常念岳東尾根（冬季ゲートから往復）しんどいけど絶景

2024年01月27日(土) [日帰り]

• GPS: 12:15
• 距離: 22.1km
• 登り: 2,167m
• 下り: 2,168m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:01
• 休憩: 0:14
• 合計: 12:15

3:36 須砂渡ゲート
10:20 10:27 前常念岳
11:12 11:12 三股への分岐点
11:22 11:27 常念岳
11:29 11:30 三股への分岐点
12:04 12:05 前常念岳
15:51 須砂渡ゲート

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

〇冬季ゲート前の駐車スペース　10台程度
　前日21:30到着時1台のみ。3:40出発時10台ほど。

コース状況／危険箇所等

序盤から中盤にかけて笹薮地獄がありました。ヘッドランプ頼りの笹薮通過は前方が見づらく意外と厄介でした。
危険箇所は特にありませんが、前常念直下の岩峰群をトラバースするところでは滑落に注意する必要があります。また、ところどころ風の通り道があります。

写真

1/27 3:37

冬季ゲートから出発。

1/27 4:16

林道途中にあるこの標識から鉄塔巡視路へ。

1/27 4:27

鉄塔を通過。

1/27 6:05

笹薮地獄。足元がよく見えず、ずり落ち多発。

1/27 6:06

夜明けです。

1/27 6:55

富士山と甲斐駒、北岳が見えました。

1/27 7:20

所々急登ですが、トレースがあるおかげでまだましです。

1/27 7:25

木々の間から初めて山頂が見えました。

1/27 8:25

樹林帯終了！

1/27 8:28

展望が開けました。

1/27 8:39

1/27 8:42

いくつかピークがあるようです。

1/27 9:14

まずはこのピーク。

1/27 9:15

右から巻いていきます。

1/27 9:19

トラバース。滑ったら結構落ちそう。

1/27 9:39

突然の左股関節の激痛で一旦アイゼンを外していましたが、たまらずここで装着。

1/27 9:40

いざ、前常念へ。

1/27 9:55

岩と雪のミックス地帯。ここもトラバースします。

1/27 10:00

こんな感じ。段差が高く、股関節に激痛が走ります…。

1/27 10:13

写真ではわかりにくいですが、それなりの斜度があります。

1/27 10:13

山頂方面は風強そう。

1/27 10:17

急なトラバース。しっかりアイゼンを効かせて。

1/27 10:28

前常念に到着。

1/27 10:28

いざ山頂へ。

1/27 10:34

絶景の稜線ですが、風が強いです。

1/27 10:36

常念岳とシュカブラ

1/27 10:40

こんなところに分岐が。

1/27 10:43

ガスが出てきました。

1/27 10:46

もうちょいなのに遠い…。

1/27 11:10

山頂が見えました。雪煙美。

1/27 11:11

最後の登り。右からの風が強い！

1/27 11:19

常念岳に到着！何年ぶりかの2度目です。

1/27 11:21

撮っていただきました♪

1/27 11:22

穂高連峰

1/27 11:22

槍ヶ岳方面

1/27 11:22

槍ヶ岳をアップで。

1/27 11:22

大天井岳方面

1/27 11:23

蝶ヶ岳方面

1/27 11:27

寒くて長居できないので、下山します。

1/27 11:52

前常念からの下りの急なトラバース。

1/27 15:13

林道まで下りてきました。長かった…。

1/27 15:52

無事下山しました。

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

dokoiko

前から行きたかった冬季限定ルートから常念岳に登ってきました。
登山に行く時いつも気になるのが駐車場問題。ここも冬季ゲート前の僅かなスペースしかないとのことで、金曜日の仕事終わりに愛車をぶっ飛ばし現地へ。21:30に到着しましたが、先客は1台だけでした。車中泊はとても寒かったですが、それなりに睡眠でき、3時前に目覚めた際には駐車スペースはほぼいっぱいでした。
先月登った仙丈ヶ岳地蔵尾根もとにかく長いルートでしたが、こちらもいい勝負。特に登りは暗闇の中の笹薮地帯の通行がいやらしかったです。先行の方のおかげでトレースはバッチリでしたが、ずり落ちることが多かったため、標高2,000m前からアイゼンを装着。これが失敗だったのか、途中から左足を一歩上げる度に左股関節に激痛が。たまらずアイゼンを外し、前常念手前のピークまでツボ足で行きましたが、さすがに滑落の危険があるため、再装着しました。この岩峰群のトラバースを除けば、それほど危険箇所は多くない体力勝負のルートだと思います。
稜線に出てからは風の通り道では強風が吹きすさび、頬っぺたが凍傷気味になりました。山頂も風が強く長居できませんでしたが、穂高連峰や槍ヶ岳などの絶景を楽しめました。