富士山・宝永山〜変化に富んだ素晴らしい周遊コース〜

2024年01月08日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,595m
• 下り: 1,590m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:32

8:32 太郎坊洞門
9:03 御殿場口新五合目
9:56 10:10 双子山
10:35 三辻
10:48 小天狗塚
11:02 御殿庭入口
11:33 11:50 御殿庭上
12:25 宝永第二火口縁
12:37 宝永第一火口縁
12:45 12:50 宝永第一火口
13:29 宝永山馬ノ背
13:39 13:55 宝永山
14:06 宝永山馬ノ背
15:40 御殿場口新五合目
16:04 太郎坊洞門

天候

晴れのち快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

太郎坊洞門の西側約200mの路肩に3台ほど停められるスペースあり

コース状況／危険箇所等

上部は積雪あり
所々クラストしているので、足運びは慎重にする必要あり

その他周辺情報

特になし

写真

1/8 8:32

通行の邪魔にならないよう、路肩に停めて出発

1/8 8:35

太郎坊洞門
以前、ガイド記事で5台程度停められるスペースがあるとのことでしたが、このように仕切られています

1/8 8:37

新五号目への入口も閉鎖中

1/8 9:02

富士山と、これから向かう宝永山が青空に映えます

1/8 9:03

夏は賑わうであろう新五号目も今はひっそりと静まり返っています

1/8 9:17

火山灰で覆われた荒涼とした斜面の向こうに、これから向かう二ツ塚

1/8 9:56

下塚から見上げる上塚、宝永山、富士山

1/8 10:07

ハート形にデコレーションされた三角点は初めて見ました

1/8 10:09

時折、雲が湧いて大きな山体を隠します
この後、スッキリ晴れて欲しい

1/8 10:48

小天狗塚
この付近はカラマツ林に覆われています

1/8 11:02

御殿庭入口
この辺りからトウヒも混じるように

1/8 11:29

カラマツ林の先に、富士山が雲間から顔を覗かせます

1/8 11:33

御殿庭上
ヒマラヤを思わせるような絶景が広がります

1/8 11:35

右手がこれから向かう宝永山

1/8 11:41

ルートは左手方向の火口淵を辿ります

1/8 12:08

稜線に辿り着くと目前に宝永第二火口

1/8 12:08

宝永山は残雪の妙で洋菓子のようです

1/8 12:11

雪が大好きという彼
全く寒くなさそうに歩いてました

1/8 12:20

正面に富士山を見ながら、第二火口の淵沿いを登ります

1/8 12:20

こうやって見る宝永山は、チョコレートケーキのよう

1/8 12:37

1/8 12:40

あの「くの字」形の登山道を登ります

1/8 12:45

第二火口が大きく広がる向こうは愛鷹山
煌めく駿河湾が美しい

1/8 12:46

第一火口は大き過ぎてレンズに収まりません

1/8 13:09

ひたすら登って「くの字」形の屈曲点で振り返る

1/8 13:39

一旦、間違えて馬の背に出てしまいましたが、宝永山に到着

1/8 13:49

山中湖を取り囲む山々
右手は丹沢山地

1/8 13:49

愛鷹山方面
その向こうは天城山

1/8 13:50

駿河湾方面
右手の稜線沿いは、南アルプス深南部かな？

1/8 13:51

もう一度、第一火口越しに富士山の勇姿を焼き付けましょう

1/8 14:01

馬の背には、小さな雪庇ができていました

1/8 14:13

馬の背からは、大砂走りを下ります
結構な傾斜で足元が定まらない

1/8 14:30

残雪に覆われている所の方が、はるかに歩きやすいです

1/8 14:53

二ツ塚を見下ろしながら、足早に下ります

1/8 15:13

御正体山
丹沢側からはどっしりした印象でしたが、三角形のスッキリした山容が新鮮

1/8 15:22

1時間強で標高差800mくらい下りました
宝永山と富士山を振り返る

1/8 15:31

箱根の山々を正面に見ながら、ひたすら下ります

1/8 15:40

新五号目に戻ったら、あともう少し

1/8 16:04

車に着く頃には、すっかり日も傾きひんやりした空気の中、青空が広がっていました

撮影機器：

RICOH WG-80 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

積雪期標準装備（アイゼンを持参するも使用せず）

感想

duster

年末に登った愛鷹山から眺めた富士山に、大きな宝永火口があることが気になっていました。
また、富士山でバックカントリースキーが楽しめるルートがあり、そのエリアとして二ツ塚や宝永山があることから、雪は少なくても偵察がてら行ってみようかと思い立ちました。

この冬一番の寒気が日本列島を覆った後、冬型の気圧配置が緩むとの予測を立てて、三連休の最終日に狙いをつけます。
その狙いは当たり、午前中は雲が湧いて時折翳ったり、小雪のチラつくこともありましたが、午後からはスッキリ雲が取れ、冬場は爆風吹き荒ぶことが多いという宝永山山頂も、この季節としては穏やかでゆっくり景色を満喫することができました。

ルート的には、御殿場口新五号目からは広大な無木立の斜面が広がり、ここに少し雪が積もるだけで快適な滑降のイメージが湧きます。
二ツ塚から先、御殿庭へのルートはカラマツやトウヒの林となり、そこを抜けると富士山と宝永山がドンと目の前に聳え立ち、かつその先の火口付近はゴツゴツした感じとなって、多彩な富士山の魅力が楽しめました。
雪が無いと単調でしょうし、一面雪に覆われていても平板に感じるでしょうから、ちょうどいい感じの積雪状況だったのだろうと思います。

ともすれば、富士山は景色が変わらないから登っていて楽しくない、などと言われることもありますが、ルートの取りようによっては、変化に富んだ楽しみ方ができることを実感した、今年最初の山行となりました。

コメント

mets

dusterさん　こんばんは
何とも斬新な山行ですね。
私も前のレコで宝永山なるものがあることを知り、気にはなりましたが、まさか連ちゃんで訪問するとは
行動力にあっぱれです

duster

metsさん、富士山といえばピークは頂上部のみと思いがちですが、実は中腹にもあったのですよ（私も最近そのことに気づきました）
その中でも宝永山は代表的なものではないでしょうか

浅間山でも思いましたが、火山ならではの地形は、遠くから見た端正な姿だけでなく、迫力ある姿も合わせ持っているものですね