片品村:赤沢山付近探索
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 472m
- 下り
- 476m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:44
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
群馬県には「赤沢山」という山が3座あり、いずれも登山道のないヤブ山で
順次登ってみようと思っている。
ひとつは四万温泉の奥にありすでに登頂済みで、今日は片品村の赤沢山に挑戦。
今日は午前中勝負のため早朝出発。
片品川支流の車沢に沿う林道を登って行き、車沢第二ダムを過ぎると路肩が広くなっている広場のような場所があり、そこに駐車。5時半登山開始。
駐車場所付近の林道から尾根に向かって作業用ブル道が分岐してのびているので、地形図片手にまずこの道を登る。
作業道終点から尾根に取り付いて登って行く。笹ヤブはひざ丈くらいで歩きやすい。頑張って登ると鉄塔に出た。58のプレートがあるから58号鉄塔と勝手に呼んで、そこから送電線巡視路に入る。谷を隔てた向こうの鉄塔まで続いているはずで、谷を大きく回り込みながら15分ほどで着いた。こちらは59号鉄塔だ。
ここは北西側が開けていて、至仏山や武尊山などが良く見えた。
さて、ここから赤沢山までは直線距離で500mほど、標高差も150mほどで、再びヤブに突入する。さっきよりもヤブは濃いがそんなに急登でもなく苦にならない。適当に登って行き、だらんとした高まりに出るとそこが山頂だった。
赤沢山山頂は、三角点があるだけでブナやミズナラに囲まれた静かな場所だった。鳥の声しかしないがすることもないのでひと休みして山頂を後にした。
さて、このまま下山してもつまらないので地形図を見ると、ここから北東に稜線が延び、地形図には「1555」「1561」のピークが描かれている。
しかも赤沢山本体よりも高いのでちょっと気になった。標高差もそんなにないのでこの稜線を辿り、さっきの鉄塔番号から推測して57号鉄塔あたりに出て車沢に下ることをイメージした。
ところがこの稜線は所どころ木がなく開けている場所があり、そこのネマガリタケは背丈以上で猛烈なヤブとなっていた。手でかき分けても反動が強く体力を消耗する。
やっと着いた1555m峰には境界杭があったが、その先の1561m峰には何もなかった。樹林の中で展望もない代わり、この稜線には巨木が多く、直径2m近いミズナラもあり、これら巨木たちからパワーをもらったような感覚だった。
1561m峰から地形図にしたがって小尾根を下ると狙い通り57号鉄塔に出た。ここからも尾根を下ろうと思っていたが、巡視路が谷に下っているのでこれを辿って行くと車沢に出た。
ただ、車沢に架かる橋が落ちていたので仕方なく濡れ覚悟で渡渉した。
川を渡るともうそこは林道だった。
林道をのんびり歩き、10時すぎに車に戻ることが出来た。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する