大室山・加入道山・畦ヶ丸
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- GPS
- --:--
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,679m
- 下り
- 1,507m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西丹沢自然教室ー小田急新松田駅 (富士急バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
神ノ川キャンプ場(鐘撞山北東尾根取付部)から大室山までは破線ルートです 神ノ川入口07:41−鐘憧山北東側尾根登山口08:16ー鐘憧山頂09:15−大室山頂10:35ー加入道山頂11:36ー畦ヶ丸山頂13:08ー西丹沢自然教室14:27 |
写真
感想
今回は週後半からの自分の体の風邪引きが回復してきていた体を少しいたわり、若干軽めのメニューにさせて頂きました。それでも既踏ルート未踏ルート織り交ぜていて、大室山・加入道山・畦ヶ丸などの初登頂も果たす事ができました。
橋本駅前を早朝に出発するバスは、自分の地元の最寄駅を始発に乗って出れば十分余裕があるので、朝はゆっくりする事ができました。乗り込んだバスが橋本駅を出始めたあたりでは、自分はすぐに寝落ちてしまったのですが、三ヶ木到着のアナウンスが聞こえた頃には山登り目的やトレラン目的の方々も割と散見される程度に乗り合わせていて、いつの間に・・・? とか、寝ぼけながら降りる手続きであたふた先が思いやられる思いをしたりなども、、。道志方面に乗り継いだ後は、焼山登山口や西野々、平丸で下車する人がほとんどで、自分だけが神ノ川入口で下車しました。さあ、目もだいぶ覚めてきたので軽く体をほぐし、本腰を入れて歩き出しバス停を後にします。
先ずはすぐには山道は始まらないので、県道76号線を神ノ川ヒュッテ方面(そこまで歩くなら結構ありますが)へ向けて歩きます。約2.5kmほど歩くと神ノ川キャンプ場がみえてくるので、敷地内へ続く道路を入ってゆくと、川に橋が掛けてあるのが目に入ってきます。それを渡って向こう岸へ行くと、登山口をしるしてある標識に気がつきます。ゲイターをはめトレイルに踏み入ります。笹がトレイルの側の垂れかかっていますが、肝心の足元はそこそこ踏まれている様子。勾配はゆるい目に始まっているのでどんどん歩きます。歩き出すと自分の左に流れているはずの神ノ川の気配は徐々に感じられなくなり、尾根を少し川側に外した巻き道が続くようになります。それでも要所々々に勾配のついた部分が現れ始め、そのように標高を上げていった末に900mと記された鐘憧山のサインが現れます。ゼリードリンクをひとつ飲んで5分ほど休憩します。そうしているうちに山頂東側のトレイルからトレイルランナーの方々が上がってきて挨拶を交わします。神ノ川を周回するルートを行かれるそうです。西丹沢自然教室にたどり着く旨を話し自分もまた縦走を再開します。
鐘憧山から神ノ川ヒュッテ分岐までは何度か通った事のあるルートです。きつさをよく承知していたつもりだったので少しだけうんざりしながら臨むのですが、さすがはこのところの毎週山行、足取りは比較的軽く、ずっとこのコンディションを維持していたいなあと思いました。そして神ノ川ヒュッテ分岐でも足を止めず、なんとか大室山まで歩き通します。下から持って上がってきたコカコーラ500mlを半分ほど飲んだののうまいことうまいこと。忘れずによかったです。このあたりまでくると西丹や道志からきたと思しきハイカーの方々もよく見受けられます。今回も少し下調べが足らなかったというか、オーバー1500mは大室だけだったんですね。それでも気持ちのいいトレイルだし木々の間から時折見える景色はそこそこ高度感あるし、檜・犬越路くらいしか知らなかった自分にとっては西丹再発見って感じでしたネ。そのようにして破風口、前大室を経て加入道山頂へたどり着きます。
加入道山頂は避難小屋が設けられています。甲相国境尾根を西進して平野へ出たい機会がある時などは、ここか菰釣の避難小屋を有効に利用したいと思いました。ここより進行方向は南進して白石峠に向かいます。白石峠からは南西方向、モロクボ沢ノ頭方面へ向かいます。白石峠ーモロクボ沢ノ頭間は今回のルート中いちばんひっそりとした、味のあるルートであるように感じられました。そしてここも東海自然歩道ですね。アップダウンも適度にあります。水晶沢ノ頭、シャガクチ丸、バン木ノ頭を過ぎて、モロクボ沢ノ頭で再び小休止、小腹が空いてきたので持参のスニッカーズをかじりつつ歩行再開し、ほどなくして畦ヶ丸避難小屋前の分岐に出ます。その勢いのまま畦ヶ丸山頂へ。今ルート中いちばん緑と日差しを鮮やかに感じた時間帯だったかもしれません。しばらくそれを満喫し、小走りで西丹沢自然教室へ向かいます。登りつつあるグループも下山過程にあるグループもここでは割とみられるようになります。トレイルは沢を並走するようになり、西沢のトレッキングへ移行するようになります。つい下山の小気味よいテンポに乗っかってしまいましたが、次にきた時は本棚なども巡りたいと思いました。幾度となく掛けられた橋を用いたりして水の流れを横切り、ついに西丹沢自然教室にたどり着く事ができました。バスを待つ人々は多くいましたが、増便等も手配されてそれほど滞りはない様子でした。終始ほぼ天気のよいまま西丹沢の新緑を満喫する事のできた一日でした。
・・・以上でした。
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