岩崎打越登山口から岩崎山、北之庄城跡

2024年01月20日(土) [日帰り]

• GPS: 01:48
• 距離: 2.9km
• 登り: 245m
• 下り: 246m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:14
• 休憩: 0:21
• 合計: 1:35

距離 2.9km 登り 245m 下り 246m

12:34 打越峠
12:45 12:57 岩崎山
12:58 12:59 望西峰
13:06 13:09 打越峠
13:34 北之庄城跡
13:53 13:57 北之庄神社
14:09 ゴール地点

天候

小雨

コース状況／危険箇所等

よく整備された歩きやすいコースです。案内板も随所に立てられています。

写真

1/20 12:12

ヴォーリズのケアハウス横の打越(うちこし)岩崎登山口から登山開始。この岩崎側と峠の向こうの南津田側を結ぶルートはかつて打越(うちこし)と呼ばれていました。現在は縦走路合流点の鞍部から先は不明瞭です。

1/20 12:22

１０分くらいで尾根道の鞍部に到着します。

1/20 12:32

打越の峠です。八幡山縦走路との合流点。尾根道の鞍部です。右(北)へ向かうと岩崎山、左(南)へ向かうと北之庄城跡です。一旦岩崎山へ向かいます。

1/20 12:43

岩崎山の山域は途中巨石が点在します。湖東流紋岩と呼ばれる溶結凝灰岩です。数千万年前の大火山活動の痕跡です。

1/20 12:53

麓の地元では向山(むかいやま)ともよんでいます。麓には岩崎とつく地名が多く残ります。地元の読み方は「ゆあさき」ですが。明治期の地籍図には岩崎山と表記されています。

1/20 13:19

北之庄城の北虎口です。北虎口上展望台と表示がある一段高い地点は、下段曲輪の北東の櫓台跡です。北虎口は北西の櫓台の下部近くにあり、北東櫓台からはやや離れます。

1/20 13:24

写真右が下段曲輪の西虎口、左が下段曲輪内部で七ツ池と呼ばれる窪みが並んでいます。現状はシノベダケ(矢竹)に覆われて、ここからは窪みは確認できまでん。少し先から下段曲輪の内部へ進むと刈り取られていくつかの窪みがわかります。

1/20 13:28

上段曲輪の西側の土塁の上を通って南西の櫓台の上に出ました。北之庄城跡の縄張図のイラスト看板が立てられています。

1/20 13:32

この櫓台の地点は、北之庄山の山頂部でもあります。「のろし展望台」と表示されています。琵琶湖を囲む中世山城で行われている、のろしを繋いで上げていく「のろし駅伝」ののろし上げの場所になっています。南の瓶割山城ののろしを受けて、西の水茎岡山城へのろしを繋ぎます。

1/20 13:33

土橋から見た櫓台の直下の大堀切りです。北之庄城跡最大の見所の一つです。

1/20 13:36

北之庄神社登山口と八幡山方面の分岐点です。北之庄城跡の説明看板が立っています。左が北之庄神社方面です。

1/20 13:41

途中３ヶ所の休憩所が整備されています。２ヶ所からは西の湖、北之庄沢方面の絶景が望めます。

1/20 13:54

登山道を抜けると北之庄神社の本殿と拝殿の間に出ます。立派な石段を下れば下山完了。左手に進んで長命寺街道を散策します。

1/20 13:57

右手に小さなお堂が立ちます。瘡観音（くさかんのん）と呼ばれています。

1/20 14:01

石垣が続きます。この上は朽木氏の陣屋跡です。現在は広場になっています。

1/20 14:01

大江（おいえ）の稲荷神社の朱塗りの鳥居。石段の上に小さな社があります。

1/20 14:01

となりに大江（おいえ）の泉という湧水があります。地元で大切にされている霊水です。

1/20 14:02

となりに大江（おいえ）観音のお堂があります。

1/20 14:04

高木地蔵尊と呼ばれている小さな石のお堂です。

1/20 14:10

墓地の入り口に立つ南無阿弥陀仏と刻まれた石柱の右側面に「右長命寺」と刻まれています。道標の役割も果たします。

1/20 14:10

撮影機器：

SCG08 samsung

感想

八幡左馬頭義昌

打越の岩崎登山口から岩崎山に寄ってから尾根道沿いに北之庄城跡を抜けて北之庄神社登山口に下りて長命寺街道沿いを散策しながら元の登山口に戻る周回ルートを楽しみました。歴史を感じる趣のあるコースです。小雨のため北之庄城跡の曲輪内部には入りませんでした。西虎口から下段曲輪の内部へ下りて七ツ池横を通って東枡形虎口へ立ち寄るコースがおすすめですが、今回は断念しました。