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Yamareco

記録ID: 6355930
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

赤岳(天望荘泊。吹雪のため頭頂せず地蔵尾根ピストン)

2024年01月07日(日) 〜 2024年01月08日(月)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:30
距離
11.1km
登り
1,066m
下り
1,057m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:46
休憩
1:14
合計
7:00
6:49
8
6:57
7:03
111
8:54
8:54
114
10:48
11:56
105
13:41
13:42
8
2日目
山行
2:27
休憩
0:30
合計
2:57
13:51
10
10:49
11:02
44
11:46
12:03
48
12:51
12:52
41
13:33
13:33
4
13:36
13:36
0
13:36
ゴール地点
天候 1/7 曇り→晴れ→吹雪
1/8 吹雪→晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘の駐車場まで、四駆MT(フォレスター)スタッドレスタイヤ(GOOD YEARアイスナビおろしたて)で余裕で走破。
私はこの時期は常にスタックしたときのことを考えて鉄とプラのスコップと、塩カルを車に積んでいます。
運転に自信のない方、路面状況を見極められない方は八ヶ岳山荘から歩きましょう。
コース状況/
危険箇所等
1/7 やはり雪は少なく。駐車場から行者小屋まではチェーンスパイク装備。そこから上はアイゼンに換装。
1/8 一晩で去年の今頃の状態に巻き返した模様。地蔵尾根、分岐の直下がちょっと危険でしたが、雪が増えたため、登りよりは歩きやすかったです。行者小屋までアイゼンとピッケル、そこから駐車場まではチェーンスパイクとポール。
その他周辺情報 赤岳山荘駐車場 1000円/日
赤岳天望荘 夕飯のみ 12500円
女神湖脇の駐車場のトイレを使ってあとは直帰
「チェーン付けてなきゃ登ってくんな!」の標識とパイロンも立ってなかったので、赤岳山荘まで来ました。が、FF車、車高の低い車は無理しないで八ヶ岳山荘から歩きましょう。
どちらかというと私は登山スキルより雪上走行スキルのほうが自信あるので。あとはMT車で、鉄のスコップと塩カルも常備してます。
2024年01月07日 06:22撮影 by  Pixel 6a, Google
2
1/7 6:22
「チェーン付けてなきゃ登ってくんな!」の標識とパイロンも立ってなかったので、赤岳山荘まで来ました。が、FF車、車高の低い車は無理しないで八ヶ岳山荘から歩きましょう。
どちらかというと私は登山スキルより雪上走行スキルのほうが自信あるので。あとはMT車で、鉄のスコップと塩カルも常備してます。
今日は最短で南沢コースを選択。
2024年01月07日 07:03撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 7:03
今日は最短で南沢コースを選択。
杣添尾根と比べると遥かに登山者の数が多いため、雪も踏み固められていてとても歩きやすい。
2024年01月07日 07:23撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 7:23
杣添尾根と比べると遥かに登山者の数が多いため、雪も踏み固められていてとても歩きやすい。
こういった巨石があるのも杣添尾根と違うところで、比較すると楽しい。(美濃戸コース初めてなんです)
2024年01月07日 08:53撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 8:53
こういった巨石があるのも杣添尾根と違うところで、比較すると楽しい。(美濃戸コース初めてなんです)
段々と雪も増えてきました。山には雲がかかっていたので霧氷も付いていて嬉しい。
2024年01月07日 09:16撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 9:16
段々と雪も増えてきました。山には雲がかかっていたので霧氷も付いていて嬉しい。
晴れ間も見えてきました。気分も上を向く。
2024年01月07日 09:29撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 9:29
晴れ間も見えてきました。気分も上を向く。
この辺まで来ると、空気は一段と冷えています。
2024年01月07日 09:43撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 9:43
この辺まで来ると、空気は一段と冷えています。
樹林帯に日が差すと、溶け出した雪がダイヤモンドダストみたいで綺麗。
2024年01月07日 09:59撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/7 9:59
樹林帯に日が差すと、溶け出した雪がダイヤモンドダストみたいで綺麗。
横岳が雲間から見えたのですかさず撮影。横岳、杣添尾根からだとパッとしない山容だけど、美濃戸側から見るとゴツゴツしていてカッコいいんですよね。
2024年01月07日 10:15撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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1/7 10:15
横岳が雲間から見えたのですかさず撮影。横岳、杣添尾根からだとパッとしない山容だけど、美濃戸側から見るとゴツゴツしていてカッコいいんですよね。
横岳、隠れちゃいました。
2024年01月07日 10:23撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 10:23
横岳、隠れちゃいました。
行者小屋の前の広場が案外風が吹いてくるので、装備の換装をしていたら手足の感覚が無くなり、行者小屋に駆け込んだの図。もつ煮を摂取して体温を高める。
2024年01月07日 11:25撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/7 11:25
行者小屋の前の広場が案外風が吹いてくるので、装備の換装をしていたら手足の感覚が無くなり、行者小屋に駆け込んだの図。もつ煮を摂取して体温を高める。
さあこれから地蔵尾根を登ります。
2024年01月07日 11:52撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 11:52
さあこれから地蔵尾根を登ります。
晴れていればずっと向こうに槍ヶ岳らが見えるそうです。
2024年01月07日 12:12撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 12:12
晴れていればずっと向こうに槍ヶ岳らが見えるそうです。
汗をかかないペースで歩幅を狭く、アイゼンを効かせながら歩いていましたが、普段はそれでもじっとり汗をかくのに、気温が低すぎるのか全く汗をかきません。レイヤリングと歩き方と環境がマッチしていたようで嬉しい。
2024年01月07日 12:21撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 12:21
汗をかかないペースで歩幅を狭く、アイゼンを効かせながら歩いていましたが、普段はそれでもじっとり汗をかくのに、気温が低すぎるのか全く汗をかきません。レイヤリングと歩き方と環境がマッチしていたようで嬉しい。
登りのハイライトはここでした。手袋が滑るので、単管に腕を絡めながら登りました。
2024年01月07日 12:38撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/7 12:38
登りのハイライトはここでした。手袋が滑るので、単管に腕を絡めながら登りました。
段々と曇天に。予報より天気が崩れるのが早いようです。
2024年01月07日 12:39撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 12:39
段々と曇天に。予報より天気が崩れるのが早いようです。
あそこが地蔵尾根分岐かな?と思ったら、まだまだ先でした。
2024年01月07日 12:54撮影 by  Pixel 6a, Google
1
1/7 12:54
あそこが地蔵尾根分岐かな?と思ったら、まだまだ先でした。
横岳が見えてきました。前回はあっちから来る予定だったのですが、雪が深すぎて断念。
2024年01月07日 12:54撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 12:54
横岳が見えてきました。前回はあっちから来る予定だったのですが、雪が深すぎて断念。
赤岳、阿弥陀岳の山頂も雲の中です。
2024年01月07日 13:05撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 13:05
赤岳、阿弥陀岳の山頂も雲の中です。
行者小屋を見下ろす。あんなところから登ってきたのかと。
2024年01月07日 13:06撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 13:06
行者小屋を見下ろす。あんなところから登ってきたのかと。
美濃戸からの森は本当に綺麗だなと思っています。
2024年01月07日 13:15撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1/7 13:15
美濃戸からの森は本当に綺麗だなと思っています。
硫黄岳、蓼科山もちょっとだけ見えてますね。いよいよ風が強くなってきました。
2024年01月07日 13:15撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1/7 13:15
硫黄岳、蓼科山もちょっとだけ見えてますね。いよいよ風が強くなってきました。
やっと取付きに出ました!ここまでくればもうビクトリーロード!
2024年01月07日 13:39撮影 by  Pixel 6a, Google
3
1/7 13:39
やっと取付きに出ました!ここまでくればもうビクトリーロード!
本日の宿、赤岳展望荘まであと少し。もうかなり吹雪いています。
2024年01月07日 13:43撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 13:43
本日の宿、赤岳展望荘まであと少し。もうかなり吹雪いています。
チェックインする前に定番の構図で1枚。
2024年01月07日 13:50撮影 by  Pixel 6a, Google
1/7 13:50
チェックインする前に定番の構図で1枚。
翌朝、諦めて帰ろうとしたら、やっと晴れ間が見え、今季の遅れを取り戻したかの様な銀世界が眼前に。
2024年01月08日 10:18撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1/8 10:18
翌朝、諦めて帰ろうとしたら、やっと晴れ間が見え、今季の遅れを取り戻したかの様な銀世界が眼前に。
昨日とは雪の量が大違い。荒天に見舞われるリスクを冒しても登ってきた甲斐がありました。
2024年01月08日 10:18撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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1/8 10:18
昨日とは雪の量が大違い。荒天に見舞われるリスクを冒しても登ってきた甲斐がありました。
赤岳に続く、小屋の脇から。吹き溜まりでトレースがなく、滑落しそうになりながらもさっきまでこの辺りを覆っていた雲を撮影。右手に見えるのは県界尾根かな。
2024年01月08日 10:20撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1/8 10:20
赤岳に続く、小屋の脇から。吹き溜まりでトレースがなく、滑落しそうになりながらもさっきまでこの辺りを覆っていた雲を撮影。右手に見えるのは県界尾根かな。
小屋のコンテナの陰に隠れて、雲が薄くなり風が弱まった瞬間を狙うも、風は巻いていて、顔に雪の礫が当たって痛かったです。
2024年01月08日 10:24撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
1/8 10:24
小屋のコンテナの陰に隠れて、雲が薄くなり風が弱まった瞬間を狙うも、風は巻いていて、顔に雪の礫が当たって痛かったです。
谷から風が吹け上がってきます。
撮影のためにゴーグルを外すと雪の礫が顔に当たって痛い。そしてゴーグル外しちゃうと雪の飛沫がゴーグルの中に入って、再装着すると体温で曇ってしまい使い物にならなくなるという。
2024年01月08日 10:30撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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1/8 10:30
谷から風が吹け上がってきます。
撮影のためにゴーグルを外すと雪の礫が顔に当たって痛い。そしてゴーグル外しちゃうと雪の飛沫がゴーグルの中に入って、再装着すると体温で曇ってしまい使い物にならなくなるという。
赤岳には行かずに、地蔵尾根から下山します。
今思えば、とりわけ風が強いのは鞍部の小屋がある辺りだったので、赤岳登って文三郎尾根から帰っても良かったなと。
2024年01月08日 10:49撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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1/8 10:49
赤岳には行かずに、地蔵尾根から下山します。
今思えば、とりわけ風が強いのは鞍部の小屋がある辺りだったので、赤岳登って文三郎尾根から帰っても良かったなと。
赤岳と阿弥陀岳のパノラマ写真。
文三郎尾根から下山も綺麗だろうけど、これを撮れたから地蔵尾根で良かったかも。
2024年01月08日 10:50撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1/8 10:50
赤岳と阿弥陀岳のパノラマ写真。
文三郎尾根から下山も綺麗だろうけど、これを撮れたから地蔵尾根で良かったかも。
これ、杣添尾根から登れていたとしても、帰りはラッセル跡無くてフルラッセルで帰らなければならなくて地獄だったかも。
2024年01月08日 11:03撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1/8 11:03
これ、杣添尾根から登れていたとしても、帰りはラッセル跡無くてフルラッセルで帰らなければならなくて地獄だったかも。
やっぱり雪は降雪後が本当に綺麗。
2024年01月08日 11:19撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
1/8 11:19
やっぱり雪は降雪後が本当に綺麗。
登りのハイライトであった階段も、雪が増えて幾分化か歩きやすくなっていました。
2024年01月08日 11:29撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/8 11:29
登りのハイライトであった階段も、雪が増えて幾分化か歩きやすくなっていました。
雪が明らかに増えています。
2024年01月08日 11:38撮影 by  Pixel 6a, Google
1/8 11:38
雪が明らかに増えています。
行者小屋まで来ました。小屋は連休の営業を終え、閉まっていました。
ここでアイゼンからチェーンスパイクに換装。
2024年01月08日 12:03撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/8 12:03
行者小屋まで来ました。小屋は連休の営業を終え、閉まっていました。
ここでアイゼンからチェーンスパイクに換装。
稜線も美しいですが、この樹林帯もまた美しい。だから雪山はやめられない。
2024年01月08日 12:14撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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1/8 12:14
稜線も美しいですが、この樹林帯もまた美しい。だから雪山はやめられない。
モフモフの樹林帯を抜けます。
2024年01月08日 12:21撮影 by  Pixel 6a, Google
1/8 12:21
モフモフの樹林帯を抜けます。
この辺りになると、さすがに雪も溶けかけています。
2024年01月08日 13:06撮影 by  Pixel 6a, Google
1/8 13:06
この辺りになると、さすがに雪も溶けかけています。
無事に帰ってきました。楽しい山行でした。
2024年01月08日 13:32撮影 by  Pixel 6a, Google
1/8 13:32
無事に帰ってきました。楽しい山行でした。

感想

先日の杣添尾根敗退の雪辱を果たすべく、今度は盤石な美濃戸から登りました。初めての美濃戸コースなんですけど、歩いていて楽しかったです。
元々は横岳の肩付近からのモルゲンロートの赤岳と富士山を撮りたかったのですが、吹雪が停滞しすぎて断念。とはいえ、荒天からの快晴の、暴風吹き荒れる美しき死の大地を撮影することができて良かった。
帰宅して思い返すと、かなり余裕を残して下山したので、赤岳頭頂して文三郎尾根から下山してもよかった。が、近いのでまた行けばよいのです。

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