厳冬期 丹沢表尾根縦走

2024年02月10日(土) [日帰り]

• GPS: 10:09
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,581m
• 下り: 1,592m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:52
• 休憩: 1:13
• 合計: 10:05

距離 17.9km 登り 1,581m 下り 1,607m

8:03 蓑毛
8:09 柏木林道
8:20 8:25 春嶽湧水
8:32 西ノ沢
9:08 9:12 ヤビツ峠
9:33 富士見橋
9:38 表尾根登山口
9:44 9:50 菩提峠
10:43 10:47 日本武尊の足跡
10:55 大音沢ノ頭
11:07 11:11 二ノ塔
11:29 11:37 三ノ塔
11:45 11:46 三ノ塔地蔵菩薩
12:13 烏尾山荘
12:22 烏尾山
12:50 12:57 行者ヶ岳
13:09 13:10 行者の鎖場
13:20 13:22 政次郎ノ頭
13:37 書策新道分岐
13:52 新大日茶屋跡
13:57 13:59 新大日
14:20 14:22 木ノ又小屋
14:26 14:27 木ノ又大日
15:03 15:10 塔ノ岳
15:17 15:21 尊仏山荘
15:32 15:41 塔ノ岳
15:58 金冷シ
16:06 花立ノ頭
16:16 16:19 花立山荘
16:38 天神尾根分岐
16:53 16:56 堀山の家
17:06 17:07 堀山
17:17 駒止茶屋
17:29 17:30 一本松
17:38 17:39 見晴茶屋
17:42 雑事場ノ平
17:52 17:53 観音茶屋
17:59 丹沢ベース
18:05 表丹沢
18:10 大倉山の家
18:13 ゴール地点

天候

晴れたり曇ったり、夏の空のような天候でした

アクセス

秦野駅07:44→蓑毛バス停07:59 神奈中バス
⚠️大雪の影響でヤビツ峠～蓑毛間が運休しています。知らなかったので余計に1時間ほど歩くことになりました。神奈中バスのHPを要確認。

丹沢フリーパスを使用。
・新宿⇔本厚木～渋沢間の往復乗車券
・本厚木～渋沢間乗り放題
・同区間の神奈中バス乗り放題（ex.渋沢大倉間、秦野ヤビツ峠間）
これで1,560円と破格のお値段。

コース状況／危険箇所等

●蓑毛～ヤビツ峠
途中まで傾斜のある林道。春嶽堰堤から登山道。
600mを超えるあたりから雪が出始め、650mを超える頃には一面雪。チェンスパは不要。

●ヤビツ峠～菩提峠
ヤビツ峠からの舗装区間は凍結している。今回はニノ塔直登ではなく、菩提峠から日本武尊足跡を経由するルートを取った。菩提峠側の登山口はあまり人が来ないのか残雪多め。

●菩提峠～二ノ塔
トレースはあるが、バランスを崩すと股下まで埋まる。鎖場は踏み抜きに注意。この区間から積雪が段違いに増え、大半が膝上まで。雪山に慣れていない場合、避けた方がいいかも。

●二ノ塔～鳥尾山
二ノ塔でチェンスパ着用。三ノ塔のトイレは凍結のため使用不可。鎖場はゆっくり降りれば問題ない。

●鳥尾山～政次郎の頭
鳥尾山のトイレは使用可能。行者ヶ岳直後の鎖場は表尾根で一番要注意。足場となる岩が凍結しているのか滑りに滑る。

●政次郎の頭～塔ノ岳
新大日の登りは踏み抜きやすいので注意。新大日から先の区間は積雪深が50cmほど。深いところで腰あたりまで。踏み抜きに注意。

以上、表尾根。
全体を通じて残雪が非常に多く、ワカンがあった方が良い。また、この区間を登るのは出会った限りでは自分しか居なかった。（すれ違いは多数）

●塔ノ岳～堀山の家
雪が多く階段が埋まっているのは花立山荘まで。花立山荘直下の階段はシャーベット状のため足元注意。それより下は雪の量がかなり減る。

●堀山の家～雑事場ノ平～大倉
鬼門。雪はほぼ無いが、雪解け水で登山道が泥濘でグッチョグチョ。勢いよく降っていると登山靴がそのままドボンということも。この泥濘は標高650mくらいまで続く。650mを切ると突如として泥濘が消えて乾燥した登山道に戻る。

以上、大倉尾根。
大倉尾根は花立山荘より上を除いて、もう殆ど雪が解けている。雪解け水による泥濘がこれでもかと続くので、対策が必要。

その他周辺情報

●温泉
はだの温泉　万葉の湯

写真

2/10 8:10

蓑毛バス停から少し歩くと林道へ

2/10 8:21

ここまでが辛かった（坂道が苦手）

2/10 8:23

ここから登山道

2/10 8:47

標高650mを超えるあたりで残雪出現

2/10 8:51

最初はこれだけでも

2/10 8:52

だんだん増えて…

2/10 8:58

標高700mを超えるとこんな感じに

2/10 9:05

ヤビツ峠レストハウス

2/10 9:37

今回はスルー

2/10 9:37

人が通らないせいか雪が増える

2/10 9:45

ここから入る

2/10 9:55

先行者のトレースを辿る

2/10 10:16

踏み抜くと膝上まで埋まる

2/10 10:43

日本武尊の足跡🐾
何が足跡なのか、雪に埋もれてて分からん

2/10 11:01

視界が開ける

2/10 11:06

二ノ塔。ツボ足状態。

2/10 11:36

三ノ塔

2/10 11:43

これから登る表尾根。中央奥には尊仏山荘がわずかに見える。遠いなぁ…

2/10 12:14

鳥尾山荘

2/10 12:52

行者岳

2/10 13:04

ここから問題の鎖場（行者の鎖場）

2/10 13:09

ここが要注意鎖場です

2/10 13:21

もう三ノ塔があんなに遠くに

2/10 13:36

その左には丹沢大山も見える

2/10 13:52

2/10 14:20

木ノ又小屋は雪かきに追われていた。

2/10 14:21

新大日〜塔ノ岳は雪が更に増える。

2/10 14:21

2/10 14:40

チェンスパだと難儀する

2/10 14:44

ラスボスの如く聳え立つ塔ノ岳

2/10 15:01

塔ノ岳に到着。真っ白。

2/10 15:03

丹沢主脈も真っ白

2/10 15:33

2/10 15:37

2/10 15:42

晴れてくれた

2/10 15:44

2/10 15:53

大倉尾根の山頂直下はこんな感じ

2/10 16:16

花立山荘。雪が多いのはここまで。

2/10 16:59

大倉尾根から登りで使用した表尾根を

2/10 18:07

下山。お疲れ様でした

撮影機器：

iPhone 14 Pro Apple

感想

haukka

いつも大倉尾根使ってて表尾根を経由したことがないため、表尾根経由丹沢山（いつも塔ノ岳止まりで主脈未踏）を計画。

朝、秦野駅のバス停に行くと路面凍結で蓑毛～ヤビツ峠間が運休とのこと。確認不足を悔やみつつも仕方ないので蓑毛から歩くことに。

表尾根は普段の階段地獄と違って楽しかったですが、残雪が多くてコースタイムを大幅にオーバー。塔ノ岳到着時点で15時、丹沢主脈は更に積雪多いとの話があり、撤退しました。

大倉尾根は花立山荘まで雪が多く、そこから先は少なめ。ただし、雪解け水の泥濘が酷かった。

今週後半は記録的異常高温が予想されているので、もはや雪国の山と化した丹沢表尾根を堪能したいなら、この三連休に行くべきです。

そして、またしても丹沢主脈に行けず。。
大倉尾根はもう飽きて、表尾根は二度目はいいかな…状態なので、丹沢山・蛭ヶ岳をどうやって回収するか困っています…