S）遊歩道は、完全に落ち葉に埋もれていました。気をつけないと、ルートを外します
c) 冒険みたいで楽しい♪
u)先頭なのに、何度も変な方に行っちゃいそうになり、教えていただきました💧

1/7 12:43

g)「山開祖　月海法院」とお隣に、

1/7 12:43

g)「天然記念物数々発見者 笛木弥一郎先生」像。一連の昭和40年代の物ですね。
c) お顔が似てます（笑）
u)昭和40年代の大谷石の物、あまりに馬鳴菩薩とのクオリティーに差があるので、どうなのかなぁと思いましたが、歩いてみると、建立した方の月海法印とその教え（＋笛木先生とその功績）を守り伝えたいと出来るだけのことはしようとした気持ちが伝わってきました。

1/7 12:44

g)まもなく下山口。無事に周回できました！
c)お陰様で無事に戻れました☺️
u)ありがとうございました！

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

suro-nin

　godohanさんに誘われて、歩きました。一人ではなかなか来られないような、寂峰でした。
　素晴らしい馬鳴菩薩にお会いできて、記憶に残る山行になりました。山頂から尾根伝いに10分ほど歩いてみたかったですが、シャクナゲの藪に阻まれてちょっぴり残念でした。いつクマに出合ってもおかしくない雰囲気の場所を、安心して歩けたのがうれしかったです。同行して下さった皆さんに感謝です。

umimin

川手山の馬鳴菩薩は憧れでした。しかし、行くことなんて出来ないよなぁと思っていました。
今回、suro-ninさんとgodohanさんに誘っていただき、実物に逢えて、本当に嬉しかったです✨やっぱり一緒に行っていただかなければ行けないようなところでした。ありがとうございました、感謝しかありません✨
また、今回はとらZさんの丁寧なレコに沢山助けていただきました。感謝です✨ありがとうございました！
当日は雪になるのではと心配でしたが、どんどんお天気がよくなり、歩くにはよい陽気となりました。翌日は大風でしたので、お天気にも恵まれ、感謝です。
馬鳴菩薩には、ずっと無事でいていただきたいです。また、月海法印がいらっしゃらなかったら馬鳴菩薩もなかった。月海法印がどんな方だったのかも知りたくなりました。
今回はまた先頭を歩きましたが、何度も間違え、テンポも悪くて申し訳ありませんでした。気にしないでいいと言っていただき、ありがとうございました。
がんばりますので、またご一緒させてください。
よろしくお願いいたします。

checheri

今日はひとりでは絶対に行けないお山に誘っていただき、ワクワクしながら冒険を楽しんできました。

楽しみにしていた馬鳴（めみょう）菩薩さまは想像より大きくて、その美しさには感動しました✨
岩窟に這いつくばって入ったり、落ち葉でいっぱいのトラバースや急登、不明瞭なルートなど、盛りだくさんでしたが、suro-ninさんとgodohanさんが一緒なので安心して歩くことができました。

何から何までお世話になりっぱなしで感謝しかありません。何もお役に立てませんが、また一緒に歩いていただけると嬉しいです♪

今日も無事に歩き通せて感謝です。ありがとうございました☺️

godohan

・逢いたかった川手山の馬鳴菩薩像、suro-ninさんにお話しすると、御同伴いただけるということで、連れて行っていただきました。車の運転に加えて、詳細な紙地図のご準備、美味しいリンゴにアイスまで、何から何までお世話になりました。さらにchecheriさん＆umiminさんのお二人にもご参加いただき、楽しい山行となりました。
・お山は岩場と結構深めの岩窟があちこちに点在し、行場に相応しい所でした。馬鳴菩薩像はここで修行した月海法印の弟子たちがその意をくんで奉納したものみたいですが、やはり実際に目にするとそのスケールや美しさに感慨もひとしおでした。本当に有難うございました。
・石造物についての妄想
馬鳴菩薩は別格として、不動尊像と如意輪観音像は同時期かもう少し後の物かと思われます。馬鳴と同じ作者とは思えないので、弟子的な方の作かもしれませんがいずれにせよ石工さんによるものでしょう。そして、対照的な弥勒菩薩像、お祈り像などの像は好事家というか歴史や仏像好き、彫刻好きの青年が作られた感じがします。間違っていたら申し訳ありませんが、最後の月海法印と笛木先生の像が並んでいることから察して、当たらずとも遠からずという気がします。案外umiさんが作ったという「カエル」の延長線かもしれませんね。と言って否定しているのではなく、そういった志を持った青年を微笑ましく思っています。そういえば自分も子供の頃、稚拙な仏様を作って近くのお堂に勝手に置いていたことを思い出しました(笑)。