記録ID: 6451838
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍
大崩山 久手牧場から
2024年02月10日(土) [日帰り]
osamuin
その他5人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:50
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,169m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
天候 | 晴れ→曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(この日は午後から牧場ハイクの人が多く帰りは満車近かった) |
コース状況/ 危険箇所等 |
天候:晴れ 気温-9℃ 雪質:パウダー 駐車場から国道を渡り久手牧場入口からシール歩行。 今回は6名グループでスタートするが、すでに高速道路が出来ている。 おまけに歩き出しから青空が広がりパウダーであった。 林道を歩き標高1430mの分岐点を右にでて牧場の奥の山手に取り付く。 ここはイバラが混じっているので注意。 ここも高速道路があるのでそのままなぞって標高を稼いでいく。 歴代の先行者に感謝です。 さて、林道に再び乗り上げると標高1560m、ここで広い第三尾根に出てくる。 一休みして尾根伝いに登っていくと後方に白山だがピークは雲に覆われていた。 シンボルツリーを過ぎ牧場最上部から尾根らしくなる(標高1680m)。 前回はここから笹だらけだったが今回は雪に覆われトレースを登り上げる。 中盤は斜度が強いが杉林の中を作業道を進んでいく。 やや深めのパウダーがこんもり積もっていた。前日までの滑走跡も僅かであった。 標高1850mを超えると空が近くなり勾配が落ちてくるので脚が軽くなる。 森林を抜け短い坂を乗り上げると夫婦松の端である。 北に笠ヶ岳と穂高連峰の一端が望まれる。 昔の駐車場の広場を抜け森林地帯を抜けスカイラインをショートカット。 トレースが利用できるのでありがたい。そして、脇は新雪が積もっている。 展望のない深い森の中をハイクしていく。その間に乗鞍スカイラインのカーブに三回タッチする。道路に乗り上げるところが唯一の急登になるので注意。 一番上のスカイラインのカーブで標高2220m。 あれだけ青かった青空は隠れ高みから雲がかかり始める。 既存のトレースはさらに尾根筋についていたが、その上はギャップがあるとのこと。あまり宜しくないとのアドバイスがあり、独自のトレースで乗鞍スカイラインを東に進む。 突き当りのヘアピンカーブから大崩山方面に取り付く。 ここはいつも雪の吹き溜まりとなってミニモンスターが行く手を阻む。 今回もモンスターの間をすり抜けてラッセルしていく。 少し標高を上げるとモンスター区間は終わり木々の間隔が広がっていく。 次第にまばらになるが若手が新雪ラッセルでトレースを延ばしてくれた。 ダケカンバが目立ち始めると右手の尾根に登り上げ正規のトレースに合流。 標高2420mから一直線に高速道路で尾根を登っていくが霞がかかり雪が舞い始まる。 12時から曇の予報であったがやや早く崩れ始めていた。 山頂に着くと小雪が舞い、目の前の猫岳は半分霞んでいた。 風が弱いのが唯一の救いだ。窪みで昼食を取ってから滑走準備。 天気が良くないし寒いので長居は無用だ。 まずは北斜面へ。 P2365に向かってダケカンバの間のパウダー斜面を頂く。 斜度も適度で広い斜面を板に任せて落ちてゆく。スーパーファット万歳の世界。 P2365からスカイラインまでも快適で最後は吹き溜まりを突破して道路に出る。 そこから夫婦松まで林間滑走。新雪が続いて板が良く走るので疲れない。 なるべくずらさないようにして足に負担も掛けないようにすると長くそして楽に滑れる。 夫婦松手前で左手に滑ってしまいカニ足が入る。 適度な頻度での方向確認をしなければならないことを再確認。 夫婦松の下は木々の間を縫って斜度のあるパウダー斜面が続き、キツイ斜度を生かしてどこでもターンできる世界。あっという間にシンボルツリーに到着でした。 その下はややパックされたところもあったが脇にはたくさんのパウダーが残ってました。 久手牧場の中は遅めに出た人が上がってきていたので、人のいるところと狭いところは慎重に滑って、最後までパウダーを堪能して林道に出る。 後は消化試合の林道ボブスレーで終了。 |
その他周辺情報 | 道の駅 奥飛騨温泉郷上宝 https://www.hidatakayama.or.jp/watch/%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85%E5%A5%A5%E9%A3%9B%E9%A8%A8%E6%B8%A9%E6%B3%89%E9%83%B7%E4%B8%8A%E5%AE%9D/ |
写真
撮影機器:
感想
今回は、山岳会の5名と一緒に久手牧場から大崩山へ。
ここは今シーズン三回目。
一度目はスカイラインが除雪で敗退、二回目は第三尾根が笹地獄で夫婦松からスカイライン経由で下山というプロセスが続き、今回が三回目。
結果は、パウダーを堪能出来て良き一日となりました。
登りはトレースの高速道路利用でしたが、最後だけは溝を回避するために北側に回り込んでラッセルしてトレースに再合流。北斜面を観察出来てよかった。
丁度、山頂手前から天気が崩れ出して小雪がちらつき猫岳の上部は霞の中。
ただ下りはそんなに天候が悪化しそうになかったので助かりました。
頂上からの滑走は北斜面へ。全面新雪の好条件、疲れもなく林間地帯へ。
後は写真や動画を取るのも惜しんで一生懸命滑り込む。
雪は最後まで軽くて足の負担が少なかったが、ターンのしすぎでやや腰に違和感。
それでも楽しいひと時で、ご一緒いただいた皆さんに感謝です。
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