羊蹄山(喜茂別)
- GPS
- 06:00
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,570m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 6:00
天候 | 曇りのち特濃ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今日は1,400~1,500の雪が非常に不安定 |
その他周辺情報 | 風呂無し 南区の大蓮 |
写真
感想
◆良かった点
帰郷したパクさんと久しぶりに会えて良かった。ベテラン感が凄かった
下山後に食べた大連のラーメンが美味しくて素晴らしかった!
帰って娘と遊ぶ時間が出来て良かった。
◆悪かった点
本当は遠征をしようとした。夜21時30分、シロさんと集合して会議して、天気が微妙ということで、2人の意見は一致。一度解散し、羊蹄山へ変更となった。しゃーない、しゃーない。直前で天気予報が悪くなることもありますわな。
バッチリ寝て翌日の朝3時半に集合。5時過ぎから登り始める。あまり天気が良くなかったけど、中腹で晴れそうな予感となった。これはもしかして晴れるヤツなのかと期待して登るも、期待は粉砕され、ガスが濃くなってくる。1450ぐらいで、硬い層の上にパウダーが乗ってる状態でかなり滑る。たまらずアイゼンを装着した。シロさんは終始クトーで突破してた。マジか!?羊蹄の魔術師じゃん。
その後はガスの中を歩く。風強く寒い。景色は真っ白。途中で帰っても良かったけど、換装できる斜度じゃないのでピークへ。重い。450上げのシートラでヘトヘトだ。
いざ滑ると、真っ白過ぎて平衡感覚を失う。「うぃー」酔っ払い運転で頭バグる。いまデラがけしてる斜面が、どれだけ急なのか、雪が付いてるのか不明。1400ぐらいまで落とすと、小規模の雪崩。チビッた。しかし、森の雪は素晴らしく良かった。ここで遊ぶのが一番だと思った。無事に下山。シロさん先導ありがとう。
◆改善点
どこまでが快適に遊べるエリアなのかを見極める力を養う。今日は完全に地獄モードでした。シロさん的には地獄レベル5段階中3との事でビックリ!
当初はthe day予報なので遠征を企画していたが、予報は悪い方へ…前日合流するも首脳会談の結果羊蹄に変更で一旦解散し翌朝出発。
先行するpakuさんのトレースに乗り脳筋で高度を上げる。
1,400から足元の雪は一気に怪しくなり1,500には真新しい雪崩痕があった。薄い雪を拾いながら尾根トップを詰める。
特濃ガスに包まれ予報に反して強い南風が吹き付ける1,650、重たい高密度の風成雪が堆積した留産側の縁で板トップに伝わる雪の感触は、強いストレスがかかっており少し刺激で破断しそうだ。右に近づく事は許されない。
それに比して7号側は薄パウなので雪を拾いながら登っていくと1,700で先行するpakuさん達が降りてきた。
これ以上登っても一つも良いことは無いのでやめては⁉︎と進言を貰う。僕もそう思っていたのでリョーさんに問うも、彼の眼はボッコを見ており登る足を止めることは無い、熱い男だ。
無事外輪に到着すると無風だった。
今日は森に戻るまで気を抜かけない。過去ワーストレベルの絶望的なホワイトアウトなので、お互い離れ無いように、そしてGPSを見ながら尾根トップと7号の薄パウを拾い全集中で滑っていく。
1,500から徐々に視界が復活するも足元の雪は高密度で激重になる。1,400のノールが本日最も危険と判断しお互いの距離を置きここは1人づつ、僕が行くとスパっと切れて厚いスラブが藪をなぎ倒しながら落ちていき肝を冷やした。
森の雪は抜群に良く最後にご褒美を貰い無事マッキモPに帰還し緊張の糸は解けた。Pでは先に下山していたア族が集会しており出迎え。暫し情報交換がてら談笑し解散。
1,300より上部はシビアな環境で楽しい要素は一つも無かったが、お互い経験値を上げる事は出来たと思う。今日は試練とご褒美の両方をくれた羊蹄先生でした。
1人なら途中で帰っていたのでありがとうございました。
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