木ノ又小屋でほっこり
- GPS
- 06:07
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,668m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:02
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
●PERFECT DAYS
毎週のように山に行っていると、ちょっとした不便を改善しようと新しいギアやウェアをつい買ってしまう。モノは増えて今日は何をどういう組み合わせて使うか?問題は複雑化する。
使わなくなってしまった服やモノたち。でも引っ張り出して使ってみると、まだ使えるだけでなく絶妙によかったりすることがある。もちろんちょっと重かったり、嵩張ったりすることもある。
でも、それがけっこうカッコよかったりすることもある。逆にデザインはダサいけど最新のものより、ちょうどよく馴染んでいるようなこともある。
役所広司扮する映画『PERFECT DAYS』の主人公・平山の生きる世界はシンプルに見える。カセットテープで音楽を聞き、モノクロフィルムで写真を撮り、古本屋で買った文庫本を読んでいる。店主がその本や作家のよさを一言『◯◯はもっと評価されていい作家だ』とか言ってくれる。そんなお店が近くにあったら通ってみたい。
ヒトとヒトとの関係、モノとヒトとの関係が単なる消費ではなく人間的な関係として描かれている。行きつけの飲み屋、行きつけの銭湯。。。
初めこの映画は80年代くらいなのかな?と思ってしまったけど、大谷翔平の広告写真に現代であると気づいた。
今日は三ノ塔の休憩所でランチしようと思ったが、コンロを忘れてしまい木ノ又小屋でお湯を用意してもらった。電気も水道もない小さい小屋だが、入った瞬間にほっこりする自分がいた。
山の準備はPERFECTでなかったけれど、そのことでいつもは素通りする小屋に入り、何気ない会話を楽しんだ。愛着のあるザックとウェアに身を包み、山から見る富士山は、平山が通う銭湯の絵のように美しかった。木漏れ日や自然のゆらぎのなかで、ちょっとした季節の変化を感じることができた。
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