入山峠の東山道 古道と旧道(古墳時代〜昭和)


- GPS
- 05:21
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 641m
- 下り
- 659m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東山道は「道路遺跡」ではなく「道路廃墟」の状態。 倒木があるが危険ではない。ところどころ道に迷いやすいので、ヤマレコGPSを頻繁にチェックしたほうが良い。 旧道(町道入山峠線、林道赤坂線)は一か所、橋が撤去されている。自動車が行き交う碓氷バイパスを注意して渡る必要がある。 |
写真
感想
入山峠から古道の東山道を降りて稲村山のふもとに至り、その後、旧道の町道入山峠線と林道赤坂線を昇って峠に戻った。
東山道の古道は、峠付近の石畳が印象的だったが、東に降りていくとすぐに石畳は見えなくなり「広めの山道」になった。斜度は荷物を背負った馬にとっては苦労だっただろうが、つづら折りに道がつけられており、人馬の通行が可能になっている感じだった。
道の状況は、ところどころ倒木があったりしたが、おおむね歩くのに問題はなかった。ただし、ところどころ不明確であったり、後世の工事で道がわからなくなっているところがあり、何度か道迷いで引き返した。
2週間前に歩いた中山道(旧碓氷峠の東側)とは保存状態が違う。中山道が「遺跡」なら、東山道は「廃墟」という感じだ。東山道のこの部分を通行する人は、ほとんどいないのだろうから仕方ない。
稲村山のふもとに来た後、旧道を歩いて峠まで戻った。人家のある赤坂地区の橋の欄干には「町道入山峠線」と刻まれていた。途中から「林道赤坂線」という標識で林道が始まった。同じ道の名前が変わったのか、別ルートなのかはよくわからない。
林道入り口にあった「橋梁撤去」の表示通りに、バイパスを横切る橋が一か所撤去されていた。周囲をみると、右側の斜面からバイパスの車道に降りられることがわかり、車の通行に注意してバイパスを横断した。
峠に戻った後には、峠を越して西側につながる東山道の痕跡の掘割を0.5kmほど歩いてみた。こちらは掘割が古道の痕跡として残っていた。地形図には実線と点線で道が2本あるように描かれており、場所によっては掘割が複数あるようにみえたが、主なる道は一本でつながっていた。
なお、今回の東山道のルートについては、椛澤 初男さんのweb page 「峠シリーズ 入山峠 2013年1月12日(土) (http://yamaga1ban.web.fc2.com/2013/2013-0112iriyamatouge.html) を参考にさせていただきました。情報に感謝いたします。
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