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記録ID: 6389441
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雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

新穂山 MTB(敗退)

2010年04月03日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岐阜県 滋賀県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
07:59
距離
49.3km
登り
1,326m
下り
1,728m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
0:29
合計
7:59
距離 49.3km 登り 1,326m 下り 1,739m
9:36
245
13:41
14:10
170
17:00
35
17:35
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2010年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自転車
行き JR近江長岡駅、湖国バス・甲津原
帰り JR木ノ本駅
「甲津原」で下車し、雪の林道に入りMTBを押し歩く。
2010年04月03日 09:46撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 9:46
「甲津原」で下車し、雪の林道に入りMTBを押し歩く。
雪が激しく降ってきた。スノーシューで歩く。
2010年04月03日 10:05撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 10:05
雪が激しく降ってきた。スノーシューで歩く。
林道のトラバース。4月なのにこの雪の量。
2010年04月03日 10:32撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 10:32
林道のトラバース。4月なのにこの雪の量。
トラバースを振り返る。滅茶苦茶怖いがまだ序の口だった。
2010年04月03日 10:36撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 10:36
トラバースを振り返る。滅茶苦茶怖いがまだ序の口だった。
p805北西尾根から急斜面を登る。なぜこのルートを選んだのか分からない。
2010年04月03日 10:58撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 10:58
p805北西尾根から急斜面を登る。なぜこのルートを選んだのか分からない。
p805を過ぎた辺り。依然、激しく雪が降っている。
2010年04月03日 11:02撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 11:02
p805を過ぎた辺り。依然、激しく雪が降っている。
迷った分岐。左に進んでしまったが、右へ進むのが正しい。
2010年04月03日 11:11撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 11:11
迷った分岐。左に進んでしまったが、右へ進むのが正しい。
経験したほどのない位の濃密な木の枝に阻まれて断念。物理的に自転車を通すのは無理。ここで引き返す。
2010年04月03日 11:46撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 11:46
経験したほどのない位の濃密な木の枝に阻まれて断念。物理的に自転車を通すのは無理。ここで引き返す。
夏道である峠道から再挑戦!雪で木の枝が押し曲げられて峠道をふさいでいる。
2010年04月03日 13:18撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 13:18
夏道である峠道から再挑戦!雪で木の枝が押し曲げられて峠道をふさいでいる。
雪の重みで祠がつぶれている。
2010年04月03日 13:22撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 13:22
雪の重みで祠がつぶれている。
目の前に県境尾根が見えている。
2010年04月03日 13:46撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 13:46
目の前に県境尾根が見えている。
稜線に出た後、薮の上の雪を踏み抜きながら新穂峠に向かう。
2010年04月03日 13:52撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 13:52
稜線に出た後、薮の上の雪を踏み抜きながら新穂峠に向かう。
なんとか新穂峠までは来れたが・・・
2010年04月03日 13:57撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
4/3 13:57
なんとか新穂峠までは来れたが・・・
新穂山へ向かう稜線は薮がひどく、稜線に沿う林道を少し進んでみたが、やがて稜線から逸れていったので断念して戻る。
2010年04月03日 14:01撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 14:01
新穂山へ向かう稜線は薮がひどく、稜線に沿う林道を少し進んでみたが、やがて稜線から逸れていったので断念して戻る。
予定していなかったが、この林道を使って岐阜側へ下っていくことにした
2010年04月03日 14:04撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 14:04
予定していなかったが、この林道を使って岐阜側へ下っていくことにした
林道は斜面状に雪が積もっているため、大変怖い思いをした。しかもところどころ崩落している。
2010年04月03日 14:16撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 14:16
林道は斜面状に雪が積もっているため、大変怖い思いをした。しかもところどころ崩落している。
林道の崩落箇所を下から見上げる。崩落箇所は危険すぎて通過できなかったので、林道の外側の斜面を降りてきた(それも結構危険)。
2010年04月03日 14:18撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 14:18
林道の崩落箇所を下から見上げる。崩落箇所は危険すぎて通過できなかったので、林道の外側の斜面を降りてきた(それも結構危険)。
はたして無事に反対側集落に辿り着けるのか不安になってくる。
2010年04月03日 14:24撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 14:24
はたして無事に反対側集落に辿り着けるのか不安になってくる。
林道以外は全て雪が融けているのに、林道のみ積雪が深くてしかもこの斜度である(写真で見るよりも急)。
2010年04月03日 14:27撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 14:27
林道以外は全て雪が融けているのに、林道のみ積雪が深くてしかもこの斜度である(写真で見るよりも急)。
やっと集落近くまで来た!ここから最寄りの駅を探したが・・・結局、近くに駅はなく自力で滋賀県に戻るしかない。
2010年04月03日 14:58撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 14:58
やっと集落近くまで来た!ここから最寄りの駅を探したが・・・結局、近くに駅はなく自力で滋賀県に戻るしかない。
そこから1時間半後に、ようやく八草トンネル(岐阜県側)。
2010年04月03日 16:29撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
4/3 16:29
そこから1時間半後に、ようやく八草トンネル(岐阜県側)。
こちらは八草トンネルの滋賀県側。旧道の八草峠へ向かう道は大量の積雪が残っている。
2010年04月03日 16:32撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/3 16:32
こちらは八草トンネルの滋賀県側。旧道の八草峠へ向かう道は大量の積雪が残っている。
そのまま国道303号を進み、金居原集落を通って帰った。
2010年04月03日 16:46撮影 by  EX-Z85 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/3 16:46
そのまま国道303号を進み、金居原集落を通って帰った。

感想

とんでもない薮山。当然、残雪期にしか行けないので林道の雪が融ける4月まで待つ。しかし、バスに乗って甲津原に着くと、激しく雪が降り続けており、林道は全く除雪されていなかった。

雪の林道で重いスノーシューを引きずりながら進む。林道はやがて新穂峠への峠道となり、標高710mあたりからp805の北西の尾根へと取り付いている。なぜこんな所から取り付いたのかは全く覚えていない。

途中から激烈な薮になり、道に迷いながらも何とか体当たりで薮をくぐり抜けて進んでいったが、物理的に自転車をくぐらせるのが無理であるような樹木の薮が密集する標高850mのヤセ尾根の上で立ち往生し、撤退を余儀なくされた。積雪期に経験した薮の中ではワースト1である。

その後、西側の尾根を直進して再び林道に降りてきて、新穂峠の峠道で再アタック。峠道は谷筋の道なので、積雪が多い時には危険であるが、あの薮尾根に比べればかなりマシだった。

新穂峠に着いてから新穂山までは県境尾根をかなり長いこと歩かなければならない。しかし、峠の近くまで延びている林道には積雪がたっぷりあるものの、尾根上には雪がなく濃密な薮が足元を蔓延っていたので早々にリタイアした。どのみち時間がないので、新穂山までの遠い道のりを考えると100%無理であった。

そこで来た道を引き返せば良かったものの、何故だか雪の積もった林道を岐阜県側へ降りようと企んでしまう。この道がとてつもなく危険だった。大量の雪が斜め30度くらいの勾配で積もっていて、グリップの少ないスノーシューで恐る恐るトラバース?しながら下った。手掛かりも全くないので滑落の恐怖が半端なかった。

無事、岐阜側へ降りたものの、そこからバスか電車で京都に帰ろうかと思ったが、そんな交通網など存在しない超田舎であり、結局、自力で八草峠を経由して滋賀県に戻るはめになった。

新穂山は近江百山に選定されているため登ったが、難易度は★5つのうち★3。つまり中級レベルとして紹介されているが、よく読むと、筆者は無雪期の5月半ばに登っている。しかも薮がひどいためナタをふるって道を切り開きながら登り、山頂近くでは壮絶な藪漕ぎをしたと書いてある。全く当てにならない難易度だ。

この後は新穂山へ行くのはもう不可能だと諦めていたが、のちにネット検索して新しいルートができていることを知り、翌年5月の無雪期に岐阜側に新しくできた林道を使ってあっけなく到達できた。
【参考URL】
http://rk77273.web.fc2.com/sinpoyama.html

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