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Yamareco

記録ID: 644073
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

藤原岳(聖宝寺道〜大貝戸道)

2015年05月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:09
距離
7.9km
登り
1,059m
下り
1,055m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:11
休憩
0:53
合計
5:04
10:15
10:16
10
10:26
10:26
20
10:46
10:47
14
11:01
11:43
15
11:58
11:58
19
12:17
12:18
11
12:29
12:29
28
12:57
12:58
37
13:35
13:41
11
13:52
観光駐車場
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路は聖宝寺,復路は大貝戸のため,その中間の西藤原小学校前観光駐車場に車を停めました。国道306号本郷南口交差点を西に入り,突きあたりを左折して西藤原小学校を目指すとスムースです。小学校の対面に駐車場の入り口があり,駐車料金は300円でした。入り口近くの小屋にいらっしゃる係の方に料金を払いましたが,不在の場合は料金箱に料金を入れるシステムのようです。
コース状況/
危険箇所等
聖宝寺道よりも大貝戸道の方がよく踏まれており,登山道は安定しています。とは言え,聖宝寺道も特別に危険な場所はありません。いずれも道標はしっかりしています。
小さいお子さん連れなら大貝戸道の方が安心と思います。
その他周辺情報 下山後は車で10分ほどの場所にある「阿下喜(あげき)温泉 あじさいの里」というところで疲れを癒しました。大人500円でした。モンベルのフレンドショップということで,モンベルの会員証があればタオルをもらえるそうです。
自宅から新名神を経て四日市ICで高速を降り駐車場に着きました。今回は西藤原小学校の向かいにある観光駐車場に停めます。駐車料金は300円,入り口のプレハブ小屋にいらっしゃる係の方に料金を払います。
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自宅から新名神を経て四日市ICで高速を降り駐車場に着きました。今回は西藤原小学校の向かいにある観光駐車場に停めます。駐車料金は300円,入り口のプレハブ小屋にいらっしゃる係の方に料金を払います。
駐車場より藤原岳を背景にした西藤原小学校。
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駐車場より藤原岳を背景にした西藤原小学校。
駐車場にはトイレもありました。
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駐車場にはトイレもありました。
小学校前にあった駐車場の案内板です。小学校のすぐ前は先生のための駐車場みたいなので,先生じゃない私は奥に行きました。
小学校前にあった駐車場の案内板です。小学校のすぐ前は先生のための駐車場みたいなので,先生じゃない私は奥に行きました。
駐車場を出ると小学校のフェンスには親切にも登山口の案内があります。私はここで右に進んで,聖宝寺を目指します。
駐車場を出ると小学校のフェンスには親切にも登山口の案内があります。私はここで右に進んで,聖宝寺を目指します。
聖宝寺の下にも有料の駐車場がありました。料金は同じ300円だそうです。
聖宝寺の下にも有料の駐車場がありました。料金は同じ300円だそうです。
聖宝寺の前に「鳴谷神社」があり,まずはこちらにお参りします。
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聖宝寺の前に「鳴谷神社」があり,まずはこちらにお参りします。
神社にお参りした後は,聖宝寺に向かいます。「一は万物の始まり」。藤原岳に続く千里の道も一歩から。
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神社にお参りした後は,聖宝寺に向かいます。「一は万物の始まり」。藤原岳に続く千里の道も一歩から。
聖宝寺周辺の案内板です。
聖宝寺周辺の案内板です。
案内板のそばには養鱒場があります。綺麗な水!大きな鱒!!
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案内板のそばには養鱒場があります。綺麗な水!大きな鱒!!
ここで温泉の案内板を発見。阿下喜温泉。よし,下山後はここに行こう!
ここで温泉の案内板を発見。阿下喜温泉。よし,下山後はここに行こう!
聖宝寺にもお手洗いがありました。
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聖宝寺にもお手洗いがありました。
登山道はこの「車両進入禁止」の道です。
登山道はこの「車両進入禁止」の道です。
さあ,登り始めます!
さあ,登り始めます!
舗装道路が終わってしばらくすると登山届を提出するポストがありました。私の登山計画書もこちらへポン。
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舗装道路が終わってしばらくすると登山届を提出するポストがありました。私の登山計画書もこちらへポン。
まずはじめに堰堤を乗り越えます。
まずはじめに堰堤を乗り越えます。
砂防ダムを乗り越えると滝が見えます。
聖宝寺道は谷筋を上がりますが,谷に水があったのは結果的にこのあたりだけでした。
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砂防ダムを乗り越えると滝が見えます。
聖宝寺道は谷筋を上がりますが,谷に水があったのは結果的にこのあたりだけでした。
二合目。あれっ,一合目の案内表示板は見なかったなぁ。
二合目。あれっ,一合目の案内表示板は見なかったなぁ。
登山道は谷の右岸を上がります。今日は曇りで気温も上がっていませんが,この登り始めで早くも汗がダラダラ。
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登山道は谷の右岸を上がります。今日は曇りで気温も上がっていませんが,この登り始めで早くも汗がダラダラ。
登山道は右岸の尾根から谷に降ります。ここからしばらく谷底を歩きますが,早くも水がありません。
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登山道は右岸の尾根から谷に降ります。ここからしばらく谷底を歩きますが,早くも水がありません。
そのまま谷を上がっては行き詰ってしまいます。このケルンの場所で左岸の尾根に取り付きます。ケルンを見逃して谷を上がらないよう,倒木で谷が塞がれていました。
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そのまま谷を上がっては行き詰ってしまいます。このケルンの場所で左岸の尾根に取り付きます。ケルンを見逃して谷を上がらないよう,倒木で谷が塞がれていました。
谷から離れて尾根を登り始めます。尾根の上まで標高差200m。
谷から離れて尾根を登り始めます。尾根の上まで標高差200m。
四合目。
五合目。3合目から5合目までやたらテンポよく案内板が出現します。
五合目。3合目から5合目までやたらテンポよく案内板が出現します。
尾根に上がると植生が針葉樹から広葉樹に変わります。六合目付近は少し開けていて休憩好適地です。標高は650m付近。
尾根に上がると植生が針葉樹から広葉樹に変わります。六合目付近は少し開けていて休憩好適地です。標高は650m付近。
「注意 この先ガレ場」とありますが,斜度はそれほどでもなく...
「注意 この先ガレ場」とありますが,斜度はそれほどでもなく...
ガレ具合も大したことなかったため,特に問題なく通過できました。
ガレ具合も大したことなかったため,特に問題なく通過できました。
そして八合目,聖宝寺道と大貝戸道との合流地点です。
そして八合目,聖宝寺道と大貝戸道との合流地点です。
八合目を過ぎるとこの山のハイライト!足元を見れば小さな花が,そして遠くを見ればこの展望。
八合目を過ぎるとこの山のハイライト!足元を見れば小さな花が,そして遠くを見ればこの展望。
こういう森が好きなんです。
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こういう森が好きなんです。
主稜線に出て,藤原山荘に到着です!ここでは多くの方が休憩されていました。
主稜線に出て,藤原山荘に到着です!ここでは多くの方が休憩されていました。
なんと,お手洗いもあります。ここから奥に見える藤原岳の展望台に向かいます。
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なんと,お手洗いもあります。ここから奥に見える藤原岳の展望台に向かいます。
毎度おなじみ,マムシグサ。通称スネオソウです。今日のはSSサイズですね。
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毎度おなじみ,マムシグサ。通称スネオソウです。今日のはSSサイズですね。
高原の奥には伊勢湾まで見えています!積雪期もきれいなんだろうなぁ。
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高原の奥には伊勢湾まで見えています!積雪期もきれいなんだろうなぁ。
というわけで展望台に到着です。標高は1140mくらいですかね。
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というわけで展望台に到着です。標高は1140mくらいですかね。
こちらは南側,御在所岳方面です。やっほー。
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こちらは南側,御在所岳方面です。やっほー。
南西方向。こないだ登った綿向山はどれかな?
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南西方向。こないだ登った綿向山はどれかな?
北西,天狗岩と御池岳方面。
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北西,天狗岩と御池岳方面。
さほど広くない展望台周辺ですが,多くの方がお昼の休憩をしていらっしゃいます。私もここでおにぎりとお味噌汁をイタダキマス。
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さほど広くない展望台周辺ですが,多くの方がお昼の休憩をしていらっしゃいます。私もここでおにぎりとお味噌汁をイタダキマス。
さて,帰りはゆっくり花を愛でながら降りることにしましょうか。
さて,帰りはゆっくり花を愛でながら降りることにしましょうか。
これ,何の植物かよく知らないのですが,葉が赤やオレンジで綺麗でした。
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これ,何の植物かよく知らないのですが,葉が赤やオレンジで綺麗でした。
四日市方面がよく見渡せます。黄金色の水田が見えますが,そう言えば下は麦畑が多かったなぁ。
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四日市方面がよく見渡せます。黄金色の水田が見えますが,そう言えば下は麦畑が多かったなぁ。
九合目から八合目の間は小さな花がたくさん咲いています。
九合目から八合目の間は小さな花がたくさん咲いています。
早歩きで下山して,気づかずに降りてしまうのはもったいない!
早歩きで下山して,気づかずに降りてしまうのはもったいない!
谷はこのように植物が残っていません。おそらく崩れやすい性質なのでしょう。倒木も多く見られました。
谷はこのように植物が残っていません。おそらく崩れやすい性質なのでしょう。倒木も多く見られました。
八合目。ここから大貝戸道を下ります。
八合目。ここから大貝戸道を下ります。
八合目にあった案内表示板。
「なだれを避けるためには... なだれのおこりやすい場所へは立ち入らない」。そりゃそうだ!
八合目にあった案内表示板。
「なだれを避けるためには... なだれのおこりやすい場所へは立ち入らない」。そりゃそうだ!
八合目から下はまた針葉樹林が多くなります。
八合目から下はまた針葉樹林が多くなります。
七合目を過ぎたあとで突然道がふたつに分かれていました。道標もなし。一方は画面上の谷に向かい,もう一方は左下の尾根に向かいます。とりあえず先行者に続いて左に進みますが...,
七合目を過ぎたあとで突然道がふたつに分かれていました。道標もなし。一方は画面上の谷に向かい,もう一方は左下の尾根に向かいます。とりあえず先行者に続いて左に進みますが...,
結局,ふたつの登山道はまた一つに戻りました。どっちを通っても正解でしたね。この写真は合流地点を振り返ったところ。
結局,ふたつの登山道はまた一つに戻りました。どっちを通っても正解でしたね。この写真は合流地点を振り返ったところ。
どんどん下ります。
どんどん下ります。
しかしこの大貝戸道は地形図で現在位置が特定しずらいですなぁ。ここは標高470mくらい???
しかしこの大貝戸道は地形図で現在位置が特定しずらいですなぁ。ここは標高470mくらい???
やっぱり登りは聖宝寺道で正解だったと思います。この道を登りで使うのは疲れそう。
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やっぱり登りは聖宝寺道で正解だったと思います。この道を登りで使うのは疲れそう。
このあたりになると右に見える谷も近づいてきます。あと少し!
このあたりになると右に見える谷も近づいてきます。あと少し!
神武神社。ここでもお参り。無事に降りてこられてありがとうございました。
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神武神社。ここでもお参り。無事に降りてこられてありがとうございました。
はいっ,登山口に着きました!
はいっ,登山口に着きました!
大貝戸休憩所には洗い場がありました!
こちらで登山靴とポールを洗わせてもらいました。助かります。
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大貝戸休憩所には洗い場がありました!
こちらで登山靴とポールを洗わせてもらいました。助かります。
大貝戸という集落は花が多く綺麗な場所です。きっと住民の方の努力の賜物です。地元の方に敬意を表してパチリ。素敵な山行をありがとうございました。
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大貝戸という集落は花が多く綺麗な場所です。きっと住民の方の努力の賜物です。地元の方に敬意を表してパチリ。素敵な山行をありがとうございました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

東名阪自動車道の四日市ICを降りて国道を北上すると左前方に斜面を削り取られた山が見えてきます。それが藤原岳。カーナビの指示通り三重県道614号に入りますが,細い生活道路でした。ここは国道306号で本郷南口交差点まで上がるのが正解だったようです。西藤原小学校を目指して行けば,駐車場はすぐにわかりました。

今日も私のセオリー通り谷筋を登って尾根道を下るルートを選択します。聖宝寺道は裏登山道というだけあって,こちらのルートを選択する方は少ない模様。7合目まで全く誰とも会わずに静かな登りになりました。
この山の特徴はとにかく谷にあると思いました。水が流れていないこと,それから谷の崩れ方が早いこと。谷に茂る植物が少なく倒木が多いため,荒々しい雰囲気になります。
八合目より上はさすが花の名山。様々な植物が登山者を楽しませてくれます。残念なの私が植物の名前に明るくないこと。もっと花の名前や性質に詳しければより豊かな山行となるに違いありません。
藤原岳展望台はさほど広くはないものの景色は素晴らしく,さすが人気の山です。

ところで今日はずいぶん多くの毛虫(Sサイズ)に遭遇しました。樹木から細い糸を使ってぶら下がっているため,登山道を歩いていると気づけば目の前にいたりします。ザックや服に付けてお持ち帰りになったところで,お土産としてはあまり喜ばれない部類のものになりますので,今の季節どうぞお気をつけ下さいませ。

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