一古沢よりデン笠&矢平山を経て梁川駅


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,009m
- 下り
- 993m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:JR梁川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一古沢より金山峠まで、道標を全面的に頼りにして歩く人には全くお勧めできません。 手元の2013年山と高原地図には新大地峠まで実線で載っていますが、 一古沢・金山峠間は実線ルートとしては手強い道です。 ちなみに2006年版では破線すらついていません。 なお、一古沢側は登山口が示されておらず、取り付きを探すのに時間を要しました。 登り始めてからも藪っぽかったり踏み跡が薄かったり作業道も多く、 取り付きから金山峠まで4回、道探しに時間を費やしました。 金山峠から先は道標も出てくる普通の道です。 寺下峠からの下りは前半は安全に歩くことができる道ですが、 途中でザレ気味の斜面をジグザグに下りる道となります。 以前に歩いた時よりも道幅は広げられ、トラロープも短い間隔で固定され、 安心して歩けるようになったように感じます。 |
写真
画面が傾いてしまいましたが、雰囲気が気に入ったので載せました。うっとりするような集落です。
コンパクトカメラを使用すると、よくこの手の失敗をやらかします。
感想
新大地峠に連なる尾根筋を歩いていないナという単純な動機で、今回の山行を計画しました。
動機は単純ですが、道さがしでちょっと苦労しました。
ついでに蜘蛛の巣もそこそこあります。
この日は山中で1組のハイカーしか会いませんでした。(新大地峠付近)
上野原から無生野行きのバスに乗り、一古沢BSで下車。
一古沢BSでのびのびとした風景に感激したのもつかの間、取り付きを探すのに一苦労しました。
実はBS付近で農作業をしていた男性に話しかけたところ、アドバイスされたのが
「あそこの神社(お稲荷さん)の扉を通り、道なりに歩き、鉄塔を目指す。」というもの。
結論からいうと、アドバイスのとおりです。
取り付きがどこかなどと考えず、林道を道なりに歩いたら、あとは送電線付近から
踏み跡にエイヤっと入り、鉄塔(都留線161号)を目指せばヨイのです。
本当はメインになる取り付きがあるはずですが。。。
取り付きを探すだけで40分以上のロスです(笑)
その後、怪しい踏み跡に時々疑いを持ったりしながら順調に桜井峠へ。
桜井峠に着いたら横長の鉄扉が設置されていましたが、これが開けられない。。。
周辺の様子からしてここを通過するしかなさそうなので、仕方なくこれを乗り越えました。
藪っぽい道を上に上がると、その先は道とも何とも判断しかねる草ボウボウな道。
そのまま歩くとボウボウ度がアップ。
これは果たして道なのか?という疑いが強くなります。
基本として尾根を辿るようなので、進行方向右側の一段高い場所に上がって道を探すも、ケモノ臭と鹿糞ばかりで、これぞという道が見当たりません。
奥まったところに道らしきものがあって、これも少し行くとヤブっぽくなるので諦めましたが、どうやらこの道が正解だったようです。
それにも気づかず、もう一度フェンス沿いの草ボウボウを掻き分け、余計な時間を費やしました。
結局先ほどの「奥まった道」と合流したような道に出て、いい調子で歩き始めたところ、気付いたら尾根の北側を巻いていました。
その巻道は、ピークから下りてくる道らしき踏み跡と交差しています。
ここは慎重に行かなきゃなーと思い軌道修正。
ピークに向かって柔らかくて急な斜面を登ったら、しっかりした踏み跡が現れました。
正しい道はおそらくピークの南寄りについていると思われます。
とにかく本道復帰。
ストックで蜘蛛の巣を壊しながら金比羅山に到着。
おにぎり休憩した後は順調に、デン笠を通り、金山峠に到着しました。
金山峠から先は道標が建っている分かりやすい道です。
ゆるゆると尾根道を登るうちに林道を横断。まもなく大丸の南側に出ますが、大丸には寄らず矢平山方面へ。
葉が茂って遠くの景色はあまり楽しめませんが、矢平山の先にある急坂では三ツ峠や秋山・道志の山がちょっと見えます。
ヤマツツジが緑に色を添えているのも、このルートでは貴重な景色で嬉しいです。
道はほ矢平山2つ手前のピークと、丸ツヅク山は道標もなく、どちらに下りたものか一瞬悩みました。
そういえば道標は見当たらなかったな。
寺下峠から梁川に下りる道は一度下ったことがあり、道幅が狭くて一部ザレ気味だったのが記憶にあったので今回は秋山方面に下りたかったのですが、無生野からのバスには間に合わないので梁川に下りました。
でも、以前に通ったよりも道の状態は良くなっていたので、注意しながらでも安全に歩くことが出来ました。
整備して下さった方たちに感謝。
おかげで、矢平山をもう一度拝むことが出来ました。
この峠道から眺める矢平山は、緑の海(山?)ボウズみたいで可愛らしい姿です。
今回は道探しが多く、自分のレベルには危なっかしい部分もある山行でした。
でも刺激的。また歩いてみたいです。
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