Clouds Rest

2024年01月27日(土) 〜 2024年01月28日(日)

• GPS: 17:43
• 距離: 32.6km
• 登り: 2,025m
• 下り: 2,025m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:17
• 休憩: 0:19
• 合計: 6:36

9:26 スタート地点
9:38 9:38 ハッピー・アイル・ブリッジ
10:05 10:12 ミスト・トレイル始点
12:02 12:14 ミスト・トレイル終点
16:02 宿泊地

2日目

• 山行: 10:55
• 休憩: 0:13
• 合計: 11:08

5:23 宿泊地
14:09 14:11 ミスト・トレイル終点
14:17 14:17 ネバダ滝
15:39 15:43 ミスト・トレイル始点
16:11 16:13 ハッピー・アイル・ブリッジ
16:25 16:30 ハッピー・アイル・トレイルヘッド
16:31 ゴール地点

天候

曇りのちカリフォルニアンブルー

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

Village の Post office の隣に登山関係の詰所があるみたい (レンジャーさんがいるところ) だが、8時だか9時だかまで開かないので、土産物ショップの近くの広場にある登山届ポストを使う。

その他周辺情報

140号、120号ともにタイヤ規制等なし。120号は展望よし、140号は谷沿いの道でこれもまたツーリングとしてもよし。

写真

1/27 7:37

レンジャーにお金を払うところ

1/27 8:34

登山届ポスト。アメリカンな色に輝くバインダーが備えてあるが、ペラペラすぎて書き物には向いていない。

1/27 9:25

登山口駐車場の背景がいきなりすごい

1/28 2:43

マイルとキロメートル両方書いてあってとても親切。でもこの親切はここまでで、基本はマイル表記。

1/28 2:49

壁沿いの立派な登山道をいくと、すぐに巨大な壁が見える。

1/28 3:50

Broderick と Liberty cap

1/28 4:09

Vernal Fall. 滝の脇に手すりがみえる。これがサイズを物語る。増水する季節には手すりのあるあたりまで流れが来るのだとか。

1/28 4:36

Vernal Fall 方面へと降り、Silver apron を渡る。このあたりにくるとだんだん人が少なくなり、まだ雑木林なのも手伝ってトレースを見失いやすい。

1/27 11:48

Nevada Fall. ここを超えると Little Yosemite valley になり、観光客の領域から登山の領域へ。

1/28 5:25

Liberty cap は南面からみるとたしかに cap っぽい

1/28 6:30

南岸低気圧のあとの高尾山のような里山感のあるトレイルが続き飽きてくるが、よく見ると木の大きさがアメリカン。ここまではすれ違う人もおり、話すと山頂まで行ったパーティーはいないようだった。どれも日帰り狙いで時間切れらしい。

1/27 14:36

Half Dome がよく見える場所まできました。この辺からスノーシュートレースになるが、もうすこしツボで行く。

1/28 8:21

流水があると当て込んできたけど、水が浅すぎてなかなかきれいな水が取れない。プラチパスが土臭くなってしまったので悲しい。素直に雪を沸かして水を作ります。

1/28 10:29

設営も終わり、雪を沸かしているあいだに散歩して Half dome が暮れ行くさまを見に戻る。

1/27 17:42

今晩のキッチン。雪を煮沸してつかってましたが、だんだん馬鹿らしくなってきて綺麗そうなところだけ融かして使うように。こういう手抜きで寿命が縮む。

1/28 4:46

今晩の宿。イグルー泊がしたかったが、ろくに雪もないしあったかいしツェルト泊で。
湿気たツェルトが垂れてきて寝袋に当たって急に冷えてびびったけど、暑すぎて対策後は問題にならなかった。セーフ！

1/29 0:02

ヘッデンスタートで森の中を延々歩く。昨日から夜にかけては曇りだったが、起きたら星の下。木がバカでかくて星空は綺麗ではなかった。ひたすら歩いて日の出までに高度を稼ぎたい。

1/29 0:07

前日は積雪は浅いくせに水寄りのシャーベットになってて歩きづらくてモチベーションが出なかったので、そんなんで急登を登りたくない。放射冷却で雪面が固いうちに最初の急登だけでも突破したい。写真は緩んでいてがっつり踏み抜いているところ。

1/29 0:24

日が出た。いい天気になりそうだ。

1/28 7:26

ディスイズジャパニーズスノーシュー、ワカン、アンドビッグマツボックリ

1/29 0:30

Clouds Rest 南西陵の無名壁。木も岩もでかくて写真ではスケールがわかりにくい。

1/29 0:45

プラトーに出た。ヨセミテ渓谷はまだ影の中。

1/28 8:33

まだまだ林の中。

1/29 2:09

The valley。とんでもない高度感

1/28 9:09

ラストスパート。怖い

1/28 9:17

Merced の方角、 Sierra Nevada の奥地

1/29 2:17

お城みたいな岩

1/28 9:25

12本爪に履き替えて登る。雪が柔らかくて怖い。

1/29 2:31

柔らかい雪と直下の崖にビビりすぎて取るべきルートから外れて岩に抱き着く。手前左が Quarter domes で、その奥が説明不要な Half Dome, その向こうが Glacier point, そして Cathdral rocks。向かいの手前は Washington column と North dome, その奥が Three eagle peak brothers. さらに奥がかの有名な El Capitan だけど、この角度からはよくわからない。

1/29 2:32

花崗岩質の岩肌。ここを心の山頂とする。

1/29 2:34

でっかい結晶が登山でにぎわう山のすぐそこに！

1/29 4:27

1/28 11:44

帰宅！モンベルのツェルトが海外遠征で輝いている。撤収。

1/29 6:24

早くも名残惜しくなった岩肌

1/29 7:17

Nevada fall。調子に乗って水を飲んでたら落ちて寒い

1/28 14:19

観光地に帰ってきたので、肩車の親子連れとかいる。

1/29 7:31

まるでドローン空撮みたいな高度感

1/29 7:31

こっちのルートは冬季閉鎖だけどスニーカーのティーンズガールとかいる。アメリカのルール感覚わからんけどまあいいか。普通にアイゼンつけるか迷ったけど、アックスを握りしめて突破。

撮影機器：

RICOH GR III リコー

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

装備

個人装備

冬山お気に入り装備一式 (山スキー系以外) とツェルト 寝袋 (イスカ450X) ワカン 敷物 バーナーなど

感想

ioriveur

ヨセミテ渓谷の Clouds Rest へ一泊の登山。夏道の一般登山道は道路が冬季閉鎖のため使えず、渓谷からの長いアプローチになる。最後の急登手前で筋肉がバカ痛くなり、しかも気温が高すぎて雪も柔らかく、山頂直下の崖をみたらモチベーションがなくなって心の山頂アタックでお茶を濁す。わずかながら本物の山頂ではなく、いまさら心残りになって残念だが、せっかくなのでヤマレコ公開とする。