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Yamareco

記録ID: 6375616
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山滑走
妙高・戸隠・雨飾

放山 頚城山塊の展望台

2024年01月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:50
距離
9.3km
登り
770m
下り
760m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:38
休憩
0:12
合計
5:50
距離 9.3km 登り 770m 下り 771m
7:52
209
スタート地点
11:21
11:22
23
11:45
11:55
48
12:43
12:44
58
13:42
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笹倉温泉近くの道で幅広になっている場所に駐車。
糸魚川の海岸線では雪は薄らと積もっている程度。
早川沿いに笹倉温泉に向かうと急激に積雪が増え始め、笹倉温泉周辺では1.5m越えか(それでも例年より少な目)。
気温は-5℃、除雪済み。
コース状況/
危険箇所等
道路から田んぼに出るのにギャップを乗り上げ。場所選びが肝。うまく田んぼに上がって板を履ければ準備完了。
前日に積もった新雪のため序盤からラッセルでスタート。
田んぼの縁には用水が流れているので注意。
田んぼエリアを抜け林道に合流して小さい谷間を遡る。
木の無いところは雪が多めで坂のところは激ラッセルでした。メンバーでラッセルを回して杉林帯へ。
一部、杉林を通過したりして標高を稼ぐ。杉の下は雪が少ない傾向だが藪も出ている箇所あり。
例年よりもまだ積雪は少ないようで所々若木が出ていて行く手を遮る。また、小さいギャップもある。
標高850mを超えるとブナの疎林となり、放山に続く尾根への微妙な位置取りとなる。取り付く尾根を誤ると左右の谷間に行動を遮られたり不要なアップダウンを強いられる。
標高880m辺りで小さい谷間の左手に乗り上げ、そこを詰めると広い斜面に出る。
右手に放山に続く尾根が眺められる。
右手の急登を慎重に登り(帰りはここから下がお楽しみとなる)、右手の尾根にトラバース気味に登り上げると斜度が緩くなり南側に火打山〜昼闇山、鉢山の展望が広がる。
途中でP1079 近くを通過するが緩斜面の尾根が続く。
標高1080mからやや勾配が増す。ここは木の枝が出て行く手を邪魔する。
もう1m程度積雪が欲しいところ。
放山から空沢山に続く尾根に登り上げる前の標高1160m地点は最後の平坦地。
ここから左手に放山方向に向かって斜めに登り上げてゆく。
雪は相変わらず軽いがラッセルが続く。
やがて視界が広がると主稜線に乗り上げる。放山までまだ距離がある。
標高の少し高い広い台地の奥が三角点のある山頂。
シャルマン火打からのコースは地震の影響で入山できないようなので、貸し切りでした。写真だけ取って小高い台地まで戻って昼食・休憩を取る。

ここでシールを取って滑走へ移る。
トレースを利用して滑る。一部、カニ足も交えたが、あっという間にP1079を過ぎる。
新雪とトレースで尾根区間の緩やかな斜面でも板が良く走る。
登って来た右手の大斜面に滑り込んでパウダーを味わう。
あっという間に杉林へ。
ちょっと狭い斜面で踏み込んだらヒール側の金具が外れて大転倒。
何とか身体を起こすが片方のウィペットが見つからない。
メンバーにも探してもらって見つかった時は一安心。
その後も林間を縫って広い斜面を拾いながら滑っていく。
田んぼや建屋が見えてくると消化試合。最後まで雪がフレッシュでゴールイン。
結局、貸し切りの新雪の放山、今シーズン初のスキー登山のようでした。
激ラッセルが続いたが、その分のご褒美でご馳走様でした。
その他周辺情報 笹倉温泉 https://www.sasakura-onsen.com/
大人 850円(土日祝日) シャンプー・ボディソープ有り
積雪はスキーの長さを超える。
このギャップを超えることが最初の仕事。
2024年01月14日 07:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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積雪はスキーの長さを超える。
このギャップを超えることが最初の仕事。
除雪はパーフェクトで田んぼの入口に駐車。
2024年01月14日 07:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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除雪はパーフェクトで田んぼの入口に駐車。
阿弥陀と烏帽子様に見守られてスタート。
2024年01月14日 07:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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阿弥陀と烏帽子様に見守られてスタート。
フカフカ
2024年01月14日 07:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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フカフカ
独特の景色を楽しみながらのハイクアップ
2024年01月14日 08:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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独特の景色を楽しみながらのハイクアップ
左から阿弥陀山、烏帽子岳、前烏帽子岳
2024年01月14日 08:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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左から阿弥陀山、烏帽子岳、前烏帽子岳
若手が踏ん張ります。
2024年01月14日 08:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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若手が踏ん張ります。
坂がきつくなるとスキートップが出ずに苦戦します。
2024年01月14日 08:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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坂がきつくなるとスキートップが出ずに苦戦します。
なかなかの深めの斜面もありました。
2024年01月14日 08:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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なかなかの深めの斜面もありました。
ここも深め。その分、帰りが楽しみ。
2024年01月14日 09:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ここも深め。その分、帰りが楽しみ。
トップの後は体力温存。
激ラッセル。
2024年01月14日 09:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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トップの後は体力温存。
激ラッセル。
左が鉾ヶ岳、右手はトッケ峰。権現岳は右手の尾根の奥らしい。
2024年01月14日 09:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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左が鉾ヶ岳、右手はトッケ峰。権現岳は右手の尾根の奥らしい。
ようやく日が当たり始める。
この辺から慎重にルーファイしていく(思い出すだけだが)。
2024年01月14日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ようやく日が当たり始める。
この辺から慎重にルーファイしていく(思い出すだけだが)。
この小さい谷が目印。
谷間は藪なので左手に乗り上げ。
2024年01月14日 09:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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この小さい谷が目印。
谷間は藪なので左手に乗り上げ。
その奥に進むと広くなる。
帰りのパラダイスが広がる。雪がさらに軽くなった放山ゲレンデ。
2024年01月14日 10:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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その奥に進むと広くなる。
帰りのパラダイスが広がる。雪がさらに軽くなった放山ゲレンデ。
急登区間はなるべく標高を上げて右手のブナ林にトラバース。
2024年01月14日 10:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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急登区間はなるべく標高を上げて右手のブナ林にトラバース。
北の鉾ヶ岳が見事です。
2024年01月14日 10:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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北の鉾ヶ岳が見事です。
放山に続く尾根の末端に乗り上げると景観が広がる。
焼山右手の高松山と昼蔵山。
2024年01月14日 10:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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放山に続く尾根の末端に乗り上げると景観が広がる。
焼山右手の高松山と昼蔵山。
阿弥陀から烏帽子もいいが
2024年01月14日 10:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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阿弥陀から烏帽子もいいが
ボスキャラの焼山
2024年01月14日 10:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ボスキャラの焼山
ユルユルの尾根を詰めていく。
2024年01月14日 10:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ユルユルの尾根を詰めていく。
放山から南に延びる尾根に向かう。
2024年01月14日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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放山から南に延びる尾根に向かう。
なかなかのラッセル。
2024年01月14日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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なかなかのラッセル。
もう一つのボスキャラ。
2024年01月14日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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もう一つのボスキャラ。
2024年01月14日 11:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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昼闇山と高松山
2024年01月14日 11:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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昼闇山と高松山
尾根手前の平坦地。ここで直登かと思ったが
2024年01月14日 11:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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尾根手前の平坦地。ここで直登かと思ったが
左に折れて尾根と並行に登っていく。
2024年01月14日 11:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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左に折れて尾根と並行に登っていく。
樹氷と青空
2024年01月14日 11:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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樹氷と青空
空が近くなり尾根が近い。
2024年01月14日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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空が近くなり尾根が近い。
飛行機がたくさん見える青空でした。
2024年01月14日 11:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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飛行機がたくさん見える青空でした。
早川の流域、糸魚川の一部も見える。
2024年01月14日 11:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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早川の流域、糸魚川の一部も見える。
尾根に乗り上げ。
放山山頂は奥の台地の向こう(標高を少し下げる)
2024年01月14日 11:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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尾根に乗り上げ。
放山山頂は奥の台地の向こう(標高を少し下げる)
雪煙が舞い上がる火打と焼山
2024年01月14日 11:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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雪煙が舞い上がる火打と焼山
上越方面
佐渡島も見えたようだが、確信できず。
2024年01月14日 11:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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上越方面
佐渡島も見えたようだが、確信できず。
放山の山頂で記念撮影して戻ります。
2024年01月14日 12:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/14 12:00
放山の山頂で記念撮影して戻ります。
奥のポコでランチタイムです。
2024年01月14日 12:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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奥のポコでランチタイムです。
火打アップ
2024年01月14日 12:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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火打アップ
焼山アップ
2024年01月14日 12:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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焼山アップ
いつものメニュー
2024年01月14日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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いつものメニュー
この尾根は空沢山を経て火打山に繋がる。
2024年01月14日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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この尾根は空沢山を経て火打山に繋がる。
あそこまで下りていく。
2024年01月14日 12:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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あそこまで下りていく。
尾根筋はトレース沿いに滑っていく。
2024年01月14日 12:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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尾根筋はトレース沿いに滑っていく。
あとは消化試合。
2024年01月14日 13:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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あとは消化試合。
ゲームセット
2024年01月14日 13:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ゲームセット
ここからは頂き写真
焼山 噴煙と雪煙
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ここからは頂き写真
焼山 噴煙と雪煙
逆光だが冷えているので雪は生きている。
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逆光だが冷えているので雪は生きている。
一人ずつエントリーしてパウを堪能。
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一人ずつエントリーしてパウを堪能。
ペンちゃんを入れて7名部隊でした。
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ペンちゃんを入れて7名部隊でした。
山頂にて
貸し切りを満喫
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山頂にて
貸し切りを満喫
最後のパウダー斜面。自遊空間。
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最後のパウダー斜面。自遊空間。
この雰囲気が放山の魅力である。
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この雰囲気が放山の魅力である。
撮影機器:

感想

地元でも立山方面は一定の積雪が降ったようだが頚城地方はさらにドカ雪ということで、新潟県の放山へ出かけることになった。
スキーの滑走面がかなり汚れていたので滑走面にホットワックス、シールの方も糊を追加、シールワックスも仕上げておいた。さて、具合はどうだろうか。

高速道路を下りて早川沿いに車道を上がっていくと急激に雪が増えていった。
新雪がドカンと積もってスタートからラッセルだった。
すぐに汗をかくほど温まり、さらにラッセルで脚を回すとオーバーヒートとなり出力を抑えるしかなかった。汗冷えは避けたかったので適度にラッセルを交替して6人チームで高度を上げていく。尾根に出てしまえば何度見ても感動の景色が出迎えてくれた。
ここは一年に一度は晴れの時に来ておきたいところだ。
無風の山頂でランチを取り下山。新雪斜面を味わいながらスキーを楽しみました。
天候にも恵まれ美味しい斜面を貸し切り、ようやくスキーシーズインの感触。
ご一緒頂いた皆さんに感謝です。

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