権現森 令和6年 山初めは酒造りの神様へ

2024年01月11日(木) [日帰り]

• GPS: 02:41
• 距離: 7.0km
• 登り: 369m
• 下り: 366m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:25
• 休憩: 0:16
• 合計: 2:41

9:42 スタート地点
10:35 10:37 権現森南峰
10:59 11:13 権現森
12:21 12:21 向田口
12:23 ゴール地点

天候

晴れ　ほぼ風なし　穏やかな好天

アクセス

利用交通機関：

電車

陸前落合駅まで仙山線利用

コース状況／危険箇所等

岩笠は正規のルートはありません。踏み跡と赤や青のテープが頼りです。急傾斜なので滑らないように。表参道に合流するまで、いろいろな方向にテープが出てくるので、地図等で方向を確認すること。その後は一般ルートです。

写真

1/11 9:42

陸前落合駅が出発点。仙山線は本数が多くて便利。

1/11 9:53

新落合橋の向こうに岩笠の岩壁が見える。この風景を見て岩笠に行こうと決めた。

1/11 9:53

広瀬川、滔々と流る

1/11 9:57

山神の碑のある梅林

1/11 9:59

仙山線の線路を注意して渡る

1/11 10:00

線路を渡るとすぐにオーバーハング気味の岩壁の下に出る

1/11 10:01

岩壁脇の石段を登っていくとお稲荷さんの祠があります

1/11 10:03

さらに上って見下ろすとこんな感じ

1/11 10:09

急な滑りやすい斜面を、木につかまって登り着いた岩壁の上

1/11 10:10

気を付けて見晴らしの良い場所まで出ると、眼下に広瀬川と落合から愛子にかけての市街が広がる

1/11 10:10

南西の方角に雁戸山とかろうじて熊野岳の一部が見える

1/11 10:11

仙台神室から糸岳、大東岳にかけて

1/11 10:21

しばらく踏み跡とテープを頼りに歩いて、表参道に合流

1/11 10:26

参道の杉並木と整備された道

1/11 10:35

この石段が見えたら最後の一登り

1/11 10:37

松尾神社に到着

1/11 10:39

酒造りの神様だけに、正月のお供えは各地のお酒がいっぱい

1/11 10:41

権現森南峰の標点とかわいい手作りオーナメント

1/11 10:44

南峰北側の送電線路に立つと船形連峰方面の眺望が開く。泉ヶ岳はすっかり雪が消えた。

1/11 10:52

アカマツ通りを北へ進むとお邪魔でもないオジャマ石

1/11 11:00

権現森北峰の下にあるパノラマ展望台

1/11 11:02

まずは三角点タッチ

1/11 11:09

パイプにはそれぞれ目指す山の名前が書いてある

1/11 11:03

蔵王のパノラマ。今日は綺麗に見えている。

1/11 11:13

青麻山の後ろに見えるのは吾妻や安達太良かな

1/11 11:14

不忘山、南屏風岳、水引入道、屏風岳の襞が美しい

1/11 11:15

南には蕃山

1/11 11:27

落葉の積もった道は春先のよう

1/11 11:34

向田口への道も気持ちの良いアカマツの通り道

1/11 11:39

送電鉄塔のたつ「センブリの丘」。こちらにもパイプ利用の覗き台があります。

1/11 11:39

東は先ほど通った南峰へ続く送電線路

1/11 11:43

秋保大倉山を従えて刈田岳から熊野岳への中央蔵王

1/11 11:43

蔵王はさすがに白いですね

1/11 11:43

双耳峰の雁戸山。右下に少しだけセントメリースキー場が見える。未だにオープンできないらしい(´;ω;｀)

1/11 11:44

トンガリ山から山形神室、仙台神室へ

1/11 11:44

送電線の向こうに、この時期なのに黒っぽい大東岳

1/11 11:44

白さの足りない面白山

1/11 11:45

白沢五山の内の大森山。山頂に迫ったゼオライト採掘場が痛々しい。

1/11 12:05

向田口コースの沢筋にある権現杉。4~5本に枝分かれした大きな杉の木です。

1/11 12:08

ここは右ではなく左へ尾根を乗越します

1/11 12:12

後白髪山と三峰

1/11 12:12

三峰アップ。春先の山みたい。

1/11 12:21

向田口の防獣柵。しっかり締めましょう。

撮影機器：

LUMIX DC-G9 ボディ パナソニック

感想

yonejiy

正月元旦の能登大地震・事故と不穏な今年の幕開けに、ずるずると時を過ごしてしまい、気づいたらとっくに松の内も過ぎていました。このままではいかんと思い、天気が良いこの日、権現森へ行こうと思ったわけです
表参道から登るかと考えながら歩いていると、新落合橋で岩笠の岩壁が見えたので、お稲荷さんにも詣でようと久し振りに岩笠へ向かいました。
踏み跡はしっかりしているものの、訪れる人は少ないのか岩笠稲荷明神社は正月飾りもなく、静まっていました。そっと扉を開けてお参りし、木の根につかまりながら急斜面を登り、岩笠の岩頭に立つと穏やかな空のもと広瀬川や市街地、そして奥羽の山々がすっきりと見渡せました。
岩笠から松尾神社のある権現森南峰へは、しばらく藪漕ぎ気味に踏み跡やテープをつないでいきます。やがて表参道に合流、そこからはしっかりした道になります。松尾神社は酒造りの神様で京都に総本社があります。正月はいろいろなお酒が奉納されていて、私も今年一年、美味しいお酒が飲めるようにとお祈りしました。
権現森北峰直下の展望台からは奥羽の山々が美しく、登高欲をそそられますが、やはり今年は今一つ雪の白さが感じられないようです。
とりあえず今年一年この先、何とか良い年でありますようにと祈らずにはいられませんでした。